2003年10月アーカイブ

翌土曜日の朝は、前日の飲みすぎにも関わらず、かなりすっきりと目覚めました。そのままバス乗り場に。午前中はオークランドまでバス移動です。

"Can I have 'salmon & avocado rolls' ?"

オークランドに着いたところで昼食を取ることに。「寿司が美味い」とのことだったので早速にチャレンジ。サラダ巻きとかサーモン、テリヤキといった感じで日本の寿司とは少々違いますが、1パック日本円で400〜500円程度で街のあちこちで売ってます。サーモンとアボカドの寿司が結構美味しくて気に入りました。これなら日本でも売れそうです。

午後半日をどう過ごそうかと考えた結果、フェリーで島に渡ることにしました。湾内のクルーズツアーも興味があったのですが、独りでクルーズするより、島に渡って自転車でも借りて走り回ったほうが楽しいかなと。

手近な島ということでワイヘケ島に行くことに。片道45分程かけて到着し早速自転車をレンタル。島には思ったよりも起伏があり、自転車では少々厳しかったのですが、それでも徒歩よりは機動力が増したので島の真ん中の丘の上あたりまで行ってみました。丘には別荘とおぼしき家が立ち並んでいました。海岸に下りるとヨットが停泊していてまさにリゾートの雰囲気。

実はこの日は天気が悪く、途中で雨も降り出してきたので、本当はもう少し走り回りたかったのですが途中で引き上げることにしました。翌日のフライトも朝9時と早かったので、無理せず早めに帰った方が良いかなと。一旦宿に引き上げてから、徒歩1分の中華料理屋で麻婆豆腐を食べました。書き残していたポストカードも書き終えて、シャワーを浴びて早々に就寝。翌日6時過ぎには空港行きのバスに乗らなくてはならないし。

というわけであっという間の7泊8日(うち機内1泊)でした。今回の旅行は全てニュージーランド航空でしたが、機内食も映画も結構満足でした。食事は全体的に美味しかったし、映画はチャーリーズエンジェルとジョニーイングリッシュが見れたので。ジョニーイングリッシュはコテコテすぎましたが(笑)嫌いじゃありませんね。

移動日となった木曜日は、早朝にもかかわらずLAMが空港まで車で送ってくれました。次回は是非日本での再会を、と挨拶して別れました。

"See you later, in Japan, all right?"

オークランドまでのフライトは3時間程ですが、時差が3時間もあるのでオークランド市内に着く頃にはもう夕方。この日は宿決めと、翌日以降の行動計画を立てることだけが目標です。実は筆者のニュージーランドについての基礎知識はほぼゼロに等しく、しかも豪快にもガイドブックすら持って無い状態。とりあえず空港でLonelyPlanetのガイドブックを立ち読みしてみることに。これは日本で言うところの「地球の歩き方」みたいな本です。

・オークランドは結構大きな都市
・市内には展望タワー以外にそれほど名物は無い
・寿司屋が多く、安くて美味いらしい
・湾内には島がいくつかあり、フェリーで渡れる
・近くに温泉、火山で有名な町がある

とりあえず得た知識はこの程度。宿はインフォメーションでもらった冊子に載っていたB&Bを何件か回って確保。宿に荷物を置いてから街をとりあえず歩き回ってみることに。雰囲気はバンクーバーに似ている感じ。確かに市内には見物するところはそんなに多くはなさそう。この町はあくまで拠点にして、郊外に移動するのが良さそうかなと考えつつ、鉄道の駅とコーチステーションにも足を運んで更なる情報収集。どうやらバスの方が路線などが発達している模様。LonelyPlanetに載っていたロトルアという温泉で有名な町にもバスが出ているとのことで、温泉好きの筆者としてはここに行くことにしました。片道約4時間かかるため、ロトルアにも1泊することにし、往復のチケットを予約しました。

翌金曜日は昼過ぎにロトルアに到着。長旅の疲れかバスの中ではほとんど寝ていて景色を楽しむ余裕もありませんでした。到着後、いつもの要領でとりあえず宿探し。ここでも比較的簡単に探すことが出来ました。それから地図を片手にとりあえず街の中を歩いてみます。湖のほとりにあるこぢんまりした街で、確かに温泉街独特の硫黄のにおいが少し漂っています。

だいたい位置関係を把握したところで、一番の目的である温泉へ。水着が必要だがレンタルもできることと、夜10時まで開いているということを確認。ここは夕方以降に来ることにして、それまでは湖のほとりを歩き回ることにしました。歩道が整備されていて案内通りに歩けば解説の付いた看板があり、様々な景色を堪能できます。鴨が雛と一緒に歩いていたり、海岸沿いの岩肌からはブクブクとお湯が湧き出ていたり、そのすぐ隣にはゴルフ場があってプレーを楽しむ人々がいたり。とにかく美しい。休憩がてらに日本の友達に宛てたポストカードを書いてみたり。

歩き回って少々ばてたので一旦宿に引き上げてしばし休憩。街で見つけたケバブ屋さんで軽く夕食を済ませ、その足で再び温泉へ。大きなプールが一つと、その周りに小さなお風呂がいくつかあり、小さな方は好みでお湯を足して温度調節が出来るようになってます。プールはぬるめで、みんな泳いだり、水中ウォーキングをしたりといった感じ。

"Really? I don't know much about rugby..."

プールの中で話かけてきた地元のおじさんが、日本がラグビーのワールドカップで善戦していると教えてくれました。実は全然知らなかったのですが・・・(苦笑)。今年のオールブラックスはどうなの、と聞き返したら"Very good! So far!"(強いよ、かなりね)と返ってきました。やはりここではラグビーが最も人気があるスポーツのようです。ちなみにマリンスポーツやサッカー、そしてクリケット(笑)も人気があるそうです。

プールはプールで楽しいのですが、やはりもっと熱いお湯に入りたいところ。小さいお風呂に移ったところオランダ人のおじさんと地元のおばさんが丁度お湯を足して温度調節をしている真っ最中。オランダ人のおじさんは日本に3年間住んだことがあるとのことで温泉も体験済み。

"We usually say, 42 degree is the best for onsen."

というわけで42度にしてたっぷり温まりました。泉質の成分表がないか探したのですが、日本のように掲示はされていないみたい。硫黄分が多い、少し白みがかかった色で、日本でもあまりお目にかかれない良いお湯でした。

大満足で宿に帰る途中、とりあえずビールのボトルを2本調達。日本の発泡酒と同じくらいの値段です。そういえばオーストラリアでもそうでしたが酒屋のことを「ボトルショップ」と呼ぶようで。必要度の高い単語はすぐ覚えられる、分かりやすいですね(爆)。のどが渇いていたこともあって部屋で早々に2本とも飲んでしまいました。偶然にも泊まった安宿の1階がパブで(笑)とりあえずそこに行ってみることに。カウンターのお兄さんに勧めてもらった地元のビールを1杯飲んで、それからジンを2杯ほど。どれも日本円1杯300円ほど。酒は安いみたいです。

"I don't smoke, but just few times a year. Lovely, thanks."

スヌーカーをしていたポリネシア出身のおじさんと少し会話を。タバコは滅多に吸わないのですが、すすめてもらったので吸ってみる。確か日本人女性は素敵だね、というような話で盛り上がった記憶はあるのですが、詳細は覚えてません・・・少し飲みすぎたようです(-_-;)。12時を過ぎたところで翌日朝のバス移動のこともあったので、おじさんとカウンターのお兄さんに挨拶して引き上げることに。

初の南半球旅行に出かけてきました。ニュージーランド経由オーストラリア行き。例によってUAのタダ券だったのでNZ(ニュージーランド航空)のオークランド経由便となりました。往路は成田夕方発の夜行、復路がオークランド朝発という組み合わせで、どちみちオークランドで1泊する必要があったので、ストップオーバーして3日程楽しむことにしました。最初の目的地であるシドニーには、筆者がイギリスに滞在していた頃の友人が住んでいるので、泊めてもらう手筈になっていました(^-^;)。

ちなみにNZは東京からデイリーで飛んでるのですが、東京〜クライストチャーチ〜オークランド〜東京という機体の回し方をしているようで、筆者の場合往路はクライストチャーチ経由でオークランドまで、ここで機体を乗り換えてシドニーまで、という少々面倒な経路になりました。まぁタダ券なので仕方ないですね。

"When did I see you last time? In Tokyo?"

シドニーに到着して空港で香港人の林(LAM)君と再会。3年程前に彼が日本に遊びに来て以来の再会となりました。彼はシドニー大学で薬学を専攻していて大学のそばにガールフレンドと一緒に住んでいました。平日は二人とも授業や仕事があるので、昼間は独りで出歩いて、夕方市内で待ち合わせして夕食をご一緒するという感じでした。オーストラリアならではの肉料理、中華、タイ、インド料理など、いろいろ食べましたがどれも美味かったです。

シドニー市内はタロンガ動物園を含めて一通り回ることが出来ました。オペラハウスは有名は有名だけど「まぁこんなもんかな」って感じでしょうか。特に印象深かったのは日帰りで訪れたブルーマウンテン国立公園での山歩き。

"Can I have 'vegie sandwich' and a bottle of water?"

駅前で買ったサンドイッチをかじりながら景色の雄大さに時間も疲労も忘れて歩き回りました。途中のベンチで横になって昼寝したりも。シドニー市内から電車で2時間、料金も往復十数ドルと日帰り旅行の場所としておすすめかと。

ある晩、軽く飲みに行こうということでLAMと2人で近くのパブ(ここではbarと呼ぶらしい)へ。共通の友人である某女性の話になったところLAMは彼女の元彼氏と古くからの親友だという。なぜ別れたのかは分からないけど、とのこと。

"Nobody knows. Even themselves don't know the exact reason, maybe..."

ま、どの国でも、どの文化においても、この手の出来事はなくならないものですね。お互いにこの3年間の出来事を一通り話したところで、彼の学友が店に到着。台湾系とベトナム系のオーストラリア人で、計4人でビリヤード(snooker)を楽しみながらシドニーの夜は更けていったのでした。

芸能ネタに非常に(異常なまでに)詳しい人っていますよね。誰と誰がつきあってるとか、誰と誰が別れたとか。個人的には芸能人どころか、自分の友達のことですら、あんまり気にしない性分なので、たとえばテレビや電車の吊り広告でそういうネタを見ても全然頭に入っていかないんですね。まぁそういうのに熱心な方々ってのは、先人の例から何かを学ぼうとされているのか、はたまた他人の動向を観察するのが単にお好きなのか。ま、どうでもいいんですけどね(笑)。

ただ、あまりにも知らなさすぎると会話についていけなくて困ってしまう、ということもあったりして。例えば、時々、特に酒なんか飲んだ時なんかに「好きな異性のタイプ」が会話のネタになることってありますよね。だいたいそういう時は、歌手とか、女優さんとかの名前を挙げたりするものなんだと思います。ところが、筆者の場合、あんまりテレビドラマとか見ないもんで芸能人ネタにすこぶる弱くて、周りで「**とか良いと思うけど」「なるほどねー」「そう?そんなに可愛いかなぁ?」なんて会話が交わされていても、その対象となっている**さんがどんな人が分からず会話についていけない、なんてことがしばしばあるのです(爆)。

それでも「芸能人で言うとどういうタイプが好き?」とか聞かれることもあるので、せめて何か言い出せるようにと一応ネタ(?)は用意しているのですが。最近一番のヒットは小野真弓。某消費者金融のCMに出てる人ですね。あと、さとう珠緒も結構好き。ちなみに筆者は競馬はしませんが(舟は好きですが)。

あと、実は中山美穂が結構好きだったりします。昔は全然好きじゃなかったんですけどね。何年か前からキリンビールのCMをやるようになって、あれ見てから変わりました。なんか、素敵な大人の女性って感じ。あとは、ちょっと渋目なところで吉本多香美も好き。

てな感じで。だからどうだと言われても困りますが(爆)。ついでに自分の身の回りではSさん、Mさん、そしてもちろんYさんも好みですね・・・ぶつぶつ(超爆)。

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