2005年12月アーカイブ

こーじからカラオケバトンを頂きました。というわけで書いてみますよと。ちょうど先日、最近の筆者のカラオケ事情について書きましたので、こちらもご参照いただいた上で、以下をお読みになると更に分かりやすいかと。

Q1.どれぐらいの頻度で行きますか?

ファミリーカラオケは月1回程度。カラオケは数ヶ月に1度程度。

Q2.十八番は何ですか?(幾らでも)

男性の曲「さらばシベリア鉄道」(女性の曲でもありますけど)
女性の曲「中央フリーウェイ」
男性グループの曲「金曜日のライオン」
女性グループの曲「世界で一番暑い夏」

Q3.今配信されてなくて、入れて欲しい曲は?

因幡晃「めざめる思い」を歌いたいです。

Q4.ひとが歌った曲で、「すげー」と思ったり感動した曲があれば教えて下さい。

3月にジョグジャカルタに行った時、ホテル1階の飲み屋で歌っていたバンドに、インドネシア人のおじさんが飛び入りして「マイウェイ」を歌ったのですが、それがすごく上手かった。あれ、それはカラオケじゃないか。

Q5.「やべ、失敗した」と思った瞬間は?

これくらいは知ってるだろうと思って入れた曲を、誰も知らなかった時。特に懐メロ系で多い。でも、もうそういう反応にも慣れましたが。

Q6.「うお、自分すげえ!」と思った瞬間は?

「あずさ2号」をハモって歌った時。一応合唱団出身なので・・・、別に難しくはないけど。今度は「待つわ」に挑戦しようかな(爆)。

Q7.これ、入れるってあり得なくない?と思った曲は?

外国語のマイナーソングはつらいですね。あとは「親父の一番長い日」「風に立つライオン」「償い」とか、長すぎ、暗すぎ。実際に歌う勇気のある人は滅多にいませんけど。

Q8.これ、協力してもらうと歌いやすい、って曲は?

「勝手にシンドバッド」は「今何時?」が無いと寂しい。「チャンピオン」も「You're the king of kings」「あー」「ライラライラライラライラライ」が無いと寂しいですねぇ。

Q9.「聴かせたい!」と思う時のあなたのキラーソングは?

「壊れかけのRadio」かな。「瞳をとじて」も歌いこなしたいな。前奏を聴きながらこっそりキーを下げるけど・・・。カラオケの機種によってキーが違うから、前奏を聴きながらじゃないと調整できないんだよなー。

Q10.まともに歌えたことがなくて、でもいつかは完璧に歌ってみたい曲は?

小椋佳「あほうどり」。そもそもカラオケに入ってませんが・・・。

Q11.あなたは、最愛で憧れのあのひとと一緒にボックスに来ました。あのひとに向かいのソファで「俺(私)のために1曲歌ってよ〜」と言われました。さあ何を歌ってやる?

「うーん、じゃあ一緒に歌ってよ」と言って「ロンリーチャップリン」ですかね。あれ、オヤジくさい!?(超爆)

Q12.このバトンを3人の方へどうぞ。

バトンって、なんかチェーンチックな雰囲気(^^;)があるので、個人的には誰にも回さないことにしてます。もし答えたいという方がいれば勝手にどうぞ〜。

筆者の個人的な好み、および現在の電波受信状況から、テレビの話題としてはNHKの話しか出来ないのですが、こないだ日本に一時帰国した際にテレビ東京の深夜放送「ヘビメタさん」を録画したビデオテープを友人からもらってきました。この番組は9月末で終わってしまったのですが、存続希望者も結構いるようで

この番組、何がスゴイかというと、元メガデスのギタリスト、マーティ・フリードマンが出演していると言うこと。さらにマーティ、日本語ペラペラ(笑)。なんでも日本に住んでいるんだとのこと。これはすごく意外でした。

2本のビデオテープに2ヶ月分位が詰め込まれていたのですが、マーティがツアーに出かけて留守にしている回が2回ありました。その回のピンチヒッターとして登場していたのが、よっちゃんこと野村義男。結果的に、たのきんトリオで一番息が長かった野村よっちゃんですが、ギターテクニックはなかなかのものです。ちょっと前はエンリケと一緒に浜崎あゆみのバックをやっていましたね。

さてその番組中で、ヘビメタに関するよっちゃんの蘊蓄(うんちく)が聞けました。いろいろあったのですが、最も興味深かったのは筆者も好きなディープ・パープルに関するこんな蘊蓄でした。

「リッチー・ブラックモアはジャズマニアで、Burnの最初の部分はTal FarlowのFascinating Rhythmという曲(アルバム?)の旋律を使っている」

番組中で原曲となったジャズも流されていたのですが、確かに似てます。というか、そのままです(爆)。筆者は最近のギタリストではイングウェイが好きなのですが、彼のクラシカルな旋律と巧みなテクニックが、どこかリッチーに繋がるような気がしていました。リッチーもやはり、過去の名曲の影響を受けていたのですね。

ちなみにこの「ヘビメタさん」という番組、制作会社はハウフルス。「タモリ倶楽部」「タモリの音楽は世界だ」の流れをくむ音楽バラエティー番組ということですね。

「その時歴史が動いた」という番組があります。これは毎回、ある史実をテーマとして、それに解説を加える形で進んでいく番組です。今回のテーマは年末らしく赤穂浪士。赤穂四十七士として語り継がれる義勇伝であり、また悲劇でもあります。

浅野内匠頭の刃傷沙汰に端を発する一連の物語ですが、今回の番組では、その四十七士だけではなく、決起に加わらなかった人々にも焦点を当てて、解説がされていました。当時の赤穂藩には、家老の大石内蔵助以下、三百名余りの武士がいたそうです。つまり二百五十名余りの武士(つまり大多数)は決起には加わらなかったわけです。背景としては、やはり経済的な問題が大きかったようです。可能かどうか分からない御家再興のために尽くすよりも、早く自分(家族、使用人)の食い口を探さなくてはならない。こういった現実問題があったのです。

二百五十名余りの中には、他藩に仕えることになった者や、刀を鍬に持ち替えて、農民として再出発した者もいたようです。番組の最後に、その農民となった浪士の子孫の方が登場して、お墓参りをしながら「先祖は子孫を残したことで、成果を成し遂げた」といった内容のことを話されていました。確かに討ち入った浪士達は切腹を命ぜられたわけですから、その言葉にも納得できるところがあります。

筆者はこの番組の切り口、大変面白いなぁと思いました。何でもそうですが、物事には二面性があるものです。悪役とされる吉良上野介も、地元では名主として通っていたようですし、物語として「忠臣蔵」が面白いというのは事実でしょうが、史実としては、さぁどうだったのか、というのはまた別の尺度が必要でしょう。

忘年会の季節です。日本では飲酒、そしてカラオケの頻度も上がるのではないでしょうか。もしかして最近はカラオケなんて、あまり行かないのかな?インドネシア(他のアジア諸国でもそうかも?)では「カラオケ」というと、おねーちゃんが横についてくれる店を指すので、日本で言う普通のカラオケボックスのような業態の店は「ファミリーカラオケ」と呼んで区別します。この区別を間違えると時に大変なことになります(爆)。

さて、筆者は歌を歌うのは好きですが、「カラオケ」は好きではなく(横におねーちゃんにつかれると落ち着かない -_-;)、最近では「ファミリーカラオケ」に行く機会が増えました。ちなみに同年代と行くのではなく、40代の人と一緒に行くとレパートリーが似通っていて大変楽しいということも判明(爆)。最近ではカラオケ仲間に小椋佳のCDやDVDを貸して感謝される一方で、「なんであんたこんな曲知ってるの?」という疑問も頂戴したりしております。先日は田山雅允「春うらら」を歌ったところ大うけでした。

このカラオケ仲間は、あえて渋めの曲から選曲するという特徴がありまして、それがまた楽しい。例えば因幡晃なら「別涙(わかれ)」「めざめる思い」「忍冬(すいかずら)」を歌っても「わかってください」を決して歌わなかったり、小椋佳の「めまい」「揺れるまなざし」を歌っても「シクラメンのかほり」は誰も歌わない、というような感じです。

そんな仲間とのカラオケが来週に迫り、さてまたネタを仕入れておかなくては、とウェブをあさっていたところ、「いつでも青春音楽館」というサイトを見つけました。ここにはmidiで各種名曲がアップされており、しかもJASRACの許可も得ているという優れものページです。ざっと見たところ、筆者が知らない曲が3〜4割はありましたので(逆に言うと6〜7割は知ってる ^^;)いろいろ聞かせていただきました。「さらばシベリア鉄道」のメロディーは3連符が素敵な大瀧詠一バージョン。「シクラメンのかほり」は布施明バージョンですが、解説文中に「小椋佳バージョンとメロディラインが違う」という一文が入っているところに、作者の方の気合いを感じます。

この中から次回のファミリーカラオケ対策として、伊藤敏博「サヨナラ模様」と、清水健太郎「失恋レストラン」をピックアップして練習中。伊藤敏博さんはヤマハポプコンでしたね。国鉄職員だったのは有名すぎる話ですが、清水健太郎さんの覚醒剤も有名な話になってしまってますね(超爆)。

筆者は時々、ウイークエンド・ジャパノロジーを見ています。これはNHK国際放送で放映されている番組で(最近は日本でも放送されているらしい?)、その名の通りジャパノロジー(日本学とでも言うのかな)という観点から、様々な話題を取り上げています。司会のピーター・バラカンさんと、ゲストの方が、その日のトピックについて掛け合いをしながら番組が進行していきます。

日本語を流暢に話すピーターさんですが、1951年ロンドン生まれのイギリス人とのこと。 ロンドン大学日本語学科を 卒業後、来日し、日本で長く音楽関係の仕事に携わっていたようで、そういったところから日本文化、特に日本音楽への造詣が深いようです。音楽を扱った著書もあるとのこと。

さて先日たまたま番組を見たところ、トピックは温泉、ゲストはダニエル・カールさんでした。ダニエルさんと言えば日本語(東北弁)を流暢に使いこなす姿が印象的なのですが、このウィークエンド・ジャパノロジーは、海外向け放送の番組なので、すべて英語で制作されています。つまり、ピーターさんもダニエルさんも番組中では英語で日本の温泉について熱く語り合っているわけです。

筆者を含めて、日本で生活している(していた)人は、通常このお二人が日本語をしゃべっている姿を普通に見ているわけで、日本語をしゃべる外国人として認識しているわけです。その二人が流暢な英語(当たり前 ^^;)を話している違和感は結構すごいものがあります。筆者は時々番組を見ているのでピーター・バラカンさんが英語をしゃべるのは見慣れているのですが、ダニエル・カールさんが普通の英語を話している姿は、ホントに衝撃的でした(爆)。日本でも放送があると思いますので、是非チェックしてみてください。

先日mixiを覗いていたら、コミュニティの名称で「狸穴(まみあな)」という地名を見かけました。これは東京の地名なのですが、何故筆者がこの文字に反応したかといいますと・・・、読み方が難しい地名だから覚えていた、という理由もありますが、名曲「別れても好きな人」の歌詞の中に出てくるからなのです。

この曲をよくご存じの方であれば、もしかすると「狸穴なんて地名は出てこないよ!」と感じられるかも知れません。確かにその通り、「別れても好きな人」は1979年にロス・インディオス&シルヴィアが歌って大ヒットしましたが、この時には原詩が書き換えられていたため、歌詞からは消えていました。この曲は佐々木勉氏の作詞作曲ですが、原詩は以下の通りです。

(一部略)
> 傘もささずに青山(原宿に変更)
(一部略)
> 歩きたいのよ狸穴(高輪に変更)
(以下略)

パ−プル・シャドウズというGSバンドが原詩の方で1969年に歌っていますが、ヒットしなかったようです。さらに作詞作曲の佐々木勉氏本人が歌っているバージョンもあるとのことですが、筆者はその音源は聞いたことがありません・・・。パ−プル・シャドウズの音源は聞いたことがあるのですが、ロス・インディオス&シルヴィアが後に歌ったねちっこいアレンジに比べて、大変あっさりしたアレンジといった印象でした。決して悪くないとは思うんですが。

この歌詞が書き換えられた理由ですが、「青山」「狸穴」よりも「原宿」「高輪」の方がオシャレだったから、というような比較的単純な理由だったようです。それに狸穴という地名は読みにくいですしねぇ(苦笑)。歌謡曲というのは、そういう演出も大事だとは思いますが、よーく考えてみると、渋谷〜原宿〜赤坂という道のりは、渋谷〜青山〜赤坂に比べて若干回り道のような気がします(笑)。さらに赤坂〜高輪〜乃木坂という道のりは、赤坂〜狸穴〜乃木坂に比べて相当南回りで遠回りですよね(爆)。狸穴なら東京タワーはすぐ近くですから、やっぱり原詩の方が地理には厳密であるような気がしています。

今度カラオケに行く機会があったら、原詩で歌ってみようかな♪

月別 アーカイブ

OpenID対応しています OpenIDについて
Powered by Movable Type 7.7.1

このアーカイブについて

このページには、2005年12月に書かれた記事が新しい順に公開されています。

前のアーカイブは2005年11月です。

次のアーカイブは2006年1月です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。