【14】シベリアを眼下に

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社会人になって初の9日間休暇を取りまして、オランダとドイツを訪れました。アムステルダムでは現地駐在している日本人のご家族のお宅に長々とお世話になり、またベルリンでは同時期に旅行をしていた日本人の友人と合流し、楽しい時間を過ごすことが出来ました。本当に、あらゆる意味で、自分は幸せ者なんだなぁと感じられた1週間でした。人とのつながりの大切さを再確認したと申しますか、あるいは自分が寂しがり屋であるということを再認識したとも言い直せるかもしれません(笑)。

現在、フランクフルトから関西空港へ向かうA320の機内です。ビールを飲んで、食事をしながらワインを飲んで、それからウィスキーを飲んで、いい感じで寝に入ったのですが、3時間ほどぐっすり寝た後、目が覚めてしまい現在に至ります。窓の外に目をやると、地平線近くに細く赤い月が見えています。名前は分かりませんが、ロシアのどこかの街の明かりも見えます。おそらく一生訪れることもないであろう街の明かりを見下ろしながら、そこで暮らしている人たちがいるのだなぁと考えると、何ともいえず物狂おしい感覚に苛まれます。

ルフトハンザに乗るのは今回の旅行が初めてだったのですが、シートがレカロ製というのに驚きました。まぁドイツのメーカーですから、そういうことがあっても不思議ではないのですが。うちの車のシートもレカロ製だったんですね。長距離を運転しても疲れにくい、少し堅めのクッションがとても気に入ってるのです。でもエコノミーのこのスペースでは、せっかくの良いシートも、その性能を引き出し切れていないような気がします。

またちょっと眠くなってきました。関西空港到着が土曜の朝9時頃だったかと。西向きに飛ぶのは平気なのですが、東向きに飛ぶと時差ボケしやすいので心配です。日本着を日曜でなく土曜にして、しかも東京でなく大阪にしたのは、時差ボケ対策、日本社会復帰対策(休みボケ対策)、そして、どうせならついでに三重の実家で一泊しようと思ったからです。三重には正月以来帰ってなかったものですから。土曜の夜に友達と一杯やろうかなと。

東京についたら、月曜日からの準備と合わせてこのエッセイをアップすることにします。

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このページは、もりもりが2001年11月12日 01:26に書いた記事です。

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