【733】TOSHIBA MK3256GSYで低速病?

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先日からHDDイメージをコピーしたり、交換したりしていたのはこの件の対応のためでした。お客さんが最近インドネシアで購入したばかりの小型ラップトップ(HP ProBook 5220m、WindowsXPにダウングレード済み)の動きが遅いとのことで、筆者に預けてもらっていました。このモデルはi3搭載の新機種ですので、ハードウェアに不足があるはずはありません。最初疑ったのはSSDのプチフリーズでしたが、お客さんのモデルは320GB HDD(TOSHIBA MK3256GSY)を搭載していたので、どうやら違うようです。ちなみに日本のサイトを見ると、日本では80GB(SSD)/250GB/500GBの選択のようで、320GBという選択肢は無いみたいです。

実際に触ってみたところ、通常時はそれほど問題ないのですが、IMEを使用して日本語を入れる時に特に処理がもたつくことがわかりました。まずIME自体の不具合を考えましたが(MS-IME2007は処理がもたつく有名な不具合がありましたから)お客さんはOffice2003を使用しているので関係ありませんでした。念のためにデフラグもかけてみましたが変化なし。IME-2010をダウンロードしてアップグレードしてみましたが、これも変化なし。

仕方ないので再インストールしてみることに。元のTOSHIBA HDDを取り出して、手元にあった250GB HDD(WD2500BEVT)を取り付けて再インストール。このラップトップは裏蓋をネジ無しで取り外せる構造になっているので、メモリ交換だけなら工具一切なしで可能です。HDDの交換はさすがにネジが必要でしたが、メンテナンスがしやすくて良いですね。

WindowsXPをクリーンインストールしてみると、全く問題なく、IMEもサクサク動きます。これで大丈夫と思って、Acronis TrueImageでイメージを作成し、元のTOSHIBAのHDDにイメージをコピーして起動すると、なんと症状が再発・・・。お客さんには事情を説明すると、250GBあれば十分ということで、少し容量の少ないWD2500BEVTと交換して対応完了となりました。

それにしてもあのモタッとした動き・・・、検証不足なのでHDD自体の問題とは言い切れませんが、以前WD10EARSで経験した「低速病」と似ている感じがします。あるいはWindowsXPとの相性が悪いとか?Googleで調べると日本ではあまり販売されていないようで、日本語のページはほとんど見つかりませんでした。英語のページにも不具合っぽい記述は無さそうです。でも一度経験してしまった以上、このTOSHIBA MK3256GSYをシステムドライブとして使うのは少々不安なので、WD10EARSの時と同様に外付けHDDとして今後使用するつもりです。

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このページは、もりもりが2011年4月 2日 13:49に書いた記事です。

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