2011年12月アーカイブ

先日自宅パソコンを立ち上げたところ、起動時に見慣れない警告が出ていることに気付きました。どうやらオンボードRAIDのエラーのようで、Criticalという表示が点滅していますので、HDDが片方死んでしまったのかもしれません。普段はスイッチ入れたまま立ち上がるまで放置しているので、結構前からこの警告に気づいていなかった可能性が・・・、危ない、危ない・・・。

筆者はECS A780GM-Aという巷では少々癖があるとも言われているマザーを使用していますが今のところ大きなトラブルはありません。ちなみにこのマザーには初期版のVer.1.0と後記版のVer.1.1があり、筆者のはVer.1.1の方なのでトラブルが少ないのかもしれません。チップセットはAMD 780G+SB700という構成で、このサウスブリッジでオンボードRAIDが提供されており、筆者はRAID1(250GB×2)で使用しています。ちなみに筆者は大学生の時に初めて買ったPCがEPSON98という互換品大好き!の人間なので、CPUも基本的にはAMDを好んで使用しています(Socket7の時代はCyrixも使ってた)。上記PCのCPUもPhenom II X4を使用してます。

そんなことはどうでもいいのですが、このまま使い続けるのは恐ろしすぎるので、とりあえずHDDを取り出してチェックしてみることに。他のPCに取り付けてみると、問題なく認識されますし、特にエラーもない模様。HDDには問題ないと判断、RAIDの再構築をすればよさそうかな、ということに。そこで久々にRAID BIOSからいろいろやってみるも再構築(Rebuild)するための機能が見つかりません。ウェブで調べてみると同様の現象の方がおられまして、丁寧に解説されていました。ありがたいことです。どうやらRAID BIOSからは再構築はできず、AMDから提供されている「RAIDXpert」というソフトを入れて、Windows上から再構築するとのこと


AMDのウェブサイトから、サポート&ドライバというページに飛ぶと、右の「ドライバのダウンロード」から目的に応じて選択できるようになっています。マザーボード・チップセット→AMD 7-Series Chipsets→All 7-Series Chipsets→あとは希望のOSを選べばOK。筆者の環境(Windows7 64bit)で検索すると、2011/12/13更新のSB8xx RAID Driver for Windows 7 Ver.11.12 が最新っぽいです。これをインストールすると、カタリストが云々と、まるでグラフィックドライバのような案内が出るので「あれ?間違えてグラフィックのドライバを落としちゃったかな??」などと思いますが、無視してそのままインストールすればOKです。

スタートメニューからRAIDXpertを起動すると、ブラウザが起動しました。ウェブのインターフェイスなんですね。左側のメニューから「物理ドライブの表示」を選ぶと、1台(Seagate)がRAIDに割り当て済みで、もう1台(WD)がSingle Diskとして表示されています。これが今回再構築対象となるHDDですね。続いて「論理ドライブの表示」から再構築を選んで、対象のHDDを指定してやると再構築が始まりました。250GBのHDDですが約2時間で再構築完了しました。めでたし、めでたし。
昨日、サポートまで巻き込んで大騒ぎしたファイナルデータの件ですが、ユーザー登録後、Ver.8.0のダウンロード先とシリアル番号を教えてもらうことが出来ました。パッケージソフトでここまで対応してくれるとは好感が持てますね。あるいは同様の申し出(8.0では動いたのに、9.0になったら動かない)が結構多かったりして・・・。真相は分かりませんが、それはさておき早速ダウンロードして、CDRに焼いて、試用版の時と同様にやってみることに。予想通り無事起動し、クラスタスキャンも無事終了、救出したいフォルダやファイルが表示されています!

目的のファイルを右クリックして「復元」をクリック。次に保存先を指定するのですが、このパスの指定がLinux風なので、Windowsとはちょっと違います。Linuxを触ったことが無い方は戸惑うかもしれないので、事前にマニュアルをちゃんと読む、またはプリントアウトしておいた方が良いかも。筆者はUSB接続のHDDに保存しましたが、ネットワーク上のWindows共有フォルダに保存することも出来ます。ドキドキしながら保存先を指定しましたが、あっさり保存できました。メールのデータも、写真も、ドライバも、とりあえず必要そうなデータは全てバックアップ完了。めでたし、めでたし。

今回の場合、最新版(Ver.9.0、OSはWindowsPE)ではCDブート出来なかったものの、一つ古いバージョン(Ver.8.0、OSはKNOPPIX)ではCDブート出来て、データも救出も出来ました。おそらく今回の逆のケース(Ver.9.0でのみ救出可能)だってあると思うので一概には言えませんが、特にCDブートさせる場合は両バージョンで試してみる価値がある、と言えるかもしれません。だからといって、いきなり「こんな事例があるから旧バージョンよこせ!」とサポートに怒鳴り込むようなことはやめましょう(笑)。公開されている試用版を使って確信を得てから相談すれば、ちゃんと対応してもらえるはずですから。

それにしても、わざわざ起動OSをKNOPPIXからWindowsPEに変えたのは何故なんでしょう?おそらく操作性とか、画面の見栄えとか、ドライバの対応とか、その辺の事情なんでしょうね。前述したLinux風のパス指定なんてのも、ちょっとしたことですが、Windowsしか触ったことのないユーザーは戸惑うかもしれませんね(いきなり /mnt とか言われても分からんわな ^^;)。

そういえば、CDブート対応の試用版は最新のVer.9.0は提供されておらず、Ver.8.0しかありませんでしたが、これは何故?どうせなら最新版を提供した方が良いと思うのですが。もしかしてVer.8.0の方が互換性が高いのでしょうか?それとも起動用OS(WindowsPE)のライセンスの問題でもあるのでしょうか?まぁ目的のファイルは無事復元できたので、そんなことはどうでもいいんでしょうが、筆者としてはちょっと気になるところではあります。

お客さんからノートPC(VAIO PCG-GRT55F/B)を預かりました。突然起動しなくなったとのこと。PC自体は古いものなので最悪復活しなくても良いが、中にあるメールや写真のデータだけは取り出したい、とのこと。まぁ、よくあるケースです。とりあえず起動させてみると、WindowsXPの起動の画面までは進むのですが、一瞬ブルーバックが出て再起動がかかってしまいます。

HDDは生きている様子なので、取り出して他のPCに取り付けてみたのですが、ドライブとして認識してくれません。しかもカタカタと怪しげな音を出しており、このまま作業を続けるのはちょっと怖い感じです。もしかして状況を悪化させてしまったかも・・・と思い、HDDを恐る恐る元のVAIOに戻してみると、前回同様WindowsXPの起動のところまでは一応進みます。何だかよくわかりませんが、VAIOに接続されている状態の方がHDDが安定して動いている?みたいです。であれば、HDDはこのままにしておいて、CDROMブートできるタイプのファイル救出ソフトを使えば何とかなるかも、と思い立ちました。

調べてみると、この手のソフトではファイナルデータが一番有名っぽい。英語版もあってインドネシアでも使われていると聞いたことがあります。とりあえず試用版を使ってみて可能性を探ることに。もし行けそうなら今後のために購入しても良いかなと。最新版はVer.9.0ですが、CDブート対応の試用版はなぜかVer.8.0しか提供されていません。とりあえずこの「ファイナルデータ8.0 無料体験 CDブート版」のisoイメージをダウンロードして、CDRに焼いて、起動させてみました。Linux(DebianベースのKNOPPIX)を使用しているようですが、軽快に立ち上がり、ディレクトリ、ファイルのスキャンも完了。なんと完璧に全部読めているではありませんか!もちろんディレクトリ構造やファイル名が読めたからと言って、ファイル本体が復旧できるとは限りませんが、希望は持てそうです。

というわけで早速ダウンロードで即購入。ちなみに前述のメーカーのウェブサイトからの直販の方が安く買えますが、楽天ダウンロードでもポイント合計15倍付けだったので、結局あんまり変わらないか(ただしポイントの一部は期間限定ポイントなので注意)。筆者の場合、ちょうど楽天ポイントがたんまりあったので、消化するには好都合でした。

先ほどの試用版と同様、ダウンロードして、CDRに焼いて、起動させてみると・・・、起動しない。どういうこと!?よく見てみると最新版のVer.9.0はCDブートにWindowsPEを使用しているようです。CDからブートして、WindowsPEが読み込まれるところまでは行くのですが、その後真っ暗のまま。どうもここで引っかかってるみたいです。もう一度先ほどの旧バージョン(Ver.8.0)の試用版をCDに入れてみると・・・、はい、KNOPPIXがしっかり立ち上がりますと。

既に製品版を購入しているのでサポートセンターに連絡してみるか、ってことで連絡先を調べてみると、ウェブ経由でチャット形式でサポートが受けられるようです。ウェブサイト上のボタンをクリックしてみると、すぐにオペレーターにつながりました。すごい。上記内容を伝えたところ「環境によって起動に時間がかかる場合もあるので、もうしばらく待ってみてください」とのこと。一旦チャットを切り、30分ほど試すも状況はやっぱり一緒。再度オペレーターにつないで状況説明すると、旧バージョン(Ver.8.0)をダウンロード提供できるように取り計らってくれるとのこと。良かった!

というわけで現在、サポートからの再連絡を待っている状態です。旧バージョンを使ってうまくファイルを取り出せれば最高なのですが・・・。それにしても今回のサポートの対応は良かったと思います。チャットもすぐにつながって、しかもこちらの希望(ダウングレード)も最終的に受け入れてもらえました。今回は客(筆者)がある程度ITを分かる人間だったから話もスムーズだったのかも。これで客が素人だったらまた大変だろうなぁとも思います・・・。サポートの方、お疲れ様です&ありがとうございました。

筆者は競馬はやらないのですが、先日たまたま目にした年末レース関連の記事で、池江泰寿さんの名前を見かけました。筆者が1996年にイギリス・ケンブリッジに居た際、何度か一緒に遊んでもらった記憶があります。筆者が当時通っていた語学学校のクラスメートで、千葉の牧場の娘さんがいまして、彼女から池江さんを紹介してもらったように記憶しています。Elyの大聖堂を見に行ったり、パブでお酒飲んだり、その節は大変お世話になりました・・・。

「池江」って珍しい苗字ですし、英語表記だと「IKEE」となって、なんか「アイキー?」みたいなので(失礼)、それもまた特徴的でとてもよく覚えていました。ちょっと調べてみたら、ウィキペディアにも写真付きでエントリがありまして業界では大変有名な方だったんですね(重ねて失礼)。

当時筆者は20歳で、大学3年生の1年間を休学して現地に入っていました。日本での学生生活に比べると物価も高く、バイトも出来ないので、金銭的には厳しめの生活でした。20歳前後の学生留学組は概ねそんな感じでしたが、池江さんのような社会人留学組はそうでもなく、週末にレンタカーを借りて近郊に出かけるとか、そういうことも可能だったんですね。そこで金のない我々は、社会人留学組のレンタカーに一緒に乗せてもらったりしまして(笑)。ありがたいことです、ほんとに。

話は変わりますが、公営ギャンブルでは競艇が一番分かりやすいと思うんですけどね。そもそも6艇しかないから組み合わせも少ないし、事前知識無しにレース場に行っても素人でもそれなりに楽しめるというか。逆に一番奥が深いのは競輪だろうな、これは敷居がちょっと高い感じがする。そもそも競艇が6艇でも当たらないんだから、12台とか、16頭とか、一度に走って当たるはずがないだろうと筆者は思うわけで(爆)。

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