【342】香港のインドネシア人

| コメント(0)

当地の邦字紙「じゃかるた新聞」に「香港のインドネシア人」という記事が載っていました。3回の続き物だったのですが、香港で暮らしているインドネシア人のメードさん(インドネシア語でPembantu)たちに焦点を当てた記事でした。

昨年11月に香港に行った際も、確かにインドネシア人っぽい人とすれ違ったり、インドネシア語らしき言葉を耳にすることがしばしばありました。町中の電話屋さんでも、インドネシアに格安でかけられることを売り文句にしたプリペイドカードが売られていたし。そこそこいるのかな、と思ったら、現在約11万人のインドネシア人がおり、その99%が女性とのこと。やはりPembantuとして出稼ぎに来る人がほとんどなんでしょうね。そして週末には他国からの出稼ぎの人たちと同様、ビクトリアパークに集まるのだとか。

前述の電話屋さんのように、彼女達を相手にしたお店もあるようです。コーズウェイベイにもインドネシアの雑貨や食品を売る店が何店かあり、その中のひとつ、インドネシア大使館の近くにある「ワルン・チャンドラ」(印尼美食館)は30年の歴史があるとのこと。今度香港を訪れた際は行ってみようかな(笑)。

気になるお給料はというと、一律、現地の最低賃金である3400香港ドルとのこと。4百万ルピアくらいか、こりゃ良い稼ぎですね。ちなみにこちらのメードさんは40〜50万ルピア前後で雇われることがほとんど。4百万ルピアと言えば、こちらでは、ちょっとした会社のマネージャークラスの月給です。

香港ではフィリピン人のメードさんが多いようですが、記事の中には、フィリピン人とインドネシア人の比較についての行もありました。それに対する筆者の意見を少々・・・。

・フィリピン人と比べて、インドネシア人は広東語を覚えようとする。
→でもやっぱり英語は出来ないんだよね。どうせ一から覚えるなら広東語、となるわな。ちなみにインドネシアでは通常、雇い主の方がインドネシア語を覚えちゃうので、メードさんは外国語を覚えなくても何とかなる(爆)。

・フィリピン人は頼まれたことしかやらないが、インドネシア人は気が利いて、頼まれたこと以外も積極的にしようとする。
→人による。それは良いインドネシア人を雇っただけと思う。ただ、日本人ほどではないにしろ「インドネシア人は気が利く」というところは幾分当たっているかも。

まぁ人による、ってことですかね。次に香港に行く時は、インドネシア語での会話にチャレンジしてみようかな(笑)。

コメントする

月別 アーカイブ

OpenID対応しています OpenIDについて
Powered by Movable Type 7.7.1

この記事について

このページは、もりもりが2006年12月 8日 18:20に書いた記事です。

ひとつ前の記事は「【341】VAIOその後」です。

次の記事は「【343】UAマイル倍付けキャンペーンの盲点」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。