タイトルが仰々しいですが、本屋さんの店頭山積みだったので、読んでみました。
ハワイで子供の教育に携わっている著者による、各国の児童教育の例を出しながら、ボーダーレスのこの時代にどのように子供を導いていくのかという事を纏めています。
国を問わず、勉強ばかり詰め込んでも中々上手く行かず、また挫折に弱い傾向があるそうで。自分の頭で考えて、前向きに取り組む姿勢、失敗してもまた自力で立ち上がる事が出来るように導いてあげることが重要だというメッセージでした。
自分自身たくさんの失敗、挫折を重ねて今に至るので、僕もその基本原則には賛成。では自分はどのように導かれてきたのだろうか、と振り返ってみると...よく分かりません...。両親ともに既に亡くなっているのでその苦労話を聞くことも出来ず。
思えば、勉強しなさいと怒られたことは多数(というかほぼ毎日...それほど勉強嫌いだった)だけど、コツコツ積み重ねていくこと、継続すること等、親から特に教わったわけではなく。また僕のように本を多読する事も子供に学んで欲しいけど、これまた僕が親から教わったわけではなく。ただ活字の本及び歴史や科学に関する漫画だけは予算枠無しで買って貰えたというのはありました。
僕はどこから学んだんだろう...と本書は自分の学びの原点を考え直すきっかけになりました。