ちょっと理由あって、古いVAIOノート(PCG-505V)のリカバリをすることに。筆者が就職する直前に、秋葉原の石丸電気でバイトをしていたときに売っていたモデルですから、7年物ってことか。MMX 300MHz、RAM 128MB、HDD 4GB、という少々貧相なスペック。スペックは仕方ないとして、困ったのがFDDもCDROMドライブも付いていないということ。正確にはFDDは付いているのですが、読んだり読まなかったりと動作が怪しい。7年前の機械だから仕方ないか。OSは元々Windows98だったようですが、今回はWindows2000の英語版をセットアップしてほしいとのこと。
とりあえずHDDを引っこ抜いて、別のパソコンにつないで、パーティションを切って、片方にWindows、Office等のCDROMの内容をコピーして、それを利用してインストールの途中まで進んだところで、元のVAIOに戻してインストールを完了させる、という方法を試すことに。同じ方法は他のNotePCでもやったことがあったので、たぶんこれで行けるだろうと。
分解を始めるも、なんだかうまく行きません。分解方法を丁寧に解説してくれているページを見つけて参考にしました。こんなややこしいことになってるのか、これだからVAIOは・・・(ぶつぶつ)。HDDを取り出し、2.5inchと3.5inchの変換コネクタを使って別のパソコン(実験用に使ってるWindows2000マシン)につなぎます。
まずは普通にWindows2000を立ち上げ、VAIOのHDDのパーティションを切ります。後にC:となる3Gの領域と、後にD:となる1Gの領域とに切って、フォーマット。後からFDD起動をすることも考えて、敢えてFAT32でのフォーマットとします。1Gの方にWindows、Office、サービスパック、必要そうなドライバ等々をコピーしておきます。コピーが終わったら電源を落とし、今度はVAIOのHDDだけを残して、FDDから起動します。起動用ディスクはWindows98のものを利用。不要なドライバ(今回はCDROM、SCSI関連は不要)を抜いて、代わりにsmartdrvとchevを入れておきます。smartdrvがないと、HDD内でのファイルコピーに死ぬほど時間がかかるので。chevは英語版インストールの時には必要なコマンド。今回は互換コマンドのCHEJをダウンロードして使用しました。
FDDから起動後、smartdrvを実行、言語を英語に変えて(>chej us)、windows2000のインストーラー(今回の場合はi386中のwinnt.exe)を実行すれば、インストールの第1段階(DドライブからCドライブへのファイルコピー)が始まります。ファイルコピーが終わった後、再起動を促すメッセージが出たら、ここで電源を落として、HDDをVAIOに戻してやります。ここでVAIOを起動すればセットアップが開始、するはずなのですが、「NTLDR is missing」というメッセージが出て起動しません。
前にDynabook SS 3430で同じことをやった際は問題なかったはず、と思って、DynabookにこのHDDをつないでみたら、何と問題なくセットアップが起動します(爆)。これは一体どういうことでしょう?Dynabookは問題なし、VAIOは起動しない・・・。もしかしてVAIOには、VAIOでセットアップを開始したHDDでないと起動しない、というようなガードがかかっている?なんかエプソンチェックみたいでいやだなぁ(爆)。真相は分かりませんが、とにかくこういう奇妙な状況に陥って、行き詰まってしまいました。
読者の皆様、何か良い方法ありませんかね?あと思いつくのは、HDDを変えてみる、NTFSにして試す、MBRのクリア(>fdisk /mbr)とか、そんなところかなぁ。
勇者発見(笑)。
VAIOは曲者なので、TRを超初心者のように、ごくフツーに使ってます。プリインストールソフトすらアンインストールしてない(笑)。だって怖いんだもの。何が起こるかワカランし…。というわけで、役立たずでスマヌ。
>dainさん
おお、何て役立たずなコメント!(超爆)私も好きでVAIOをいじってる訳じゃないんです。頼まれた時は気軽にOKしたのですが、こんなにはまるとは。後悔しまくり。
現在使ってるのはDynabook、ちなみにその前はLet's NoteとIBM Xシリーズ(x21、x31)でした。