先日ジャカルタに赴任した某警備会社の駐在員(6歳ほど年上)と、飲みながらいろいろと話していたのですが、音楽の趣味がかなり近いことが判明しました。彼がアリスの偉大さについて熱く語る姿に、筆者も共感しました(笑)。そこから話は歌手への楽曲提供の話になり、山口百恵や松田聖子はしっかりしたアーティストが曲を提供してるよね、という話に。松田聖子は呉田軽穂の曲が多いですよね、というところから、ユーミンの話に。
その彼からCDを貸してもらいました。1996年にユーミンが荒井由美の名前で開催したコンサート「Yumi Arai The Concert with old Friends」のライブ版アルバムです。これを聞いて感じたのが、音の厚さというか、演奏の重厚さ。それもそのはず、錚々たるメンバーが参加しています。林立夫、鈴木茂ってティンパンアレーですよ・・・、すごい・・・。更に「あの日に帰りたい」のコーラスが面白いなぁと思っていたら山本潤子だったり。「中央フリーウェイ」のバックのパーカッションが面白いなぁと思っていたら、これはもしかして斉藤ノブが叩いているのか?うーん、とにかく豪華。
あと特筆すべきはユーミン自ら歌う「まちぶせ」です。迫力が違います。ちょっと恐ろしいくらい・・・(爆)。
改めて荒井由美時代の曲を聞いてみて、やはり「中央フリーウェイ」は良い曲だなと実感してしまいます。詩なんて、まぁおしゃれというか、時代の最先端というか。オープンカーで走っているとは直接的に書かれていないのに、「愛してるって 言っても聞こえない 風が強くて」という歌詞を聴きながら「おいおい、オープンカーかよ!」みたいな突っ込みを入れたくなってしまいます(笑)。1980年頃に既にオープンカーに乗っているところが、さすが松任谷正隆ですね。そもそも単なる「中央自動車道」なんですけど、「この道は まるで滑走路 夜空へ続く」と書かれてしまうと「中央フリーウェイ」でも許せてしまう・・・。競馬場とビール工場は出てきても、日野バス停は決して出てこないんですよね(出ないって ^^;)。小仏トンネルも出ないし(ちょっと行き過ぎ)。
ちなみにこの曲、「飛んでイスタンブール」「モンテカルロで乾杯」で有名な庄野真代にも提供されていたはずです。音源はまだ聞いたことが無いのですが。
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