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4Gに対応したSIMフリーのWiFiルーターが安かった(日本円で約4千円)ので購入しました。型番はHuawei E5573、ディスプレイ無しのシンプルなモデルです。ディスプレイは無くてもそんなに困らないので、コスト重視ってことで。

E5573Cs-609
2G (850/900/1800/1900 MHz)
3G (850/900/2100 MHz)
LTE B1/B3/B5/B8/B26/B40

B26はB5, B6, B18, B19を含むので、これなら日本でもdocomo、softbankのMVNOでプラチナバンドも含めて使えそうだなと期待しています。レビューによるとバッテリも長持ちするっぽいので、さてどれくらい使えるでしょうかね。

voyo.jpg仕事の関係もあって最近タブレットをいじる機会が増えたのですが、最近触った中で一番面白かったのは「VOYO Q101」というモデルです。何が面白いかといえば、ズバリその安さ。いくつかのウェブサイトで販売しているようですが、GEARBESTでは現時点(2017/11/3)で送料込みで94.99ドル、日本円で10,806円で販売されています。充電器とMicroUSBケーブルも付属しています。また専用のケースも売られていて、両方合わせても11,423円です。もちろん値段相応の安っぽさが感じられる部分も多々あるのですが(笑)条件さえ合えば良い選択肢になると思いますので、触ってみた印象等をご報告したいと思います。

〔1. スペックは高くないが実用上問題なし〕 詳細スペックはウェブサイトを参照いただきたいのですが、決してハイスペックではありません。しかしCPUは一応オクタコア、RAM 2GB搭載です(RAM 3GBのモデルもあるが高い)。SIMスロット(標準サイズ×2枚)、MicroUSB端子(最近流行りのType-cではないところがむしろ良い)、電源スイッチ等のI/Oが集中して配置されているのは、おそらくスマホ用の基盤を使っているからではないでしょうか。売れ残ったスマホ用の基盤を流用して低価格を実現しているのでは?などと邪推しております。

〔2. デュアルSIM対応、2G/3G/4G対応〕 デュアルSIM対応、サイズは今時珍しい標準サイズ。MicroSDHCスロットも付いてますので内臓ROM 32GBと合わせてストレージ不足の心配はないでしょう。4Gの対応バンドは、2100(1) / 1800(3) / 2600(7) / 2600(38) / 1900(39) / 2300(40) / 2500(41) MHzですので、日本でもインドネシアでも、まぁ問題なさそうです。Bolt!が使っているBand40に対応しているのはジャカルタ在住者にはうれしいところ。SIMスロットは若干固めで、SIMカードがすんなり差し込めなかったりします。コツが分かれば大丈夫なのですが、このあたりの雑さ加減は値段相応な感じですね(笑)。

〔3. ロットによって仕様が微妙に違う〕 同じ「VOYO Q101」でも発売された時期によって仕様が少しずつ異なる模様。5月に書かれたこちらの記事ではWiFiが2.4GHzのみ対応と書かれていましたが、9月に筆者が入手したモデルは2.4/5GHzの両対応になっていました。またOSも発売時期によってAndroid4.0.4 / 5.1 / 6.0 / 7.0と各種ある模様。バッテリ容量は9月に入手したモデルは5000mAhだったのに対して、10月に入手したモデルは6500mAhでした。新たに出荷されたロットの方が少しずつ良いスペックになっているようです。おそらく現時点で最新の物を買えば、OSはAndroid 7.0、WiFIは2.4/5GHz両対応、バッテリは6500mAhであると思われます。

〔4. スクリーンに若干難あり?〕 複数台を使ってみて気づいたのですが、スクリーンの質に若干ばらつきがあるようです。スクリーンの隅に若干色ムラがあるものや、画面に気泡のような小さな汚れ?がついている個体がありました。実用上問題ありませんし、値段を考えれば諦めもつきますが、気になる人は気になると思います。返品も可能ですが費用と時間がかかりますので「まぁこんなもの」と思って諦めた方が良いかも。

voyo1.jpg〔5. 意味不明のスクリーンショット撮影ボタン〕 画面下のナビゲーションバーには通常3つのボタンが配置されていますが、このタブレットでは何故か通常の3つのボタンに加えて、一番右側にスクリーンショットを撮影するボタンが追加されているのです。これが本当に大きなお世話で、意図しない時に指が触れてしまって無駄なスクリーンショットを多数保存してしまうのです(笑)。ウェブ経由でサポートデスクに問い合わせてみても納得のいく回答が得られず、結局自力でナビゲーションバーのカスタマイズを行うことにしました。

まず10月に入手したAndroid7.0のモデルは、Custom Navigation Barというソフトを使ってナビゲーションバーのボタンのカスタマイズが可能でした。adb shellのコマンド打ったりする必要はありますが、これが一番すっきりします。

それより前(Android6.0より前)のモデルは上述のソフトが使えないため、Hyde System Barというソフトでナビゲーションバー自体を消してしまう(画面の下に隠してしまう)方法で対応するしかなさそうです。

このように若干クセはありますが、10インチのタブレットを1万円ちょっとで買えてしまうというのは破格の安さです。ダウンロードしておいた動画を見たり、YouTubeを見たりする分には全く問題ありません。画面が大きいので電子ブックリーダーとしても使えます。GPSも内蔵していますのでカーナビ的な使用法も出来そうですね。子供のおもちゃに、そしてオッサンのおもちゃに(笑)一台いかがでしょうか。

筆者は自宅PC、会社PCともに、Windows7標準の「バックアップと復元」を利用して週に一度バックアップを取るようにしています。しかし2~3ヶ月前から会社PCがバックアップ時にエラーを吐くようになり、最新のバックアップが取れていない状態になっていました。バタバタしていて放置していたのですが、このままではまずいということで調査開始。

エラーメッセージは「Windowsバックアップは、バックアップ中のボリュームの一つにあるシャドウコピーからの読み取り中に失敗しました」という内容で、詳細を確認するとエラーコード「0x81000037」と表示されています。メッセージとエラーコードで検索すると、マイクロソフトのサイトのほか、いくつかのサイトが引っかかりました。皆さん同様の現象で困っておられるご様子。どうやら原因はマルウェアのようです。

筆者の場合は心当たりがありました。imgburnというISOファイルを扱うフリーソフトを使用しているのですが、これにAsk Toolbarというものが同梱されており、これがマルウェアとして検出されることがあるようです。筆者はimgburnをインストールする際に、オプション選択でAsk Toolbarをインストールせずに使用していましたが、それでもダウンロードした元のexeファイル自体がマルウェアとして引っかかっていたようです。そこでexeファイルが保存されていたDownloadフォルダをバックアップ対象から除外して再試行したところ、無事完了しました。めでたし、めでたし。

とある事情で現在のメインマシンにLANカードを増設する必要が出てきたので、とりあえず在庫をあさってみると「Corega CG-LAPCIGT」というのが出てきました。かなり古い製品ですが、一応Gigabit対応してますし、特にパフォーマンスを求められる環境でもないので、これが動いてくれれば助かります。製品ページを見るとRealtekのRTL8169Sというチップを使っている模様。Realtekなら楽勝だろう、と思ったら・・・、案外てこずりました。

前述のCorega製品ページには、サポートするOSとしてはXPまでしか載っていません。こういうことはよくあるのですが、チップのメーカーのサイトから最新のドライバをダウンロードしてインストールすれば、だいたい動きます。Realtekのサイトを探したら、こちらにちゃんとありました。今回筆者が必要としているのはWindows7(64bit)のドライバですが、Windows8、Windows10のドライバも公開されていますので当分いけそうな感じですね。

早速ダウンロードしてインストール、したのですが、うまく認識されません。デバイスマネージャーからハードウェアのベンダーIDを調べてみると「PCI\VEN_1259&DEV_C107」という表記。Realtekのチップは、かの有名な「PCI\VEN_10EC」になるはずなんですが、どうしたことでしょうか・・・。

この謎のベンダーID&デバイスIDで検索をかけてみたところ、こちらのサイトがヒット。筆者と同様、メーカーサポート外のWindows 2003 Server 64bitで使用するための方法(infファイルを編集)が記載されており、大変参考になりました。感謝です。どうやら、coregaはわざわざRealtekのベンダーID&デバイスIDを書き換えてるらしい!ほんと、余計なことしてくれやがる・・・(爆)。

なお、筆者がRealtekのサイトからダウンロードしたWindows7用のドライバは、上記サイトにある記載内容と異なるところがいくつかあり、そのまま利用することはできませんでした。しかし記載内容を参考にして、それっぽいinfファイルを探し、それっぽい部分を編集すれば動きましたので、備忘録もかねて書き残しておきたいと思います。今回はWindows7 64bitについて書いてますが、Windows7 32bitやWindows8、Windows10でも応用が効くと思われます。(こんな古いカードを今更使う人いないかもしれないけど)

1. RealtekのダウンロードサイトからWindows7用のドライバ「0011-Install_Win7_7097_10162015.zip」をダウンロードして解凍。

2. \WIN7\64\rt64win7.inf をメモ帳で開いて、以下の2箇所を編集。

[ControlFlags]
;ExcludeFromSelect = *
ExcludeFromSelect = PCI\VEN_1259&DEV_C107

※「ExcludeFromSelect = *」をセミコロンでコメントアウトし、太字部分を追加。

[Realtek.NTamd64]
; 8169 Cardbus Jumbo 7k
; remeber to remove from OEM INF list
%RTL8169.DeviceDesc% = R8169C7K.ndi, PCI\VEN_1259&DEV_C107&SUBSYS_C1071259
%RTL8169.DeviceDesc% = R8169C7k.ndi, PCI\VEN_10EC&DEV_8169&SUBSYS_03351154
(以下略)

※太字部分を追加。

3. setup.exeを実行し、ドライバをインストール。

筆者の環境では上記の修正で無事LANカードが動作するようになりました。

仕事柄、筆者の席の周りにはPC関連部品がいろいろと転がっている。何かあったときのために、と思って残しておいたりするのだが、そのほとんどが結局使われることもなく(笑)ほこりをかぶっている。

そんな部品の中でも処分に困るものの一つがHDD。容量が小さかったり規格が古かったりで、貰い手も無いようなものが20個くらい、フロアの隅に積み上げられている。捨てるにしても、中にデータが入っているので何となく捨てづらい。ソフトを使ってデータ消去することも出来るが、中には物理的に壊れていてソフトを使えないものもある。あるいは規格が古くて、データを消去しようにもインターフェイスが見当たらない(例:Ultra Wide SCSIのHDD)というような場合もある。

そうなると物理的に破壊するのが一番安全ではある。インドネシアではごみの分別なんて無いので、分解して(ふたを開けてディスクに傷をつければデータの復旧は困難)、えいやーで捨ててしまうことも出来るのだが、それもなんだか非効率的な気が、、、日本人的にはスッキリしないんですよね。

ちょっと調べてみたところ、どうやら日本では、こういったHDDを引き取ってくれる業者があるようです。いくつか調べた中で、HDDを単体で、無料で引き取ってくれる「パソコンファーム」という業者に連絡してみました

  • 無料引取り(送料のみ自己負担)
  • 古いHDD、壊れたHDD、なんでもOK
  • 専用機器を使ってデータ消去を行った上で再利用する
  • 物理的に破壊したもの(ふたを開けたり、ドリルで穴を開けたもの)でもOK

なるほど、これなら安心。一時帰国の際、空っぽのスーツケースにHDDを詰め込んで帰って、空港から直接この業者さんに送っちゃいます。

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