2005年5月アーカイブ

今日は午後から、筆者のオフィスで某商社の方とミーティングがありました。ミーティング後、いろいろ話をする中で表題の件になりました。うちのオフィスの日本人は全然知らなかったのですが、某商社のオフィスは市の中心部にあるので、様子を目にする機会があったのでしょう。

既に報道されているようですが、スラバヤの総領事館や、デンパサール(バリ島)の領事事務所も同時に閉鎖され、31日まで閉鎖するんだとか。

某商社の方によると、アメリカ大使館のほかにも、

・イギリス大使館の前に車止めみたいなのを設置してた
・日本大使館の前に装甲車がいた(らしい?)

ということで、何やらちょっと気味悪い感じです。月曜日にジャカルタから日本に戻った友人からもメールが届いたりしましたが、まぁどうしようもないんですけどね(苦笑)。とりあえず週末は市内には近づかず、自宅でおとなしくしてるか、ゴルフにでも行くことにします。

既に書いたとおり先週末から4名の友人が遊びに来てくれています。既に1名は月曜夜の飛行機で帰ってしまいましたが、残り3名は今朝の列車でジョグジャカルタに向かいました。先ほど現地に無事到着したとSMSが入りました。明日はボロブドゥールとプランバナンを見に行くようです。

昨日インドネシアは祝日だったので、その日は1日、みんなと一緒に外出。朝9時に運ちゃんを呼んでいたのに、誰も起きてきません(爆)。仕方ないのでしばらく待っていてもらうことにして、ようやく11時に出発となりました。ジャラン・ジャクサという安宿街の近くでパダン料理を食べて、その後周辺をウロウロしてみました。個人的には昨日は風もあって過ごしやすい気候だと思っていたのですが、日本から来た方々にとってはそれでも全然暑かったらしく。自分の体がこっちの気候に慣れているんだなと感じた瞬間でした。

ウロウロしている時に露店で妙なものを見つけました。スターウォーズ・エピソード3のDVDらしい(爆)。おかしいなぁ。まだ公開もされてないはずなのに・・・。

その後、モナス(独立記念塔)、グロドック(電気屋街)、パサール・バル(地元の人がよく行くショッピングモール)を回りました。見るものが少ないジャカルタ、まぁこんなもんでしょう。夜は中華料理を食べて、紹興酒を飲んで満足。友達が遊びに来てくれるというのは、ほんとに嬉しいものですね。

日本の友人から手紙が届きました。GW中に書いてくれたものが、ようやくジャカルタに到着。国立に住んでいた時に通っていた英会話学校でクラスが一緒だった人で、今は学校の先生をされています。自分が子供(高校生くらいまで)だった頃は、学校の先生というのを何か特別な存在として捉えていたような気がしますが、この歳になると、こうして友人が学校の先生をしていたり、場合によっては子供を幼稚園とか保育園に通わせている友人なんかもいたりして、「先生」というものに対する見方がこれまでとは少し変わりますね。古い言葉ですが「聖職者」というのではなくて、「生身の人間」として、日々学びながら、頑張っているのだなぁと。

その友人の手紙の中にこんな行が。

「小町通りといえばクレープ」

鎌倉へ出かけたそうなのですが、鎌倉にある小町通りというところには、クレープ屋さんがあるらしく、そこでクレープを食べたということらしいんですがね。筆者はこれをぱっと見た時に、激しく勘違いをしてしまいました。

「小町通りといえばグレープ

そうか、グレープなんだ。鎌倉でグレープと言えば「縁切寺」だよな。小町通りには縁切寺があるのかな・・・、などと思ってしまったわけですよ。

はい、激しい勘違いです(爆)。何がどう勘違いなのかすら理解できない方もおられると思いますが、解説するのもアホらしいので、やめておきます(超爆)。

来週末から友達計4名がインドネシアに遊びに来る、という話は既に書きました。友達が来てくれるのは嬉しいのですが、ジャカルタは観光客向けの街ではないので、ジャカルタ滞在は必要最低限にして、バリ島やジョグジャカルタといった観光地での滞在をメインにしてもらうように日程を組んでいます(笑)。

こーじにはこんな風に書かれてしまいましたが(苦笑)、確かにジャカルタは見どころもそんなにないし、移動の便も悪いし(バスは使いにくいし、タクシー強盗もしばしば発生)、英語の通用度も低く(空港やホテルは大丈夫ですが、タクシーの運ちゃんや、普通のレストランでは無理)、観光客が来るべき街ではない、というのが本音です。ゴルフ場はたくさんあるし、美味くて安いレストランだってたくさんあるんですけどね。だからインドネシアに来る際は、ジャカルタを起点にして、バリ島やジョグジャカルタ(ジョグジャ)あたりをメインにするのが良いと思うんですね。

バリ島については、昔から観光業で成り立っている所なので、良くも悪くも観光客慣れしています。それほど大きくない島ですが、見所がいろいろあります。治安も比較的良く、英語の通用度も高いですし、宗教もインドネシアのマジョリティであるイスラム教徒とは違ってヒンドゥー教。つまり酒も豚肉もOK。そういった事情からも、インドネシアではありながら、一般的なインドネシアの生活とは違った雰囲気を味わうことが出来ます。「インドネシアの一つの島」というよりは「別の国」という感じです。

ジョグジャはジャカルタから飛行機で1時間程度。かの有名な仏教寺院ボロブドゥールとヒンドゥー寺院プランバナンがあります。昼間は暑いので、早朝〜午前中か、夕方に見学することをおすすめします。

インドネシアの治安については正直あまり良いとは言えません(特にジャカルタは悪い)。筆者のお客さんでも、休日の午前中に自宅アパート近くのジムに行こうと外を歩いていたら、いきなり後ろから突き倒されて、ポケットから飛び出した財布と携帯電話を奪われそうになった、なんて話を聞きました。空港からのタクシーが目的地につかなかったとかも良く聞く話です。

まぁタクシーが目的地になかなか着かないのは数年前のベトナムでも同じでしたが(2人での旅行で、筆者はメーターをごまかされてホテルの前で大声で抗議、もう1人はホテルに着かず途中下車して迷子になりかける)。タクシーについては、ある程度現地の地理と言語がわかれば、ごまかされる恐れは少なくなると思いますが、観光客にとっては難しいことだと思います。

シンガポールは別格としても、バンコク、クアラルンプールあたりと比べてもジャカルタの治安は良くないと言われています。ただアジア諸国においては、どこにいてもそれなりに気をつけなくてはいけないと思いますし。危ない、危ないと言い出したらどこにも行けなくなっちゃいますし(^^;)。必要最低限の現金しか持たないとか、乗るタクシーを選ぶとか、取るべき対策を取ってリスクを低減した上で、楽しく過ごせれば良いのではないかと思っています。

桁数の多い通貨、といえば、その代表格だったのはイタリア・リラ。今ではヨーロッパの多くの国々がユーロを導入し、イタリア・リラも消えてしまいましたが。イギリスに住んでいた時や、ヨーロッパの国々を旅行した時には、街角の両替屋さんに各国の国旗と為替レートが表示されている様子は、街の風景の一部としてすっかり溶け込んでいたように思いますが。両替屋さんの電光掲示板もイタリア・リラの所だけは桁が足りなくて、横に0がいくつか書き足されて(笑)いたように記憶しています。

さて、同じく桁数の多い通貨の代表選手だったトルコ・リラですが、デノミを行ったようです。デノミといえばブラジルやアルゼンチンの専売特許のように思い込んでいましたが、トルコ・リラも結構激しいようでして。百万リラを1リラにしたようです(新 1 リラ=旧 1 million リラ)。

実は筆者が現在住んでいるインドネシアの通貨ルピアも、そこそこ桁数の多い通貨です。現在のレートは1US$=9500ルピア前後。仮に100ドル両替すると、95万ルピア(笑)になります。ちなみに現在流通している通貨はこんな感じ。

紙幣: 10万/5万/2万/1万/5千/1千
硬貨: 500/200/100/50/25 (よく目にするのは100ルピアまで)

現金はATMで引き出すことがほとんどなのですが、数年前に発行された10万ルピア札には対応していない機械も多く、例えば百万ルピア(=約11,000円)引き出そうとすると5万ルピア×20枚。これは結構かさばります。これでもまだマシな方で、5万ルピア札が発行される前は2万ルピア札しかなく、1990年代末にジャカルタにいた駐在員の話を聞くと「財布に入りきらないので輪ゴムで留めて持ち歩いた」(爆)とのこと。いわゆる、アジア通貨危機の頃の話ですね。

そんなわけで、何人か集まって食事をすると(特に酒を飲むと)、すぐ勘定が3百万とか、4百万とかになります。最初はおいおい、と思いましたが、今ではすっかり慣れました。

前回の投稿の後、更に右往左往しまして(爆)、結局、瞬間最大風速で4名の友人がジャカルタに同時にいることになっちゃいました(笑)。

友人O氏:
5/20(金)〜23(月) NRT→DPS→CGK→NRT
友人A氏夫妻:
5/22(日)〜27(金) NRT→(SIN)→CGK→(列車)→JOG→(CGK)→(SIN)→NRT
友人G氏:
5/23(月)〜28(土) NRT→(SIN)→CGK→(列車)→JOG→CGK→(SIN)→NRT

奥さんはどうするのかな〜と疑問(心配)だったA氏ですが、結局夫婦で8万マイル吐き出してSQで来てくれることになりました。しかもA氏夫妻が初日に泊まるホテルはインターコンチネンタル。これはもう「ジェンキンスさん・曽我さんごっこ」でもやって楽しんでもらうしかないですね!(日本料理を作る&熱いキッスでお楽しみ頂くことになります ^^;)

O氏は金曜夕方にバリ島入り。筆者も金曜の業務終了後、バリへ飛んで合流します。土日はバリに滞在し、日曜の夕方にジャカルタに一緒に戻ってきます。A氏夫妻のSIN→CGK着と、我々のDPS→CGK着がほぼ同時刻なので、空港で合流して一緒に市内まで移動することを考えています。

A氏夫妻とG氏はジョグジャへ2泊3日で行っていただくことになるのですが、鐵道大好きなG氏の強い意向もあり、行きは列車、帰りは飛行機というプランになりそうです。帰りはA氏夫妻はCGKでそのまま乗り継いでSINへ。筆者とG氏は市内に戻って、翌日一緒にゴルフをしてからG氏帰国、という予定です。

先月から何故かこのブログにコメントが出来ない(もしかしたらトラックバックも出来ない)状態が続いていました。ご指摘は何人かから頂いていたのですが、ちょっとじっくり調べる暇が無くて、放置プレイになっていました。コメントを投稿しようとしてくださった方々、ごめんなさい!(苦笑)

エラーの内容は以下のようなものでした。

> An error occurred:
>
> /xxx.com/: ?+*{} follows nothing in regexp at /xxx/blog/lib/MT/App/Comments.pm line 88.

xxxで伏せてあるところですが、前の方は禁止IPリストで指定したと思われるIPアドレス、後ろの方は MovableType をインストールしてるディレクトリです。このエラーメッセージを見てピンときました。禁止IPリストに間違って変な文字列を登録してしまったため、あらゆる書き込みがすべてそこの処理でひっかかってしまったようです。

というわけで禁止IPリストから問題の文字列を削除したら、難なく復活しました。今後とも「エッセイのすすめ」をよろしくお願いします。

日経新聞の最終面、私の履歴書の下に(愛の流刑地の上、という言い方もある ^^;)「交遊抄」というコーナーがあります。日替わりで、著名な方が、その友達付き合いについて書いており、筆者もほぼ毎日読んでいます。ところが先日、このコーナーが「喪友記」という名前に変わっていました。亡くなった友人を偲ぶ文章が書かれる際には、この名前になるのでしょう。これまでにも時々あったのかもしれませんが、筆者が気づいたのは今回が初めてでした。

小室等さんが、4月16日に亡くなった高田渡さんについて書いたものでした。高田さんとの思い出について書かれているのと同時に、高田さんが北海道で倒れてから、井上陽水さんと携帯メールを使って情報交換をしていた様子が書かれています。井上陽水さんがこんなにこまめに携帯メールを打つことがあるなんて、ちょっと予想外で驚きました(笑)。

高田渡といえば「生活の柄」「自衛隊に入ろう」などが代表作でしょうか。フォークの神様と言われた岡林信康と並んで、日本フォーク界の最重要人物です。ただ、岡林信康とは全然違う生き方ですね・・・(根底ではつながっているのかも知れませんが)。コンサート中に歌いながら寝たとか、そういう愉快なおじさんです。

ちなみに岡林信康は、確か同志社大学神学部出身だったと思います。前述の「自衛隊に入ろう」系の曲として「おまわりさんに捧げる歌」なんてのがあります。他にも名曲多数。「手紙」「チューリップのアップリケ」の2曲は特に好きです。同和問題に関する点が強調されることもありますが、メロディーも、詩の内容も、すごく良いと思います。あとは「くそくらえ節」なんか、今聞くと逆に新鮮だったりして。数十年経っても政治家センセイの考えることって変わらないのねぇ、とか(苦笑)。

結局、瞬間最大風速で3名の友人がジャカルタに同時にいる、という状態が発生しそうです。未確定部分もありますが、こんな感じ。

友人O氏: 5/20(金)〜23(月) 成田→デンパサール→ジャカルタ→成田
友人A氏: 5/22(日)〜27(金) 成田→ジャカルタ→ジョグジャカルタ→(ジャカルタ経由)→成田
友人G氏: 5/23(月)〜28(土) 成田→ジャカルタ→ジョグジャカルタ→ジャカルタ→成田(→イギリス)

ちなみにA氏は既婚者なのですが、奥さんどうするんだろう・・・(爆)。UAのマイルがたんまりあるので、4万マイル吐き出してSQのSIN経由だそうです。

週末+有休3日を利用して、バリ島をメインに訪れるO氏のプランが、あるべき社会人の姿だと言えるでしょう(笑)。しかしA氏とG氏、1週間ぶち抜きの休暇を取って、果たして大丈夫かと心配してしまいまうのですが・・・。とりあえずG氏はイギリスへの留学が決まっていて現在既に休職状態で、本人いわく「糸の切れた凧状態」なので(爆)問題なし。A氏もまぁ、いつものことなので何とかして休みとって来るんでしょうね。

A氏とG氏にはジョグジャに行っていただきますが、平日のため筆者は同行できません。というわけで、25(水)〜27(金)は2泊3日の放置プレイとさせていただく予定です。旅慣れた方々なので、少々言葉が通じなくても、どうにでもなるでしょう。

というわけで、いろんな意味で楽しみになってきました。

先月、友人が遊びに来る予定があったのですが、仕事の都合で結局来られませんでした。しかし今月になって、別の友人が日本から遊びに来るかもしれない、という話がありまして。こちらに来て1年になりますが、日本から友人が訪ねて来てくれるのはこれが初めてです(スイスへの出張帰りに寄ってくれた友人はおりましたが ^^;)。

早速先日導入したSkypeを利用して岡山〜ジャカルタ間で打合せを決行!ということで、試みてみますが、どうも音声が良くありません。というか全然聞こえません。こっちの声は聞こえてるらしいのですが、向こうからの声が全然届いてきません・・・。前回はもっと良かったのになぁ。

ということで、Skypeのチャット機能を利用して、結局昔ながらのテキストチャットで打合せをすることに。ところが悲しいかな、こっちの方が音声通話よりも話がスムーズに進んでいるような気が(爆)。でも、普段メールを書いているタイピングのスピードよりも明らかに早く指を動かしているので、タイプミスが結構出ちゃうんですね。昔はもっとスムーズにタイプしてたはずなんだけど。

そういえば、チャットってもう長い間してません。あれはパソコン通信の文化なのかな。昔は2400bpsでつないで、1分10円払ってチャットしてたんだよな・・・。10人同時チャットとかしたよな、あとウィスパー機能とか(笑)、あぁ懐かしい・・・。

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