こーじが自宅パソコンの増強をしたということで、ブログにいろいろと書いていたので、筆者も自分のマシンについてちょっと考えてみました。現在メインで使用しているのは、ジャカルタ赴任が決まった際(2004年春)に作った、キューブ型。スペック等はこちらをご参照下さい。。
メインマシンはグラフィック、サウンド、LAN、USB2.0、IEEEなど、全部オンボード。なるべく機能凝縮型のものを選んだわけです。逆に、サブマシンをして使っている方は、当時(2001年位だったかな?)結構こだわって作った覚えがあります。CPUはメインマシンと同じくAMD(Athlon 1.2G)ですが、マザーがVIA製で、AdaptecのUltra160SCSIチップをオンボード搭載しています。今ではSATAなどもありますから、クライアントでSCSIを使う意味はあまりなくなってしまいましたが、やっぱり高速回転のSCSI HDDを3本とか入れると豪華な感じがします(まぁ理解してくれる人は少ないですが -_-;)。
HDDはまぁどうでもいいのですが、サブマシンで使っているグラフィックカードが何だったか思い出せなくて、「確かATIだったな」とか思いながら、ウェブで検索していると・・・今日発表されたばかりのホットなニュースが引っかかりました。AMDがATIを買収ですと!!Windowsの次期バージョン(Vista)もにらみながら、これはちょっと面白いことになりそうですね。アンチIntel人間の筆者(爆)としては、期待大です!!
ATIの買収の話はゴールデンウィークあたりからちらほら出ていましたのでやっとかという感じです。
ATIと言えば私も一番最初に買った(ついてた)ビデオカードがmach64というものだったと思い出しました。
VISTA ReadyのPCには高度な3Dグラフィックの機能が要求されます。INTELはダウンシュリンクによるノースブリッジの空きパタンにGPUの機能を載せることに成功しましたがAMDはチップセットにあまり力を入れていなかったのでATIの買収はお互いに良かったのかもしれません。
ただおそらくATIの買収の目的は高度な3Dゲームを実現すると言うよりもHDVの再生をスムーズに行うのが目的かもしれませんね。
INTELと比較してAMD+ATI連合の不安点は自社のファウンダリが弱いことです。
つまり半導体の製造を行うFab工場の数がINTELと比較してかなり少ないです。
Fabのレーンを構築しなおすのは1000億円単位のコストがかかると言われていますから、実はINTELもCPUばかりではなく普通の記憶用のLSIなんかをたくさん作ってます。パソコン以外の需要も網羅しておいたほうが一市場の急激な変化でも損失が少ないので。
果たして統合型のチップセットを作った経験のない2社がどこまでがんばれるか、若しくは統合型をあきらめてAMDプロセッサ搭載のPCのみATIのカードを使うとパフォーマンスが上がる仕組みで対抗するのかもしれません。
どちらにしましてもAMDは2007年の後半にクワッドコアを投入するまでは消費電力、パフォーマンスとも大変な苦労を強いられます。
INTELが今週発表する新型のCPUはそれくらい圧倒的な、低価格、高パフォーマンス、低消費電力を実現します。
なにせ12万円以上するAthlon64 FX62とおそらく5万円以下のレンジのCPUと比較してINTELの方が30%以上高速です。
これを受けまして秋葉原では昨日あたりからCPUの大暴落が始まっております。
INTEL、AMDとも50%offは当たり前という大盤振る舞い。
デュアルコアにこだわらなければ来週あたりから会時かもしれません。
Athlon 64 3500+が1万2千円切ってますので。
Pentium4も今週末は1万円切るらしいです。
http://www.watch.impress.co.jp/akiba/hotline/20060722/p_cpu.html
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2006/0724/amd2.htm