【309】ハードディスク交換

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現在メインマシンとして使っているキューブ型PC(BIOSTAR iDEQ 200V)には、120GBのHDDが入っていますが、最近DVDなどを良く扱うようになったので、もう少し容量の大きいHDDに交換しようと思い立ちました。OSも2000のまま長らく引っ張っていたので、この機会にXPに入れ替えることに。連休最終日の今日、二日酔い気味ではありましたが(笑)朝から作業に取り掛かりました。

HDDは一昨日の土曜日にジャカルタの電気街(Pasar Glodok)にて調達済み。何件かスペックと価格を聞いて回った結果、Seagate Barracuda ST3250824AS (250GB シリアルATA300 7200RPM)を80万ルピア購入しました。日本円換算すると丁度1万円ってところ。ウェブで日本での相場を調べてみたところ、最安値は8千円台ですが、9千円台で売ってる店が多いようなので、インドネシアでの買い物としては上出来だったと思っています。

今まで使っていたHDDはIDE(パラレルATA)でしたが、今回のものはシリアルATAです。iDEQ 200VはVIAのチップセット(KM400&VT8237)を使用しており、オンボードでシリアルATAに対応しているので、つなげばOKかと思いきや、全然認識してくれません。

とりあえずBIOSを最新版(といっても2004/11/10の日付ですが)にアップデートしますが、やっぱりだめ。ただ、このBIOSアップデートによって、電源を入れた際に表示されるBIOSTARのロゴを消すことができたので、それはそれで大変良かったです(前からうざったいと思っていたので ^^;)。

それでウェブでいろいろ調べてみると、どうやらHDDの転送速度を1.5Gに制限することで認識するようになるとのこと。通常は転送速度が変わっても互換性が保たれるべきなのですが、VIAのチップセットVT8237に起因する問題のようです。HDDにはジャンパー設定については何もかかれていなかったので、Seagateのウェブサイトで
What can I do if my system locks up when I connect my 3Gb/sec SATA Seagate drive to an older 1.5Gb/sec SATA card? (意訳:3Gb/secのHDDを1.5Gb/secのSATAカードにつなぐと不具合が起こるのですが、どうすればいいですか?)というエントリを発見。手ごろな大きさのジャンパーが見当たらず、部屋中を探し回ること約10分、ようやくジャンパーを発見し(古いマザーボードから1本拝借)、HDDにジャンパー設定をしたところ、無事認識してくれました。

いよいよOSのインストール。筆者が使ったメディア(2003年頃に購入したWindowsXP Professional SP1適用版)はVT8237用のSATAドライバを標準では持っていないので、ドライバをフロッピーディスクにコピーしておいて、インストールの途中でF6キーを押すという方法を取らなくてはなりません。マイナーなSCSIカードを好んで試していた筆者にとっては、大変懐かしい手法(爆)です。ところが筆者のキューブ型PCにはFDDが付いていません。ということで、SATAのドライバを読み込ませるためだけに、サブマシンについているFDDを一時的に拝借して取り付けます。

そんなこんなでインストールは完了したのですが、アクティベーションのところで引っかかってしまいました。今回インストールしたXPは、以前一時期、別のPCにインストールして使っていたことがありました。アプリケーションの動作確認目的だったので、今から思えば、その時にアクティベーションせずに使っていれば(アクティベーションしなくても30日間は使えるので、動作確認には十分)こんなことにはならなかったのでしょうが。今ではそのPCは使っていませんし、今後も使う可能性はないので、ライセンス的には問題ないと思うんですけどね。明日にでもサポートに電話して、どうすれば良いか聞いてみたいと思います。アクティベーションは確かに違法コピーに対しては強力な対応方法だと思いますが、しばしばパーツを交換する自作派の人間にとっては少々面倒ですかね。

コメント(4)

どーも、もりもり

>アクティベーションは確かに違法コピーに対しては強力な対応方法だと思いますが、しばしばパーツを交換する自作派の人間にとっては少々面倒ですかね。

えー、以前、ほとんど同じような状況で、MSに「すんませんけど…これこれこういうことなんで…どうしたら処理できますか?」って丁寧に問い合わせたら、泥棒扱いされました。端から「あんた…ホントに金出して買ってるんだろうね?誰かのコピーじゃないよな?」みたいなのが根っこにあるような対応でチクチクと「だから30日間の期間があるんですけどね…」と言われ続けて、エラク憤慨しました。あまりに頭来たんで「そっちが収益をどう守ろうが知ったこっちゃないが、自分の買ったものなのに、手前勝手な都合でイチイチメンドクセィことさせる上、問い合わせたら泥棒扱いするのってのはどうよ?」っていう内容を言ってやりましたよ、ええ。(人によってはクレーマー認定だな、こりゃ(笑))

結局は、その場で対応されたので、解決したんですけど、「MSの対応は守銭奴のそれであった」という、経験者からのレポートです(笑)。参考まで。

>だいんさん

コメントありがとうございます。結局、特に疑われることもなく手続きが完了しました。詳細は次回のエッセイに書きますね。

でもこういった対応って、担当者個人の裁量(気分次第?)が大きいような気がしています。結局その担当者次第というか。クレジットカードの発行でも、一旦は「今回は見送り」になっても、しばらくしてもう一度申し込んだらOKになったりしますし。まぁそんなもんだと思って諦めた方が良いのかなとも(^^;)。

もりもり:
>でもこういった対応って、担当者個人の裁量(気分次第?)が大きいような気がしています。

おっしゃる通りで、結局、「上の人」に代わってもらって解決したんですよ。まー、分かるんですけどね。相手も人間ですから…。
何より、トラブルっぽいこともなく完了してよかったでございまする。

P.S.なんか…丸くなった(爆)?

>だいんさん

私はもともと丸いですよ〜(爆)。だいんさんも丸くなりましょう(笑)。

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このページは、もりもりが2006年8月21日 21:21に書いた記事です。

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