【276】J-MELOでフォーク特集!

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先日J-MELOという音楽番組について書きましたが、今日のテーマは欧州音楽でした。平原綾香の「Jupiter」や、cobaの「僕が鬼」などが紹介されていました。詳細は番組のサイトをご参照ください

Jupiterというのは木星のこと。イギリス最大の一発屋と筆者が勝手に呼んでいる(爆)グスタフ・ホルストの「惑星」という組曲の4番目の曲です。火星、金星、水星、木星、土星、天王星、海王星、の7曲から成ります。ちなみに冥王星が無いのは、作曲当時まだ発見されていなかったから。

cobaは「だんご三兄弟」が紅白出場を果たした際、バックでアコーディオンを演奏していたことでも有名な(?)ミュージシャンです。本名が小林さんなのでコバとのこと。ちなみにインドネシア語でcobaと書くとチョバと発音し、試みる(英語のtry)という意味になります。よく使う基本単語です(笑)。

番組のサイトを見ると、なんと2/24はフォーク特集だそうです!これは見なきゃ!!紹介されるメンバーもなかなか興味深いです。

> 1. なごり雪 /イルカ
> 2. カレーライス /遠藤賢司
> 3. 生活の柄 /高田渡
> 4. さとうきび畑 /森山良子
> 5. 港のロキシー /あがた森魚

「なごり雪」は「雨の物語」と並んでイルカの代表曲であり、伊勢正三の名曲。遠藤賢司の代表作「カレーライス」は、歌詞の中に三島由紀夫の自決のニュースが出てきます。「生活の柄」は、昨年ツアー先の北海道で亡くなった高田渡の代表作。穏やかなメロディーに乗せられた重い歌詞に考えさせられます(歌詞の中に浮浪者という単語が入っていますが、普通に放送されているようです)。

「さとうきび畑」については、ちょっと語りたい。いや声を大にして言いたいことがあります。この曲は寺島尚彦の代表曲で、一般的には森山良子が歌っているバージョンが最も有名だと思います。しかし他にも、ちあきなおみ、また寺島さんの娘さんであるソプラノ歌手の寺島夕紗子が歌っているバージョンも存在し、他にもいろんな方が歌っているバージョンがあるようです。

筆者は「さとうきび畑」を大学の合唱団にいた時に歌いました。その楽譜には確か「淡々と、感情をおさえて」と記されていたと記憶しています。筆者の考えとしては、岡林信康が「友よ」を淡々と歌ったように、「さとうきび畑」は淡々と歌うことによってその歌詞の意味をより深く訴えることが出来るのだと思います。一方で、森山良子バージョンは感情を込める歌い方だと思います。それはそれで良いのですが、淡々と歌うことによって虚しさや無力さを訴える、というのも、また一つの表現方法なのではないかと筆者は思っているのです。

そして最後の「港のロキシー」ですが、すいません、知りません(苦笑)。あがた森魚といえば「赤色エレジー」だと思うんですが・・・。どうせなら「赤色エレジー」が聞きたいなぁ。


そういえばNHKの国際放送、ニュースの中でもトリノオリンピックのことはほとんど放送してくれません(5分か10分かだけ流してくれる)。これは放映権の問題で、NHKは日本国内でしかオリンピックの映像を使用出来ないとのこと。かといってインドネシアの放送局が冬季オリンピックを放送してくれるはずもなく(爆)新聞やウェブサイトで結果をみるだけです。

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 cobaはどちらかというと
「おしゃれカンケイ」のオープニングで有名じゃないですかね?

放送権のカンケイ、なるほどね、とおもいました。

ちなみに1時間の時差、
こちらはほぼプライムタイムに見ることができるのですが、
BBCのテキトーっさっぷりに飲み込まれてしまい
(というかNHKが盛り上がりすぎ?)
なんとなくナナメにみてるって感じです。

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このページは、もりもりが2006年2月12日 21:33に書いた記事です。

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