【93】ニュージーランド旅行(ロトルア)

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移動日となった木曜日は、早朝にもかかわらずLAMが空港まで車で送ってくれました。次回は是非日本での再会を、と挨拶して別れました。

"See you later, in Japan, all right?"

オークランドまでのフライトは3時間程ですが、時差が3時間もあるのでオークランド市内に着く頃にはもう夕方。この日は宿決めと、翌日以降の行動計画を立てることだけが目標です。実は筆者のニュージーランドについての基礎知識はほぼゼロに等しく、しかも豪快にもガイドブックすら持って無い状態。とりあえず空港でLonelyPlanetのガイドブックを立ち読みしてみることに。これは日本で言うところの「地球の歩き方」みたいな本です。

・オークランドは結構大きな都市
・市内には展望タワー以外にそれほど名物は無い
・寿司屋が多く、安くて美味いらしい
・湾内には島がいくつかあり、フェリーで渡れる
・近くに温泉、火山で有名な町がある

とりあえず得た知識はこの程度。宿はインフォメーションでもらった冊子に載っていたB&Bを何件か回って確保。宿に荷物を置いてから街をとりあえず歩き回ってみることに。雰囲気はバンクーバーに似ている感じ。確かに市内には見物するところはそんなに多くはなさそう。この町はあくまで拠点にして、郊外に移動するのが良さそうかなと考えつつ、鉄道の駅とコーチステーションにも足を運んで更なる情報収集。どうやらバスの方が路線などが発達している模様。LonelyPlanetに載っていたロトルアという温泉で有名な町にもバスが出ているとのことで、温泉好きの筆者としてはここに行くことにしました。片道約4時間かかるため、ロトルアにも1泊することにし、往復のチケットを予約しました。

翌金曜日は昼過ぎにロトルアに到着。長旅の疲れかバスの中ではほとんど寝ていて景色を楽しむ余裕もありませんでした。到着後、いつもの要領でとりあえず宿探し。ここでも比較的簡単に探すことが出来ました。それから地図を片手にとりあえず街の中を歩いてみます。湖のほとりにあるこぢんまりした街で、確かに温泉街独特の硫黄のにおいが少し漂っています。

だいたい位置関係を把握したところで、一番の目的である温泉へ。水着が必要だがレンタルもできることと、夜10時まで開いているということを確認。ここは夕方以降に来ることにして、それまでは湖のほとりを歩き回ることにしました。歩道が整備されていて案内通りに歩けば解説の付いた看板があり、様々な景色を堪能できます。鴨が雛と一緒に歩いていたり、海岸沿いの岩肌からはブクブクとお湯が湧き出ていたり、そのすぐ隣にはゴルフ場があってプレーを楽しむ人々がいたり。とにかく美しい。休憩がてらに日本の友達に宛てたポストカードを書いてみたり。

歩き回って少々ばてたので一旦宿に引き上げてしばし休憩。街で見つけたケバブ屋さんで軽く夕食を済ませ、その足で再び温泉へ。大きなプールが一つと、その周りに小さなお風呂がいくつかあり、小さな方は好みでお湯を足して温度調節が出来るようになってます。プールはぬるめで、みんな泳いだり、水中ウォーキングをしたりといった感じ。

"Really? I don't know much about rugby..."

プールの中で話かけてきた地元のおじさんが、日本がラグビーのワールドカップで善戦していると教えてくれました。実は全然知らなかったのですが・・・(苦笑)。今年のオールブラックスはどうなの、と聞き返したら"Very good! So far!"(強いよ、かなりね)と返ってきました。やはりここではラグビーが最も人気があるスポーツのようです。ちなみにマリンスポーツやサッカー、そしてクリケット(笑)も人気があるそうです。

プールはプールで楽しいのですが、やはりもっと熱いお湯に入りたいところ。小さいお風呂に移ったところオランダ人のおじさんと地元のおばさんが丁度お湯を足して温度調節をしている真っ最中。オランダ人のおじさんは日本に3年間住んだことがあるとのことで温泉も体験済み。

"We usually say, 42 degree is the best for onsen."

というわけで42度にしてたっぷり温まりました。泉質の成分表がないか探したのですが、日本のように掲示はされていないみたい。硫黄分が多い、少し白みがかかった色で、日本でもあまりお目にかかれない良いお湯でした。

大満足で宿に帰る途中、とりあえずビールのボトルを2本調達。日本の発泡酒と同じくらいの値段です。そういえばオーストラリアでもそうでしたが酒屋のことを「ボトルショップ」と呼ぶようで。必要度の高い単語はすぐ覚えられる、分かりやすいですね(爆)。のどが渇いていたこともあって部屋で早々に2本とも飲んでしまいました。偶然にも泊まった安宿の1階がパブで(笑)とりあえずそこに行ってみることに。カウンターのお兄さんに勧めてもらった地元のビールを1杯飲んで、それからジンを2杯ほど。どれも日本円1杯300円ほど。酒は安いみたいです。

"I don't smoke, but just few times a year. Lovely, thanks."

スヌーカーをしていたポリネシア出身のおじさんと少し会話を。タバコは滅多に吸わないのですが、すすめてもらったので吸ってみる。確か日本人女性は素敵だね、というような話で盛り上がった記憶はあるのですが、詳細は覚えてません・・・少し飲みすぎたようです(-_-;)。12時を過ぎたところで翌日朝のバス移動のこともあったので、おじさんとカウンターのお兄さんに挨拶して引き上げることに。

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このページは、もりもりが2003年10月25日 23:26に書いた記事です。

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