【772】ECS A780GM-AでのRAID再構築

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先日自宅パソコンを立ち上げたところ、起動時に見慣れない警告が出ていることに気付きました。どうやらオンボードRAIDのエラーのようで、Criticalという表示が点滅していますので、HDDが片方死んでしまったのかもしれません。普段はスイッチ入れたまま立ち上がるまで放置しているので、結構前からこの警告に気づいていなかった可能性が・・・、危ない、危ない・・・。

筆者はECS A780GM-Aという巷では少々癖があるとも言われているマザーを使用していますが今のところ大きなトラブルはありません。ちなみにこのマザーには初期版のVer.1.0と後記版のVer.1.1があり、筆者のはVer.1.1の方なのでトラブルが少ないのかもしれません。チップセットはAMD 780G+SB700という構成で、このサウスブリッジでオンボードRAIDが提供されており、筆者はRAID1(250GB×2)で使用しています。ちなみに筆者は大学生の時に初めて買ったPCがEPSON98という互換品大好き!の人間なので、CPUも基本的にはAMDを好んで使用しています(Socket7の時代はCyrixも使ってた)。上記PCのCPUもPhenom II X4を使用してます。

そんなことはどうでもいいのですが、このまま使い続けるのは恐ろしすぎるので、とりあえずHDDを取り出してチェックしてみることに。他のPCに取り付けてみると、問題なく認識されますし、特にエラーもない模様。HDDには問題ないと判断、RAIDの再構築をすればよさそうかな、ということに。そこで久々にRAID BIOSからいろいろやってみるも再構築(Rebuild)するための機能が見つかりません。ウェブで調べてみると同様の現象の方がおられまして、丁寧に解説されていました。ありがたいことです。どうやらRAID BIOSからは再構築はできず、AMDから提供されている「RAIDXpert」というソフトを入れて、Windows上から再構築するとのこと


AMDのウェブサイトから、サポート&ドライバというページに飛ぶと、右の「ドライバのダウンロード」から目的に応じて選択できるようになっています。マザーボード・チップセット→AMD 7-Series Chipsets→All 7-Series Chipsets→あとは希望のOSを選べばOK。筆者の環境(Windows7 64bit)で検索すると、2011/12/13更新のSB8xx RAID Driver for Windows 7 Ver.11.12 が最新っぽいです。これをインストールすると、カタリストが云々と、まるでグラフィックドライバのような案内が出るので「あれ?間違えてグラフィックのドライバを落としちゃったかな??」などと思いますが、無視してそのままインストールすればOKです。

スタートメニューからRAIDXpertを起動すると、ブラウザが起動しました。ウェブのインターフェイスなんですね。左側のメニューから「物理ドライブの表示」を選ぶと、1台(Seagate)がRAIDに割り当て済みで、もう1台(WD)がSingle Diskとして表示されています。これが今回再構築対象となるHDDですね。続いて「論理ドライブの表示」から再構築を選んで、対象のHDDを指定してやると再構築が始まりました。250GBのHDDですが約2時間で再構築完了しました。めでたし、めでたし。

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このページは、もりもりが2011年12月26日 23:15に書いた記事です。

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