【22】衝動買い、そして人間の証明

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筆者はあまり衝動買いはしないタイプ。逆に「これを買おう」と心に決めて買い物に出かけても、結局決心がつかずに買いそびれることすらある(笑)。そんな筆者ですが、先日近くのパソコンショップの閉店セールで、名刺整理ソフトを1万円ちょっとで衝動買いしてしまいました。まぁ前から少し興味はあったんですけどね。

このパッケージ、メディアドライブというメーカーの製品。OCRソフトの世界では名の知れた会社で、WinReaderProという製品が有名です。まぁそれはいいとして、USB接続の小型スキャナとOCRソフト、それに画像イメージを合わせて管理できるDBソフトが付いて1万円ちょい。まぁ良いかな。

もともとは仕事の名刺整理に使えるかなぁと思って買ったのですが、ひとまず自分のプライベートの名刺を実験的にスキャンさせてみようかなと思い、せこせこ始めてみました。対象が名刺ということでどうしても文字が小さくなってしまうので、OCRの認識率が通常よりもちょっと悪かったかな。でもまぁ一から打つよりは楽だし、名刺のイメージも合わせて管理できるから良いかな。これがイメージごとパームに移行できれば楽だろうなぁ。

で、思ったこと。名刺多すぎ(笑)。この機会に、ってことで整理してみたんですが、200枚以上出てきて・・・。全部重ねてみたら5センチくらいになってた。確かにほとんど連絡取ってない人もいたんだけど、少なくとも半分くらいの人には今でも連絡できるなぁとか思いながら。友達は大切にしなきゃな、と改めて思った瞬間でした。

ちなみにこれは社会人になってから名刺交換した人だけに限った話。学生時代に交換した名刺はスキャンせずに名刺ブックに入れっぱなし。こっちがまた同じ数くらいあるんだな。半分くらいはかぶってるけど・・・。つまり学生時代に知り合って、今でも付き合いが続いている人が結構な数いるんだなぁと。

時々、いや、しばしば「友達が多いね」と言われます。しかし筆者自身にとってみれば、昔から無線、合唱、サークル、パソ通、インターネットなどなどを通じて、恒常的にこの程度の人間関係が回りにあったわけです。筆者にとっては至極普通の環境なのです。だから「友達が多い」と言われても「別に特別多くはないよなぁ」と思う程度の認識しかなかったりします。

ただ矛盾するようですが「友達が多い」と言われることは、同時に大変嬉しいことでもあります。「友達が多い」と言われることによって得意気になっている、というわけでは決してありません。「友達が多い」と言われることは、筆者自身の周りを取り囲んでくれている多くの人間の存在を、第三者が認めてくれていることに他ならないからです。筆者に対して発せられた「友達が多いね」という言葉は、その話し手が期待しているであろう響き方とは違う響き方で、筆者の心に伝わっています。

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このページは、もりもりが2002年1月29日 02:07に書いた記事です。

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