2010年4月アーカイブ

経営再建中のJALが合理化の一環として国内の不採算路線からの撤退することが以前より報道されています。そしてついに国際線についても具体的な廃止路線が発表されました。NRT〜DPS便、KIX〜DPS便は両便とも10月1日で廃止となる模様です。予想された事態とはいえ、バリの日本人社会(とりわけ観光業界)に与える影響は大きく、昨日付のじゃかるた新聞も本件を一面で取り上げています。なおジャカルタ便が整理対象とならなかったのは、バリ便に比べてビジネス客が多く、客単価が高い(ビジネスクラスや、格安ではない航空券で利用する顧客が多い)からだと思われます。

一方で、今日のNNAによると、ガルーダが成田空港の増枠に伴って、9月からNRT〜CGK直行便を飛ばす計画とのことです。現在はNRT〜DPS〜CGKと、バリを経由して飛んでいるのですが、直行便が就航となると現在のJALのように別々に飛ばすことになるんでしょうね。現在ガルーダはジャンボを飛ばしていたような気がしますが、別々となると機材も少し小さいものに入れ替えるかもしれませんね。

ガルーダは日本ではイマイチ評判が良くないかもしれませんが、インドネシア国内では一応、最も安心できる、とされている航空会社です。しかもバリ便では機内で入国審査を終えることが出来ます。入国審査が混んでいると1時間以上かかることもありますから、このメリットは非常に大きいと思います。(ただ今年から入国審査の仕組みが変わって指紋の取得等を行うことになるようで、機内での入国審査がそのまま維持されるかどうかは微妙ですが・・・)

同じ記事の中では、今後、同じOneWorldのキャセイとのコードシェアや、ガルーダとの協力も考えていくというJALジャカルタ支店長のコメントがありました。キャセイとのコードシェアが一番分かり易いと思いますが、現在キャセイのHKG〜DPS便は一日一便で、しかも日本から同日乗り継ぎ出来ない時間帯(午前香港発〜午後バリ着、午後バリ発〜夜香港着)の運行なので、ここがネックですね。

昨年、無料宿泊2泊という特典に引かれて入会したアコー・アドバンテージ・プラスですが、今月で期限が切れるため、更新を促すメールが届いていました。その後セールスの電話もしつこくかかってきまして(笑)、だからというわけではないのですが、とりあえず更新することにしました。今年も昨年同様、170万ルピア(約1万7千円)で無料宿泊が2泊分付くというところがポイントになりました。

昨年は、無料宿泊を2泊とも日本で使いました。普通に予約すると1泊1万円では泊まれないので、これだけでも十分元は取った計算になります。あとは会員レートでのホテル予約を3〜4回利用しましたが、最近はかなり良いレートを提示してくれるウェブの代理店もありますので、それほど魅力には感じませんでした。ホテル内の食事が最大50%引きになるというのも魅力だったのですが、ホテルのレストランって元々値段が高めに設定されているので、それほど頻繁に行くわけでもなく、結局1回しか使わなかったかな。

というわけで損得勘定から言えば、無料宿泊を、なるべく宿泊費の高い国で使いきれるかどうかがポイントになるのですが、今年はシンガポールと香港に行く予定があるので、その際に無料宿泊を利用しようと思っています。どちらも宿泊費の高い国ですし、特にシンガポールはちょっとしたホテルに泊まるだけで1泊2万円とか平気でするので、少しはお得に泊まることが出来るかなと思います。

4月は異動の時期ということもあって、先月〜今月にかけて送別会が多かったですね。筆者の会社でも異動があったのですが、一番驚いたのは以前ジャカルタで世話になった先輩のフィンランド異動。うちのグループ会社がヘルシンキにあることは知っていましたが、まさかそこに行くことになるとは。仕事内容等々はともかく、これは先輩訪問を口実にして是非とも行かなくては!(爆)ってことで調べてみたら、インドネシアからは20時間近くかかるみたい。やはり東南アジアからヨーロッパは遠いですね・・・。日本からだと北極ぎりぎりを飛んで7時間位で行けるみたいですけどね。それに冬場に行くのはさすがに厳しいと思うので、季節が限られてしまいますね。

そしてほぼ同時に飛び込んできた筆者の友人(謎の高学歴男)のミシガン留学情報。日本とウェールズでマスター取って、今度はアメリカでドクター取ろうとしてるらしい。まぁそれ自体はどうでもいいんですが、友人訪問を口実にして是非ともいかなくては!(超爆)ってことで調べてみたら、インドネシアからだとフィンランド以上に時間がかかっちゃうんですねぇ。しかもこっちも冬場は相当寒いみたいで季節が限られると。ううむ、困ったもんです。まぁ彼の方は順調に行っても4〜5年は現地にいるみたいなので、まぁまたそのうちって感じだな。

他にも、こちらでお世話になってるお客さんがインドネシアから香港に横滑りするとか、日本で一緒に仕事していた後輩が寿退職した後、駐在員妻としてシンガポールに来る話とかもありまして。とりあえずは近場のアジア方面を中心に攻めたほうが良さそうだな。うむ。

今朝のNNA(News Net Asia)に「信用情報機関、来年上期にも設立へ」という記事が載っていました。ここ数年、インドネシアでもクレジットカードの発行が流行っている(という言い方もなんですが)のですが、おそらく与信は相当いい加減なんだろうなと筆者は感じていました。まぁ銀行の預金残高などを参考にしているのかもしれませんが。あるいはそもそも利用限度額を小さくすることで、リスクを抑えてきたのかもしれません。しかしこれだけカード発行枚数が増えてくると、多重債務の問題も絶対起こってくるでしょう。日本でさえ多重債務が問題になっているのですから、このお気楽なインドネシアで起こらないはずはありません!(断言)ていうか、既に起こってるんでしょうね。だから上記のような動きが出てきたんだと思います。

NNAの記事によると、現在中央銀行が運営する信用情報機関があるそうですが、おそらく何らかの理由で必要なデータが集まらないか、集まっても利用しにくくて利用価値が低いのでしょう。この国ではそもそも戸籍制度がいい加減で、1人で複数の身分証明書を持っていたり、名前のスペリングや誕生日が違っていたり、なんてこともありますので、もしかしたら信用情報うんぬんの前に個体識別方法(笑)を確立しないといけないかもしれませんね。「うちで金借りたければ網膜情報登録せい!」みたいな(爆)。まぁこれは極論ですが、クレジットヒストリの大切さが理解されるようになってほしいですね。

前回エントリの後、仕事が忙しくなってしまい結局まだ航空券を手配出来ていませんでした。そろそろやらなくては、ということでキャセイのサイト(途中でキャセイホリデージャパンに飛ばされますが)から、いろいろ調べてみました。その中で、ふと気づいたこと。実は4月15日の時点で以下のようなルーティングを試していました。

<往路>
CX533 NGO 10:15 HKG 13:25
CX777 HKG 09:20 CGK 13:05
<復路>
CX718 CGK 08:20 HKG 14:10
CX500 HKG 15:10 NRT 20:25

「名古屋発ジャカルタ行きだけど帰りは成田」という変な発券ですが、4月15日の時点ではこのルーティングで90日有効の制限付きエコノミークラス(H)が予約出来ました。念のためにハードコピーも取ってあったので間違いありません。ところが今日、同じ条件で予約を入れようとすると前回の1.5倍ほどの料金が表示され、予約クラスも制限付きエコノミークラス(B)と表示されます。安いクラスの席が埋まってしまうことは良くありますので、他の日程で調べても同じ。代わりに発着を同じ空港(名古屋発名古屋着、成田発成田着)にすれば、ちゃんと(H)の安い料金で予約が出来ました。

確かに、発着の空港が別になる発券って本来は出来ないんだろうと思いますが、こないだまで発券出来てたのが出来なくなっちゃったってのも??です。あれは何だったんだろう?実際のところはどうなんでしょうかね?

週末に香港の友人から突然電話がかかってきて驚いたのですが、結婚するというご報告でした。おめでたきこと。元々は筆者がイギリスにいたときに仲良くしていた香港人から彼女を紹介され、彼女が初めて日本に働きにきた時(もう8年くらい前!?)に付き合いが始まりました。筆者がジャカルタに異動する前までは日本でよく遊んでもらっていました。その後、彼女は転職して香港に帰っていたのですが、久々の連絡がおめでたい報告で何より。結婚式にまで招待していただいたのは本当に有り難いことです。

しかし今月末〜来月にかけてビザの更新やら家族の一時帰国やらでバタバタしてしまうので、ちょっと厳しいかなぁと思って、その時はごめんなさいと返事をしました。ところが後から冷静になって考えてみたら、いやいや、何とかなるんじゃないかなと(爆)、というより一時帰国とか全部絡めて上手く組み合わせれば、むしろ効率的な移動ルートがあるんじゃないかと(超爆)思い始めました。脳味噌が久しぶりに旅行代理店モードになりまして、色々調べ始めました。

とりあえず調べるのは格安航空会社ビバマカオ。香港ではなくマカオですが、CGK〜MFM往復で300ドル以下とかで売られています。以前利用したこともあったので今回も、と思ってウェブサイトに行くと・・・なんと先週4/6付けで経営破綻してました(超爆)。トップページの「Office Closure」という文字が空しいです。

というわけで、結局、素直にキャセイで香港ストップオーバーというのが無難なようですね。細かいフライトは明日調べようっと。

こちらでずっと入り続けているゴルフ保険が更新の時期です。これで7回目の更新=駐在7年目に突入ということでもあるのですが(超爆)。会社に損保会社の担当者の方が来てくれました。昨年まで担当してくれていた方が出産のために退職、帰国されてしまったので、今回はその後任の方とご挨拶を。

手続き自体はサインをしてお金を払うだけなので数分で終了。その後少々雑談したのですが、なんとその方、国立出身ということが判明しました。筆者もこちらに来る前に7年以上住んでいましたので、ローカルな話で盛り上がってしまいました。筆者が知ってるだけで既に3人、国立にゆかりのある人がいますので、筆者とこの方を入れて5人!国立市民会でも企画してみようかなぁなどと考えております。

ちなみに通っていた学校の話になったのですが、国立だと国立高校かなと思って聞いてみたところ「武蔵野線で東浦和まで通っていた」とのお答え。それって某女子校では?と聞いたら、やっぱり当りでした・・・(ほら、分かる人は分かるでしょー ^-^;)。

筆者は古くはEPSON98の時代から純正品より互換品贔屓の傾向が強いのですが、カメラのレンズに関しても同じで、現在使っているペンタックスK100D Superにもシグマのレンズを付けています。これは単なる互換品贔屓というだけではなく、以前書いたとおりズームリングの回転方向の問題などもあってシグマにたどり着いたのですが。互換レンズは一般的に純正品より安く、ユーザーに選択肢を与えてくれますよね。

現在手持ちのレンズ2本はいずれもシグマで、普段用が17-70mm F2.8-4.5 DC Macro、望遠を使いたいときは28-300mm F3.5-6.3 DG MACRO。我ながら丁度良い組み合わせだと思っています。本当はここに軽量のパンケーキレンズが1本欲しいところなんですけどね。

さてその普段用の17-70mmですが、OS(手振れ補正)とHSM(超音波モーター)を備えた新モデルが発表されていました本体内に手振れ補正を備えていないキャノンやニコンのユーザーにとっては朗報ではないでしょうか。ただ記事を読んでみると、細かく見ると逆にスペックダウンになっている部分もあるようです。

<良くなった>
・HSM(超音波モーター)を搭載してAF速度の向上と静粛性を実現
・望遠側のF値: F4.5→F4.0に改善

<悪くなった>
最短撮影距離: 20cm→22cm
最大撮影倍率: 1:2.3→1:2.7
重さ: 455g→535g

<どちらとも言えない>
絞り機構: 絞り羽根→円形絞りになった

個人的な感想を言えば、HSMは確かに使ってみたい!望遠側がF4.0になったのも良いんですが、実際の画にどれほど変化があるかは分からないですね。それよりも80gも重くなっちゃったところが個人的にはかなりのマイナス。OS機構を内蔵したから仕方ないんだと思いますが、ペンタックスやαのユーザーにはあまり関係ないですからね。455gでも結構重かったのに、更に2割ほど重くなるなんて個人的にはちょっと・・・って感じです。

ただ、キャノンあたりのユーザーには魅力的な選択肢かもしれませんね。ペンタックスやαのユーザーはOSは要りませんから、値崩れするのを待って前モデルを買う、ってのが一番お得かも(笑)

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