Pentax K100D Superを愛用している筆者ですが、先週末出かけた際に、どこかにぶつけたらしく、液晶モニタ部分にヒビが入ってしまいました。正確には液晶の上にかぶさっているプラスチック部分にヒビが入っただけで、写真撮影自体には影響無さそうなのですが、撮った写真を液晶モニタで確認する際、さすがに気になります。修理に出したいのですが、インドネシアでは難しそう。次回の一時帰国の時に持ち帰って修理を考えます。そういえばヨドバシのアフターサービスポイントが少し貯まってるので、これが修理代に使えれば嬉しいなとも思ったり。
そんなことを考えているうちに、ふと思い出しました。確かPentaxから新しいカメラが発表されるとかいう噂があったなぁと。調べてみると先月末にPentax K-7が発表されていました。価格帯としてはK10D、K20Dと同じくらいですが、随所に見直し点があるようです。こちらのレビュー(前編、後編)が大変参考になりました。
・ペンタプリズムで視野率100%、倍率0.92。
→視野率100%に対応したのは大きいです。それと引き替えに倍率が小さめになっているのは仕方ないですか。
・水準器搭載。
→これ!欲しかったんですよね。風景写真が好きな筆者としては、水平出しがかなり重要なのですが、ネガの時代は悲しい思いをしたこともあり・・・(^^;)。デジタルになって後から補正が出来るようにはなりましたが、やはりばっちり水平に撮りたいもの。100%視野率+水準器は鬼に金棒!
・1/8000秒高速シャッター対応。秒間5.2コマ撮影。
→これも是非試してみたいですね〜。
・ライブビュー対応
→ちょっと気になったのは、ライブビュー時はシャッター半押しではなく、シャッターとは別のボタン(AFボタン)でピント合わせを行うという点。シャッター半押しを使わせることって技術的にそんなに難しいんですかね?ライブビューの使い方として、一眼レフに慣れていない人に(通常のデジカメによるライブビュー撮影に慣れている人に)カメラを渡して撮ってもらう時に便利だろうなぁと思っていたのですが、この方式では余計にややこしくなってしまいますね。なおAFは位相差検出とコントラスト検出(+顔検出もあり)の両方に対応しているとのこと。
・AF高速化
→ペンタックスに乗り換えて一番(というか唯一)気になっているのはAFが遅いということ。K100D Superで安い望遠ズームなんか使うとフォーカスが迷いまくります(苦笑)。同価格帯のCanonやNikonのカメラは、もっとサクッとピントが合うのに・・・。K-7はLEDによる補助光を搭載し、更に測距センサーで光源の種類まで識別するとのこと(厳密には光の波長によってAFにズレが生じますからね)。どの程度改善されているのか気になるところです。
・K20Dより若干小型、若干軽量。
→130.5×96.5×72.5mm、バッテリ込みで750g。K20Dと比べて幅が1センチ狭く、重さが50g軽くなってます。ちなみにK100D Superが130.5×96.5×72.5mm、単三電池×4本込みで665g。K-7はペンタプリズムなので重さは仕方ないとして、サイズ的にはかなり近いですね。
というわけで、買っちゃいそうな勢いなのですが、そうは言っても値段が高いし、現状K100D Superで何ら不満は感じないわけで・・・。ただK100D Superの軽快さと、筆者が最も気に入っているレンズであるシグマの17-70mm F2.8-4.5との組み合わせは若干不釣り合いだった感も否めません。K-7でこのレンズを使って風景写真を撮ってみたい!という欲求はかなり大きいですねぇ。幸か不幸か、予約殺到でしばらく手に入りにくい状態が続きそうですので、しばらく様子を見ることにします。特にAFがどの程度改善されているかは是非とも確認したいです。
まぁ仮に将来K-7に手を出したとしても、K100D Superは手放しませんけどね。単三電池で動く安心感と、ボディーの軽さはすごいと思うので、安いズームレンズか単焦点のパンケーキレンズでも付けて、気軽に使っていきたいと思います。