筆者の好きなNHKの番組の一つに「小さな旅」があります。毎回、いろんな街を採り上げて、その街の良さや、人々の暮らしぶりを伝える番組です。番組開始時に流れるテーマソングがまた良い旋律で、日本にいたときも良く見ていました(確か土曜か日曜の朝放送だったと思う)。田舎町や離島を採り上げることも多く、そういったある意味現実離れした映像を見るのが楽しみでした。
今回は秋葉原が番組の舞台でした。筆者も先日の一時帰国の際に訪れましたが、ヨドバシカメラに行こうとして迷子になりました(笑)。駅の中も変わってるし、駅から外に出ても「ここはどこ?」状態で。特に昭和通り口の方面ががらっと変わっていて驚きました。反対側の大通りの方面も結構店が入れ替わった感じで。ただ、その一本西側の通り(ドスパラとかあるところ)はあんまり変わっていなかったので、何となくほっとしたり。
さて「小さな旅」ですが、変わる場所と変わらない場所が同居する街、というような捉え方で番組が構成されていました。アナウンサーがメイド喫茶に入って、その中の様子を放映したりも。絵を見た限りでは、筆者の予想よりも普通の客っぽい人が多く入っていて(カップルとか、おばちゃんとかもいた)、なんか今度秋葉原に行ったときは試しに入ってみようかなとか(でもさすがに独りではキツイかも -_-;)思ってしまいました。その一方で、ラジオデパートの中のパーツ屋さんが紹介されていたり。そのお店に出入りする客が月に一度、秋葉原に集まって、手持ちの真空管を見せ合って、あれこれ談義している場面もあったり。
変わる場所と変わらない場所が同居する街、と書きましたが、硬派と軟派が同居する街、なのかなとも思いました。どっちが良いとか悪いとか、そういうことではなくてね。でも筆者にとっては、メイド喫茶のおねーちゃんと友達になるよりも、真空管見せ合ってたおじさん達と友達になる方が100倍簡単だろうな(超爆)と思ってしまいます。