Amazon.co.jp:男前経営論―ピーチ・ジョンの成功哲学: 本
PJ、といっても男性には縁遠いので知らない人も多いかもしれないけど、女性用下着の通販でニッチトップのベンチャー企業。その社長の野口さんの本です。
WBSなどでは野口さん自身が自社の広告塔として「若手女性社長」ということで取り上げられたりしていますので、顔を見れば思い出す人もいるかもしれません。
大したことは書いてないんだろう、と本屋でパラパラめくってみたら、意外にまともなことが書いてあったので、買ってみました。本文中では起業して10年で170億円の売り上げ、顧客DBには230万人分ある、ということを強調しています。ではどうやってそれだけの結果を築けたか。それについて、人の使い方(扱い方含む)という点が、少し独特で、でも理にかなった方法だなと思いました。全ての企業に適用できる方法ではないけれども、少人数のベンチャーならでは、という感じではありますが。
ただ、野口さんの人や商品に対する目利きについては、「自信がある」の一言で終わってしまい、これでは読者にとって参考にならずタダの自慢で終わってしまっています。そこが残念。どうやって見極めるのか、というところを才能、という曖昧なモノではなく、もっと突き詰めて書いてあれば、もっと良い本になったと思います。
ということで、時間があるなら立ち読みで、目次で確認していくつかの章だけとばし読みで十分かと思います。
ずおとんぐ
PJは夫婦で起業したんですよね。で、数回同じ相手と離婚、結婚を繰り返して、今はきっぱり離婚して、でも同じお互いにPJの同じ会社の重役なんですよね。
で、元奥さん(野口さん)の方は、子供を育てながら、不思議な?シェア生活をしていて、しかもあゆと大の仲良しでしたよね(どこか違っていたら訂正してください。)。
最近、やたらマネーゲームみたいなものが、もてはやされていて、物つくりが軽視されているような気がします。やっぱり、PJのような物つくりが重視される社会の方がまともだと思います。
ま、でも金ころがしが一番楽に、短期間でもうかるのは自明の理だと思うけど。。。ジレンマだな。
こーじ
ずおとんぐさん
誰かと思いましたよ(笑)ええと、ご指摘の通り。この本によれば、元夫の現会長とは2回結婚、2回離婚とのこと。
元々夫婦で通販事業をやっているとき、元奥さんが女性下着専門の通販をやりたいとのことで、別会社としてスタートしたそうです。
あゆとの事も本に書いてありましたよ。それぐらい、野口さんにとって大事な友人なんでしょうね。