【283】大岡越前の2時間特番に注目

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筆者がNHK好きであることは周知の事実ですが、実は時代劇好きでもあります。特にTBSの月曜8時枠が好き、と言えばピンと来る人も多いはず。そう、あのナショナル劇場、水戸黄門の枠ですね。もちろん時代劇+NHKという両者を満たす大河ドラマも好きなのですが、武田信玄の出来の秀逸さ(山本直純のサントラも含む、あのテーマソングはすばらしい!)が逆に仇になりまして、その後のどのドラマも、今一つ好きになれずにいます。ちなみに新撰組は好きでしたが、あれは筆者の頭の中では「時代劇とは別枠」として認識しておりました(笑)。

さてそのTBSの月曜8時枠ですが、2週に渡って2時間特番が放送されているようです。13日が水戸黄門、そして20日が大岡越前。思わず日本に一時帰国中の知人に連絡して「来週月曜日の大岡越前、録画して持って帰ってきて!」なんて頼んでしまいました(^^;)。本当は水戸黄門の方が好きだったのですが、ご老公が里見浩太朗になってから(実際はその前に一瞬あった石坂浩二の時から)オリジナルから脈々と受け継がれる勧善懲悪痛快マンネリ娯楽時代劇っぷりが薄くなってしまったので、今では大岡越前の方が好きになってしまいました。

余談ですが、筆者は007好きでもあり、その理由はもちろん勧善懲悪痛快マンネリ娯楽スパイ映画、だからであります。イギリス版水戸黄門と言っても過言ではない。

さて、その20日放送の大岡越前特番ですが、キャスティングもオリジナルに忠実になっているようです。大岡忠相 by 加藤剛はもちろん、榊原伊織 by 竹脇無我、さらには左とん平、高橋元太郎、佐野浅夫などなど蒼々たる顔ぶれ。もちろん、徳川吉宗 by 山口崇も健在です(爆)。個人的には大坂志郎が出てたら嬉しいなぁなんて思ったりもしてますが。いずれにしても、これは見ないと・・・。日本からのビデオテープが待ち遠しい。

お察しの良い方はお気づきと思いますが、佐野浅夫、高橋元太郎といった顔ぶれは、以前は水戸黄門の劇中でも見ることが出来ました。これは同じ月曜8時枠、同じ京都での撮影(太秦撮影所、そしてロケで頻繁に使われる大覚寺は時代劇ファンなら必ず押えましょう)ということもあって、役者さんに継続して出演してもらうための策だったのかもしれませんね。

ちなみに、時代劇と言えばテレビ朝日の暴れん坊将軍も外せない名作ですが、こちらでは主役が徳川吉宗 by 松平健で、補佐役の大岡忠相 by 横内正(後に田村亮)というキャスティング。TBSのキャスティングとの対比がまた面白いところです。

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このページは、もりもりが2006年3月18日 23:10に書いた記事です。

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