2002年1月アーカイブ

筆者はあまり衝動買いはしないタイプ。逆に「これを買おう」と心に決めて買い物に出かけても、結局決心がつかずに買いそびれることすらある(笑)。そんな筆者ですが、先日近くのパソコンショップの閉店セールで、名刺整理ソフトを1万円ちょっとで衝動買いしてしまいました。まぁ前から少し興味はあったんですけどね。

このパッケージ、メディアドライブというメーカーの製品。OCRソフトの世界では名の知れた会社で、WinReaderProという製品が有名です。まぁそれはいいとして、USB接続の小型スキャナとOCRソフト、それに画像イメージを合わせて管理できるDBソフトが付いて1万円ちょい。まぁ良いかな。

もともとは仕事の名刺整理に使えるかなぁと思って買ったのですが、ひとまず自分のプライベートの名刺を実験的にスキャンさせてみようかなと思い、せこせこ始めてみました。対象が名刺ということでどうしても文字が小さくなってしまうので、OCRの認識率が通常よりもちょっと悪かったかな。でもまぁ一から打つよりは楽だし、名刺のイメージも合わせて管理できるから良いかな。これがイメージごとパームに移行できれば楽だろうなぁ。

で、思ったこと。名刺多すぎ(笑)。この機会に、ってことで整理してみたんですが、200枚以上出てきて・・・。全部重ねてみたら5センチくらいになってた。確かにほとんど連絡取ってない人もいたんだけど、少なくとも半分くらいの人には今でも連絡できるなぁとか思いながら。友達は大切にしなきゃな、と改めて思った瞬間でした。

ちなみにこれは社会人になってから名刺交換した人だけに限った話。学生時代に交換した名刺はスキャンせずに名刺ブックに入れっぱなし。こっちがまた同じ数くらいあるんだな。半分くらいはかぶってるけど・・・。つまり学生時代に知り合って、今でも付き合いが続いている人が結構な数いるんだなぁと。

時々、いや、しばしば「友達が多いね」と言われます。しかし筆者自身にとってみれば、昔から無線、合唱、サークル、パソ通、インターネットなどなどを通じて、恒常的にこの程度の人間関係が回りにあったわけです。筆者にとっては至極普通の環境なのです。だから「友達が多い」と言われても「別に特別多くはないよなぁ」と思う程度の認識しかなかったりします。

ただ矛盾するようですが「友達が多い」と言われることは、同時に大変嬉しいことでもあります。「友達が多い」と言われることによって得意気になっている、というわけでは決してありません。「友達が多い」と言われることは、筆者自身の周りを取り囲んでくれている多くの人間の存在を、第三者が認めてくれていることに他ならないからです。筆者に対して発せられた「友達が多いね」という言葉は、その話し手が期待しているであろう響き方とは違う響き方で、筆者の心に伝わっています。

先程から先週土曜日に撮ったデジカメの写真&動画を整理しておりました。6年来の友人(旦那も奥さんも、両方知ってる人)が結婚することになりまして、結婚式の2次会というか、披露パーティーだったわけですね。

良く見る顔もいれば、数年ぶりに会う人もいたり。それはそれで良いのですが、まぁこのご夫妻のお熱いこと。知り合ったのは6年も前のことですが、付き合うようになってからは1年半程度だって。ふーん。勉強になります(謎 ^^;)。

ある意味お約束の「ベッドはダブル×1ですか?シングル×2ですか?」との問いに「シングル×1です」との答えには一同反応に困ってしまいましたが(爆)。お酒が入っていたせいもあってか、もう一つのお約束でもあるキスシーンは、若干長めに拝見しちゃいましたし。写真&動画でいただきです(超爆)。そんな画像を整理しながら・・・自分も思うところが無いわけではないですねぇ。

このお二人は結婚して一緒に住んではいますが、しばらくは独立採算でやるそうな。お二人は筆者よりは年上ですが、まだまだ若いし。人と人との関り方、特に男と女って「好き、嫌い」「結婚する、しない」「子供生む、生まない」といった二者択一の思考だけで括れない何かを包含してると思うんです。そういう言葉にできないところも、お二人ならうまくバランスをとってやっていけるんじゃないかと勝手に安心してみたり。

最近周囲では結婚したり、離婚したり、いろいろです。先日は友人の離婚届の立会人の欄に印鑑押しましたし。自分からはおそらく遠のいてしまったかもしれない結婚というものについて、この機会(モラトリアム?)にもう一度考え直してみるべきなのかもしれないなぁ。

ま、別に日々深く考えてるわけじゃないんだけどね〜。むしろ結婚なんて、筆者自身に関して言えば、過去に遡らず今現在、もしくは近日中というスパンで考えると、全然考えられないといった方が正しい。もちろん相手の要ることでもあるし。たまたま結婚というものとは結び付けにくい人が(失礼!)結婚したもんで、そんなこと少し思ったのでした。

このコーナーを作るきっかけになった(真似した)某友人のページには、もっと短く、端的に、その日の彼のつぶやきのようなものが書かれていて興味深いです。時に書籍批評なんかも書かれていて大変面白いんです。まぁ彼と筆者とでは教養の深さが違いすぎますから仕方ないんですが。

こっちのページはすっかり「紀行文のすすめ」になりつつありまして。まぁ旅行は好きですし、仕事、プライベート含めて「気分転換したい病」が慢性化しつつあるので(爆)それはそれでご勘弁いただくとして・・・(ちなみに昨年11月頃までは「現実逃避したい病」だったので、少し回復したとも取れます ^-^;)。

もっとつまんないつぶやきを書こうかなとも思うのですが、でも細かい文章をたくさん書くと、ログが流れちゃって、数少ない読者の方々に迷惑かなぁと思ったりもして。でも良く考えたら気を使うほど多くの読者はいないよな〜。

と思っていたのですが、どうやら筆者の予想以上の数の読者の方がいらっしゃるようなのです。もちろん何百人もいるわけじゃないんですが。どうせ2〜3人だろうと思っていたら、結構友人、知人、その他諸々の方々が読んでくれてるみたいで。某所の忘年会の際は「ずいぶん考え込んでるねぇ」と言われたり、先日ある人から頂いたメールには「うちの田舎にも棚田がありまして」と書いてあったり。

棚田の写真はこちら(016〜020がお薦めです)。

このページもネタにしてもらえるんだなぁと、ちょっと嬉しかったり、逆に恥ずかしかったり。悲喜交々。まぁそんなわけで、今後は今まで以上につまんないことでも深く考えずにバシバシ書くことにします。寝つき悪かったので徒然に書いてみました。

先週末の三連休を利用して、宮城蔵王まで行ってきました。そもそもスキー&スノボーをしたい、という欲求があって、どこに行こうかと考えていたのですが、今まで行ったことのないゲレンデに、ということで宮城蔵王えぼしスキー場まで少々遠出をすることにしました。

今回の旅行、ちょっとメンバーが変わってます。各人が個性的、という意味ではなく(そういう人もいますが ^^;)メンバー編成が変わっているのです。

まず、弊社の男3名。
・筆者。スキーへたくそ。スノボーは2度目。下手の横好き(爆)。
・筆者の同期。今回の運転手。スノボー歴長くコーチ役も果たす。今回は学生時代の友達に声をかけて一緒に行くことに。
・筆者の先輩。奥様のご実家(宮城蔵王の近く)を利用し現地合流。

そして女の子2名。
・筆者同期の学生時代の友達。筆者も一度飲んだことがある。筆者と同じ三重出身♪
・その友達。不思議系(実は結構はまりました ^-^;)。会社の同期とのこと。

そしてジモティー2名。
・筆者の同期の女の子。同期と言っても勤務地も配属会社も全然違うので、実は実際に会ったのは一度だけ(笑)。時々メールなんかで情報交換はしてました。
・その先輩の男性。職歴も筆者より長い。でかい車所有。

12日朝早く東京を出ましたが、なんだかんだで現地に着いたのは4時頃。初日はナイターにすることにして、5時頃に早めの夕食を取ることにします。本来6時からですが、頼んで早めに出してもらいました。ゲレンデはガチガチで滑りにくかったですが、ナイターなので仕方ないです。翌日は、特に山の上の方の雪質が良く、満足できました。

泊まったペンションの方々が大変親切で、しかも筆者のしゃべり方を聞いて出身地をピンポイントで当てました。驚きです。3連休初日の土曜ということで宿事情が悪く、やっと見つけた宿だったのですが、値段も安く、食事もボリュームあって大当たりなのでした。おすすめです。

13日の夜はジモティー2名に地元の温泉(遠刈田温泉)に連れて行ってもらいました。疲れを癒すべくゆっくり・・・したかったのですが、時間の都合もあって少々あわただしい入浴&記念撮影となってしまいました。

本当に楽しい週末を過ごすことが出来ました。一緒にに遊んでくれた方々に感謝、感謝です。今回の教訓としては「持つべきものは友達」かつ「持つべきものは友達の友達」ということでしょうか(笑)。人と人とのつながりって本当に貴重なものです。

逆に、友達(同期、恋人などなどすべての人間関係)との関係が消滅してしまうことは寂しいこと、いや、もったいないことです。時にそういう状況に陥りそうになることもありますが、もったいないを通り越して、そんな貴重な関係を消滅させてしまう自分自身の怠惰さに(あるいは時に相手に対しても)怒りすら覚えることもあります。

うーん、寂しがり屋の戯言かな(爆)。とりあえず、いろんな方々と一緒に遊んだり、飲んだり、仕事したりすることは、理屈抜きで楽しいものです。

年末年始を僕は三重で過ごしました。1/3〜4は一泊で南の熊野、尾鷲方面に出かけましたが、それ以外は実家がある上野市でのんびり過ごしました。僕は三重県上野市で生まれ、高校までそこで過ごしました。やはり田舎は良いものです。遠きにありて想うもの、とはよく言ったものです。

僕が育った三重県上野市は伊賀流忍者で有名でしょうか。俳句を嗜む方には俳聖松尾芭蕉の名前も通りが良いかもしれません。歴史物がお好きなら、藤堂高虎や荒木又右衛門の名前をご存知の方もおいでになるでしょうか。荒木又右衛門は僕の実家のあたりで生まれたとのことで、大きな生誕碑が残っています。

三重県というのは東西南北に広がっていて、地域によって文化が結構違います。海寄りの地域には伊勢海老や真珠といった名産があり、山側では畜産や農業、林業が盛んです。化学工業で有名な四日市や、各種レースで有名な鈴鹿も三重県にあります。いかんせん、決して良く知られているとは言えないマイナーな県なのですが(笑)。

三重というと伊勢志摩のイメージが一番強いでしょうか。事実、僕も大変好きな場所です。海と山の双方の美しさがリアス式海岸という独特な地形を通して一度に我々を楽しませてくれるのです。合唱をされる方は「伊勢志摩」という小林秀雄作曲の合唱曲をご存知かもしれません。峯陽の詩に「自然と神と人間が作り上げた美しい国よ」というフレーズがありますが、まさにそのとおりの神秘的かつ美しい土地なのです。

その伊勢志摩の更に南、旧の国名では紀伊国になるところですが、ここに全国的にも有名な千枚田があります。冒頭にも書いたとおり、この正月に一泊で訪れてみました。紀和町丸山という地名になるのですが、時々テレビや雑誌でも紹介されており、高校生の頃から名前は知っていたのですが訪れる機会がありませんでした。僕が訪れたときも何人かのアマチュアカメラマンが三脚を立てていました。通りかかったおばさんと少し話をしたのですが、本当は田植えシーズンが一番綺麗なんだそうです。確かに今の時期は当然のことながら何もありませんでしたが、しかしここにこういったものが残っていると分かっただけでも大きな収穫だったかもしれません。GWあたりに再度訪れてみようかなとも思いました。

そのうち写真をアップしますので、またご覧いただければと思います。

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