【282】オーシャンブリッジ、ですか!

前々回(280回)前回(281回)と、PDFファイルを扱うソフトについて書きました。その記事へのコメントの中で、友人のあとべさんから「軽いPDFビューワー」として紹介されたBrava!Readerを試してみました。確かに軽い。というか純正のAdobe Readerは何故かとっても重いので(たぶん不要なプラグインまで大量に読み込んでいるからだと思うけど)、今後はこのBrava!Readerを使おうかと思っています。

そのダウンロードサイトを見ていると・・・、Informative Graphicsというロゴがあります。どっかで見た記憶があるなぁ・・・、するとその横にはOcean Bridgeのロゴが。このBrava!ReaderはNet-It Centralを販売しているオーシャンブリッジ社の商品だったのですね。

実は筆者が日本にいた時に所属していた会社はNet-It Centralの代理店でした。しかも入社して一番最初に出た展示会で商品説明をしたのがこのNet-It Central(当時はバージョン3か4でした)だったため非常によく覚えているのです。今、改めてオーシャンブリッジのパートナー企業一覧を見てみたら、スゴイ増えてますね。あ、一応うちの会社も残ってるわ(笑)。ジャストシステムや富士ゼロックスは当時からパートナーでした。筆者はジャストシステムのConceptBaseとセットで某製薬企業や某外車メーカーにセールスしてました・・・、ああ懐かしい(^^;)。

社長である高山さんのブログも時々拝見しておりまして、今年のお正月には久々にメールさせていただいたのですが、一応覚えていただいてたようで(笑)丁寧にお返事いただきました。さてそのブログの中にもあるとおり、先日新商品をリリースしたようです。

PowerPointファイル軽量化ツール、NXPowerLite。その名の通りpptファイルのサイズを小さくするソフトです。このソフトを使うと、ファイル形式を変えるわけでもなく、そのままpptファイルのままなのに、ファイルサイズが小さくなります。宣伝文句によると最大95%小さくなることもあるとのこと。

pptファイルってLZHやZIPにしても、あまりサイズが変わらないので、メール添付して送る時に困ることがありました。特に、ここインドネシアのように回線状況の悪い国では有り難いですね。あるいは回線状況の良い日本でも、海外などとpptファイルを頻繁にやりとりする企業では、特に利用価値があるのではないかと思います。

しかし・・・、この技術は確かにスゴイのですが・・・、冷静になって考えてみるとマイクロソフトは一体何をやっていたんでしょうか?(苦笑)

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オーシャンブリッジ高山のブログ - NXPowerLiteのお客様の声を集めてみました。 (2006年3月20日 19:00)

NXPowerLiteの発売以来、お陰様で、このブログへのコメントや、ご自身のブログでのレビューといったかたちで、お使いいただいた皆さまからの感想が多数寄せられています。 ということで、そうしたNXPowerLiteをお使いいただいた皆さまの感想を、まとめてご紹介させていた... 続きを読む

http://slashdot.jp/で拾ってきたんですが、パワーポイントのファ... 続きを読む

コメント(4)

Mさん、うちのソフトをいろいろとご紹介頂きありがとうございます!ブログやってたんですねー。しかもすごい前から。

> あ、一応うちの会社も残ってるわ(笑)。

最近またAさんがいろいろとご提案して下さっていますよ。

> 一応覚えていただいてたようで(笑)

もちろんです!

> 海外などとpptファイルを頻繁にやりとりする企業では、特に利用価値があるのではないかと思います。

うーん、確かに。みなさんブログでいろいろとアイディアを下さるので、また今度、皆さんのコメント等をまとめてブログに上げようかと思ってます。

純正のAdobe Readerは確かに重いですよね。7.0から幾分起動が早くなりましたが。
PDF自体は文書に電子署名を埋め込んだりする機能が本来売りなのではないかと思っています。
またフォントの埋め込み機能の制度は結構重要でして弊社のようにロンドンに上場しているなどの場合、決算の数字の桁が結構な確立で落ちてたりするんです。これだけでも大問題。
なので日本語環境以外での互換性ってすごく大事なんです。

ですが一般文書のPDF化ってほとんどの場合、文書を削減したい、書類を探し出すのに検索機能を使いたいというのがニーズだと思います。

なのでそういう場合は純正以外のほうが私もよいのではないかと思っています。

>しかし・・・、この技術は確かにスゴイのですが・・・、冷静になって考えてみるとマイクロソフトは一体何をやっていたんでしょうか?(苦笑)


ビルゲイツ曰く、PDFも「かつて参入が遅れ、後に莫大な利益をもたらす果実を手に入れそこなった分野」の一つになるんでしょうね。

たとえばi-podのようなポータブル機とネット販売による音楽網。
たとえばskypeのようなソフトフォンの分野。
たとえばPhotoshopなどの画像処理分野。
たとえばアンチウイルスソフトなどのセキュリティーソフト分野など。

つまりOffice製品やブラウザー、メーラーなどのように他社製品を圧倒できなかったものの一つになると思います。

ですが次期OfficeであるOffice12ではPDFを標準でサポートするらしいですよ。
WordでPDFファイルがネイティブに編集できるようになるとAdobeは厳しいかもしれませんね。
もっと言うとAcrobatを使って自社のみではんばいするよりマイクロソフトからがっぽりライセンス料を取得した方が得であるとの見方も出ますが。

高山さん、ご多忙の中、コメントありがとうございます。そうですか、うちのA先輩が提案していますか。微力ながら弊社も貴社のビジネスに協力できれば幸いです。

ブログはまさにそうですが、こういった情報共有を通じて、様々なアイディアが集まるのはすごく楽しいことであり、また貴重なことだと思っています。ただ同時に、それら多くの情報を取捨選択する必要性も出てくるんですけどね・・・。

この取捨選択というか「あれ、この情報は怪しいな?」みたいなことを何となく認識できる感性は、パソ通時代から長年この世界に触れていたおかげ(あるいはパソ通からインターネットへの変遷を身をもって感じてきたおかげ)かなと我ながら思っています(苦笑)。

自慢できる話じゃないな(爆)。

K’先生からコメントいただきました。毎度どうもです。

ところでジャカルタにはいつ遊びに来てくれるの?(笑)発展途上国は興味ありませんかねぇ。インターコンチの最上級ルーム(曽我さん、ジェンキンスさん一家が泊まったキッチン付きの部屋)にご宿泊というのもネタとしては良いかもしれませんよ。先日理由あって中に入ったのですが、残念なことにK’先生ご希望のエロさはありませんでした(^-^;)。

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この記事について

このページは、もりもりが2006年3月16日 23:50に書いた記事です。

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