Amazon.co.jp:マネーロンダリング 幻冬舎文庫: 本
これは本当におすすめ!発刊が2001年ということで、法制度などが変わって文中のテクニックはそのまま使うと違法のおそれがありますが、とにかくリアリティあふれる小説です。
K'先生ならとっくに読んでいそうな本ですが(笑)、マネーロンダリングを軸に、香港と日本を舞台にした内容で、文量はあるけど一気に読めてしまいます。闇雲に違法行為を助長する内容ではなく、何がグレーゾーンで何が違法か明確にし、またそれにより日本の税制や法制に対する厳しい批判にもなっていて、非常に勉強になります。
なにより香港のシーンでの描写がまた細かくて嬉しいんだ、これが(笑)読んでて場所が浮かんできて、それがより一層「本物らしさ」を演出してます。金融や香港に興味がある人にオススメです。
K’
とっくに読んでおります(笑)当然香港で読みました(笑)
こーじに薦めようと思ってたんだよね。読んでもらってよかったです。
香港の描写はすごいよね。ただほとんど高級ホテルばかりで人と会うというのが日本人的視点かなと気になったけど、あとは概ね本当の香港をあらわしていると思います。
例の闇金の手口も実はこれが教科書なんじゃ中といわれてるくらいで。
(割引債と生命保険は僕もよく使ったなぁ・・あとゴールドの換金も)
正直ああ貴重なノウハウをとは思いました(笑)
この作者は「海外投資を楽しむ会」というところの常連でその中でのやり取りがヒントになったようですよ。
こーじ
K'さん
やっぱりね(笑)著者と本の事は前から知っていたんですが、文庫本になるのを待ってました。
予想以上に面白くて。金融をネタにした本は幸田真音の本でちょっと懲りてた(面白くなかった)ので、それもあって文庫化を待ってたんですよ。
「マネーロンダリング」の中でも著者名も本の名前も書いていないけど明らかに幸田真音の「日本国債」を駄作だと書いてました(笑)
割引債やゴールドの換金は本を読んで貰うとして、生命保険に関してはこんな紹介があります。
http://kowloon.livedoor.biz/archives/cat_428428.html
日々チェックしている、kz@銅鑼灣さんのblogですが、勉強になります。もうすぐ第6回目の募集するらしいですが、最低投資額が280万以上なのと、米ドル設定のみというのでちょい躊躇気味。まー、米ドルのまま持ってれば為替リスクは無いわけですが。
あと「海外投資を楽しむ会」は、第一作目の「ゴミ投資家」本から持ってますよ!なので会員でもあったりします。まだ海外投資は未経験なんですけどね。