筆者の個人的な好み、および現在の電波受信状況から、テレビの話題としてはNHKの話しか出来ないのですが、こないだ日本に一時帰国した際にテレビ東京の深夜放送「ヘビメタさん」を録画したビデオテープを友人からもらってきました。この番組は9月末で終わってしまったのですが、存続希望者も結構いるようで。
この番組、何がスゴイかというと、元メガデスのギタリスト、マーティ・フリードマンが出演していると言うこと。さらにマーティ、日本語ペラペラ(笑)。なんでも日本に住んでいるんだとのこと。これはすごく意外でした。
2本のビデオテープに2ヶ月分位が詰め込まれていたのですが、マーティがツアーに出かけて留守にしている回が2回ありました。その回のピンチヒッターとして登場していたのが、よっちゃんこと野村義男。結果的に、たのきんトリオで一番息が長かった野村よっちゃんですが、ギターテクニックはなかなかのものです。ちょっと前はエンリケと一緒に浜崎あゆみのバックをやっていましたね。
さてその番組中で、ヘビメタに関するよっちゃんの蘊蓄(うんちく)が聞けました。いろいろあったのですが、最も興味深かったのは筆者も好きなディープ・パープルに関するこんな蘊蓄でした。
「リッチー・ブラックモアはジャズマニアで、Burnの最初の部分はTal FarlowのFascinating Rhythmという曲(アルバム?)の旋律を使っている」
番組中で原曲となったジャズも流されていたのですが、確かに似てます。というか、そのままです(爆)。筆者は最近のギタリストではイングウェイが好きなのですが、彼のクラシカルな旋律と巧みなテクニックが、どこかリッチーに繋がるような気がしていました。リッチーもやはり、過去の名曲の影響を受けていたのですね。
ちなみにこの「ヘビメタさん」という番組、制作会社はハウフルス。「タモリ倶楽部」「タモリの音楽は世界だ」の流れをくむ音楽バラエティー番組ということですね。
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