【832】インドネシアでのアマチュア無線免許取得(受取編)

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申請編の続き。

<2014年7月>
2週間ほど経ってYB1GJS Mr. Gjellaniから申請書類の準備が出来たとの連絡が入る。写真3枚と手数料25万ルピアを持って筆者の自宅近くのショッピングモールに出かけ、初アイボール。丁度ラマダン中だったため、夕方ショッピングモール内の日本食レストランで面会し、夕食(ブカプアサ)も一緒にさせていただくことに。Mr. Gjellaniは英語も話しますが、インドネシア語+片言の日本語で、当地のハム事情などをヒアリング。

この時、いくつか面白い話が聞けたので少し書くと、、、

・本業は今食事をしている日本食レストランのマネジメント!(この店はジャカルタおよび近郊に5店舗ほどあり筆者も時々利用している)
・ORARI代表として8月の日本のハムフェアに行く予定である。
・Permata Hijau(筆者の家の近く)にD-STARのレピーターがあるのでハンディでもアクセス可能だろう。
・HFで日本語でQSOすることもある。英語で呼んでいると日本からの応答はほとんどないが、日本語に変えたとたんにバンバン呼ばれる(笑)。

そんな話をした後、書類何か所かにサインをして、写真と手数料を手渡して別れる。その際に希望のコールサインについて聞かれたので筆者のイニシャルを取ってYC0AYMとすることに。

※外国人のサフィックスはAXXとなり、XXのところを選択可能。ちなみにエリアコード0はジャカルタ特別州。

1週間ほど経って免許が発行されたという連絡が来るが、レバラン休暇に入る直前だったため、休暇明けの8月上旬にORARIまで受け取りに出向くことにする。

<2014年8月>
orari.jpg

レバラン休暇も明けた8月上旬、ORARIの事務所を訪ねることに。市内を北上し、タムリンの少し北、コタの手前あたりにあるビルの10階(最上階)を訪問。

出迎えてくれたのはMr. GjellaniとYB1PR Mr. Faisalのお二人。Mr. Faisalは二文字サフィックスでも分かる通り、1970年代に開局したという大ベテラン。





licence.jpg

右側が情報通信省発行の免許証。左側はORARIの会員証。どちらにもYC0AYMのコールサインが書かれています。



radio.jpg

ORARIのシャックにて(リグ、アンテナチューナー、VSWR計など全て日本製)。右下がYB1GJS Mr. Gjellani、左上がYB1PR Mr. Faisal。7MHzでチューニング中。「ほら、これで呼んでみろよ!」と突然言われたが(爆)「いや10年ぶりだし、まだ準備できてないから」と言って遠慮した(笑)。

インドネシアのアマチュア無線は(世界的には常識である)包括免許なので、この時点から当該資格(筆者の場合はPENGGALANG / Advanceクラス)で許可された周波数、電波形式、出力による送信が可能となる。具体的には、、、

30MHz以下:500W
30MHz以上:200W

※日本の第四級でも当地ではPENGGALANG / Advanceクラスとなる模様。

さて次はリグを買わないと。とりあえずはD-STAR対応のハンディでも買うかなぁ。

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このページは、もりもりが2014年9月 6日 00:24に書いた記事です。

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