【297】ビデオカメラから映像取り込み

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お客さんから「デジタルビデオに撮った映像をDVDに焼いてスタッフに配りたい」との依頼を受けました。写真屋さんに持ち込めばやってくれるのは知っていたのですが、技量向上のため(単なる趣味? ^^;)にも、筆者自身でチャレンジしてみることにしました。実は2003年頃にキャプチャーカードを買うだけは買ってあったのです。古いVHSのビデオテープから全部パソコンに取り込んで、かさばるテープを捨てちゃおう、と思っていたのですが、結局PCのスペックの問題やら、ソフトの設定の問題やらがいろいろ面倒で、その後ほったらかしになっておりました。依頼してきたお客さんは、デジカメみたいな感じでUSBでつないでファイルコピーすればOK、と思っていたらしいのですが、そう簡単にはいきません。お客さんもパソコンはお持ちですが、キャプチャーカードは入っていなかったため、とりあえずビデオカメラを預かって帰ってきました。

そういうわけで、今日は朝から自分のパソコンをオフィスに持ち込みまして、長らくほったらかしだったキャプチャカード(KWORLDのKW-TV878-FNT)を差します。このカードはConexant 878Aというチップを使っているもので、「画質はそこそこ、でも安いから良いんじゃない?」みたいな感じ(笑)。確か6000円位で買った記憶があります。筆者は元々VHSのビデオテープをキャプチャーする目的だけだったので、6000円でここまで出来れば十分だと思います。まぁ今ならもっと良い製品もあるんでしょうけどね。

キャプチャーカードも差し終わって、さぁ起動、と思ったら、ウィンドウズの起動画面の後、画面が真っ暗のまま。筆者は自宅で19インチのモニターを使っているのですが、そのままの設定で会社の15インチCRTをつないでも何も映りません。仕方なくショートカットーキーを利用して真っ暗の画面に向かいながら解像度を変更。こちらの解説(画面を見ずにディスプレイの解像度を戻す方法)が大変参考になりました。関連して、コマンドラインからコントロールパネルの項目を直接起動する方法ってのもあるようです。これも結構便利かも。

画面解像度の設定も終え、ドライバをインストール。購入時に付いていたCDROMを使用します(KWORLDのウェブサイトに行っても何の情報も無し、既にサポートが打ち切られている模様)。次にキャプチャー用のソフト「ふぬああ」をインストール。「ふぬああ」は設定項目が非常に多く、TVチューナー部分もコントロールできるし、タイマー録画にも対応しているなど、フリーとは思えない充実度です。ただ設定項目が多すぎて初心者には少々取っつきにくいところがあり、筆者はこちらの解説サイトを参考にさせていただきました

後で分かったことですが、DVD±RWドライブを買ったときに付いていたUlead Video Studioというソフトもキャプチャー用ソフトとしてはポピュラーなようで、次回はこっちも試してみようと思っています。

まぁそんなこんなで、丸1日かかってデジタルビデオのキャプチャーに成功いたしました。映像はDV、音声はPCMと、劣化の少ないエンコードでキャプチャーしてから、DVD用isoイメージを作成(これがやたら時間がかかる)、そしてDVDに書き込みます。今自宅のDVDプレーヤーで再生していますが、普通のビデオよりは全然綺麗。とりあえずはこれで十分ですね。

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どうもです。
DVビデオと言うのは最近のごく普通のビデオカメラの事でしょうか?
だとするとえらく面倒な取り込みをしましたね。
デジタルビデオからパソコンに取り込むときはカメラとパソコンをIEEE1394ケーブルで繋いで取り込みソフトで取り込めば音も映像も最適化されて終わりですよ。劣化もありません。
その後編集(主に不要シーンのカットなど)を行ってDVDに焼付けを選択すると勝手に焼いてくれます。
1万円以下のソフトでも簡単に1つのソフトで完結できるようになっていますのでお勧めです。

IEEE1394自体普段全く使わないのですが、ビデオ編集をやる可能性がある時はマザーにこの端子がついている製品を選んでおくのがいいと思います。
PCI接続のカードですとバスの転送速度が遅いので性能的に問題です。価格と消費電力の差でもマザーオンボードの方がよいので。

iso化はやはりCPUの性能でしょうね。
7月にAMDも大幅な価格改定を実施するようですのでそろそろ狙ってみてもいいのではないでしょうか?
ちなみにAMDが発熱がきつかった時代はかなり昔に去りまして現在ではPentium系の方がどうしようもなく熱を出します。
AMDの方が熱制御は優れてますし、パフォーマンスも上です(でした)

最近の動きとしてはIntelがデュアルコアの価格を大暴落させた影響でAthlon 64もシングルコアは約半額に落ちました。
3500+で13000円程度まで下がりました。
Intelは7月にCore2Duoを投入するに当たり、Pentium系をさらに値下げするようです。
具体的には7月後半にはPentium4の価格は今のCeleronと同じになり、Celeronは5千円台というむちゃくちゃな時代が到来します。
AMDはすでにシングルコアを半値にしてしまいましたのでまだ高値を維持している上位クロックも一気に1万円台前半に持ってきて、やりたくもないX2コアも1万円程度値下げというのが大方の予想です。

AMDはIntelと違って2007年まで新製品を投入できないので価格の値下げでしか対応できないのです。
Athlon 64 X2は現時点では価格、性能、発熱とも最高のCPUですがCore2Duoにどうも全て持っていかれてしまうので、価格を下げざるを得ないようです。

ただ買い替えとなるとケース、電源も含め総取替えになってしまうところが痛いです。
最近はメモリーも毎回変更になるし何とかして欲しいものです。

おおー、なんだそうだったのか(苦笑)。なんて恥ずかしいことをしてたのでしょう。

確かにお客さんから預かったデジタルビデオにはDV端子なるものが付いてました。筆者のパソコンにもIEEE1394は付いていますが、コネクタの形状が違ってたので「こりゃまた新しい規格なんだろうな〜」と思いこんでいたのですが。

調べてみたらDV端子というのはIEEE1394規格準拠。しかも4ピンと6ピンがあるので形状が一致するとは限らないとのこと。USBもそうだけど、形状が一致してなくてややこしいじゃないか!!と八つ当たりモード(爆)。

まぁVHSのビデオテープを削減するための訓練にはなったので、これはこれで良しとしましょ・・・。

そうそうDV端子って6ピンと4ピンの2種類あります。なんでこんな規格作ったんだろうって思いますよ。
さらに最新のIEE1134bは800Mの高速転送が可能ですが、ピン形状がまた変わります。
なので採用実績も少ないです・・・

USBにシェアを奪われた理由がわかります。
VHSの取り込みはキャプチャーカードが絶対必要ですよね。

DV端子の取り込みは音量の調節が不要なこと、ソフトの方でテープを巻き戻したり出来ること、カメラとパソコンの動作が完全に同期するので、取り込み時のミスがないなど主に利便性なんですよね。
もし必要ならケーブル買って行きますのでピンサイズを言ってくださいな。

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このページは、もりもりが2006年6月 7日 23:04に書いた記事です。

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