2014年7月アーカイブ

昨年からインドネシアでも第4世代携帯電話(LTE)による通信サービスが始まりました。Lippoグループ系の「Bolt!」が今のところ唯一のLTEサービスです。筆者の周りでもユーザーが結構増えていたので興味はあったのですが、先日ショッピングモール内で売られているのを見て衝動買いしてしまいました(笑)。決め手は30日8GB無料&ポケットWiFiルーター付きで30万ルピア(約2500円)という驚きの低価格!無料期間経過後も30日2GBで2万5千ルピア(約200円)という低価格で回線を維持できます。

希望すれば、購入したその場でアクティベーションしてくれます(そのまま持ち帰って自分でウェブサイト経由でアクティベーションすることも可能)。名前、メールアドレス、生年月日、パスポート番号等をその場で伝えると店のお兄ちゃんがタブレットに打ち込んで数分で完了。帰りの車の中で早速使ってみると、筆者のスマートフォンからWiFi接続で通信ができました。

数日使ってみての感想は、LTEとは言ってもタイミングによって通信速度の差がかなり激しいということ。速い時はそれなりに早いのですが、遅い時は1Mbps程度がやっとという感じ。また特に建物の中などでは圏外になることが多いということ。これはLTEの使用周波数が高い(たぶん2.1G?)ことと、基地局の数がまだ足りていないことが原因ではないかと思います。またサービスエリアが都市部のみなので、郊外の工業団地では使えません。あと思ったよりバッテリの減りが激しいので、その点も注意かと。筆者は一番安い30万ルピアのモデル(Bolt! SLIM)を買いましたが、もう一つ上の40万のモデル(Bolt! MAX)はバッテリが大きいので、そっちの方が良かったかも。

というわけで本体価格&維持費が安いのは魅力ですが、今の筆者にとっては、普通の3.5G(Telkomsel Flash、等)の方が使い勝手が良いかなぁという印象。そうなると、このルータのSIMロックを外してTelkomselのSIMを入れて(爆)という発想になりますよね。そこで調べてみたところ、Bolt!で現在採用しているルータはHuawei E5372sというモデルで、バッテリが大きい方が40万ルピア(Bolt! MAX)、小さい方が30万ルピア(Bolt! SLIM)で販売されています。このモデルのSIMフリー化については各所に情報が出ているのですが、どうやらインドネシアのBolt!で採用されているモデルはファームウェアが特殊で、これまでと同じ方法では解除できないようです。筆者もこのあたりのページを参考に試みましたが、そもそもUnlock Codeを打ち込むページが現れません。

SIMロック解除のためのDC-UNLOCKERという有名なツールがありまして、そちらのフォーラムも覗いてみたのですが、やはりインドネシアのBolt!のモデルだけは特殊なようで、まだ解除には至っていないようです。ただ、Bolt!モデルのSIMロック解除版が流通しているという情報もあるので、何かしら方法はあるのだと思いますが。現在鋭意調査中とのことなので、しばらく待てば解除可能になるのかもしれません。またはBolt!の一つ前のモデル(ZTE MF90)についてはSIMロック解除ができるようなので、そちらの在庫を探して買いなおすか、ですね。どなたか前モデルをご使用中の方、筆者のルータと交換してくれませんかね?(笑)

月別 アーカイブ

OpenID対応しています OpenIDについて
Powered by Movable Type 7.7.1

このアーカイブについて

このページには、2014年7月に書かれた記事が新しい順に公開されています。

前のアーカイブは2014年6月です。

次のアーカイブは2014年8月です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。