【421】坂崎写真館に加藤和彦が来訪

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坂崎幸之助の一夜限りの音楽ライブ VOL2」を見て感激!しました!日本では金曜夜に放送されていたようですが、こちらでは1日遅れの今夜、土曜夜の放送でした。アルフィーの坂崎とNHKの小野文恵アナウンサーが進行役で、この日のゲストは山本潤子、尾崎亜美、加藤和彦、泉谷しげる、という面々。「翼を下さい」「オリビアを聞きながら」「あの素晴しい愛をもう一度」「春夏秋冬」といった名曲の数々を聞くことが出来ました。

山本潤子といえば赤い鳥〜紙ふうせん、の活躍はもちろんですが、10年ほど前にユーミンが荒井由美名義で一度だけライブを行ったとき、「あの日に帰りたい」のバックコーラスで参加していたのを思い出します。澄んだ高音の声は衰えを知りませんね。

「タイムマシンにお願い」は久々に聞きましたが(今回のボーカルは尾崎亜美)、これがものすごく良い。この曲が30年前に既にあったというのが信じられないほど。サディスティックミカバンドには高橋幸宏や後藤次利をはじめ、逸材が多く所属していましたが、やはり加藤和彦のセンスは群を抜いていますね。「あの素晴らしい愛をもう一度」の歌詞を、長調の明るいメロディーに乗せてしまう感覚とか、本当に天才的だと思います。

泉谷しげるが「春夏秋冬」を歌っているのをテレビで見たのは初めてだったかも。その後で「あの素晴らしい愛をもう一度」を歌っていたのには、ちょっと笑ってしまいましたが(^^;)。

番組を見ながら、細かい点ですがフォークファンとしてはおおーっと思う点がいろいろありまして。以下に書いてみますと・・・、

・スタジオで演奏しているバンドの中に小原礼がいた。
→尾崎亜美の旦那さん。サディスティックミカバンドやGAROに所属。

・番組のナレーションがきたやまおさむ
→現在の本業は精神科医ですが音楽活動も行っているようです。

・帰ってきたヨッパライのアレンジバージョンが流れたが、原曲にあった「おらが死んだのは、ヨッパライ運転で」というフレーズが無かった。
→意識して削除したのかどうかは分からないが、やはり時代の流れ的に放送するのはまずいと思ったのかも・・・。

・関西フォークについての話の中で、加藤和彦が古井戸について言及。すかさず坂崎が「さなえちゃん」のさわりをギターで弾いていた。
→古井戸とか「さなえちゃん」は、かなり濃いファンでないと知らないはず。大学ノートの裏表紙に〜♪

・同様に「帰ってきたヨッパライ」のB面の「コブのない駱駝」や、ズートルビー名義の「水虫の唄」の話題になったときも、すかさず坂崎が弾いていた。
→坂崎もすごいのですが、そうやって考えると、アルフィーというバンドは、あれだけ方向性がバラバラな3人で、よくバンドとしての体をなしているのだなと感心します(爆)。

この番組は続き物のようで、先月第1回が放送されていたようです。まぁ前回出演の南こうせつ、谷村新司よりも、今回の泉谷しげる、加藤和彦といった面々の方がテレビ的には珍しいのではないかと思いますが。第3回以降はどんなゲストが出るのでしょうか、期待ですね。

コメント(3)

坂崎写真館に加藤和彦が来訪
見逃してしまいました。
録画していませんでしたか?
もし録画していたのであれば見せていただけないでしょうか?
再放送を問い合わせましたが、ナイとの事でした。

>岩手っ子さん
残念ながら私は録画していません。録画すれば良かったとは思うのですが、現在録画可能な機材としてVHSのビデオしか持ち合わせていなくて(^^;)。今更ビデオテープで撮るのか?って感じですよねぇ。

ファンは多いと思うので、録画してる人は絶対いると思いますが。インドネシアで探すよりは、日本で探していただいた方が可能性は格段に高いと思いますので・・・。お役に立てずすいません!

丁寧な返事ありがとうございます。
残念です。
また何かありましたらよろしくお願いします。

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このページは、もりもりが2007年9月15日 23:55に書いた記事です。

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