【54】酒好きなんです・・・

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筆者は日本酒が好きです。もちろん美味い日本酒を飲むのが好きなんですが(不味い日本酒を飲みたいって人はいないと思うので当然ではありますが ^^;)ただ美味けりゃいいってわけではないのです。ポイントは「買いやすさ」要は「安さ」なのです。

例えば飲み屋で一杯1500円取る純米大吟醸があったとしましょう。これが美味いのは当然ですし、不味かったとしたらそりゃ暴動ものです。ところが、例えばその半額、一杯800円の純米吟醸がそこそこ美味かったとしたら・・・そっちを飲めばいいじゃん!ということなのです、筆者が言いたいことは。

このポイントはワインにおいても同じです。もちろん一本数千円のワインは美味いし、それを否定するつもりもありません。その素敵なワインを選んでくれるソムリエさんとの会話や、お店の雰囲気等もありますから一概に値段だけで決められないことも確かです。実際に筆者も素敵なお店のソムリエさんから素敵なワインを出していただき、素敵な相手と一緒にグラスを傾け、楽しんだ経験もあります。「酒の味の過半数は、その場の雰囲気と相手で決まる」というのは筆者が酔っ払うといつも言う台詞なのですが(苦笑)。ただ、例えばボトル一本が1200円でも自分の舌に合うワインを見つけ出すことが出来たとしたら・・・、それこそ、もう至福としか言いようがないと思います。

筆者の実家の近くには多くの造酒屋があります。特に気に入っているのは瀧自慢と若戎。若戎の「義左衛門」なんて、4合瓶で1200円くらいの酒ですが、これが美味い。地元のお店でもよく置いてありますが東京ではあまり見ませんね。地元に帰ると必ず買って帰ってくる酒です。黒ラベルに金色の草書体が素敵です。瀧自慢は都内の店でも時々見かけます、やっぱり嬉しいもんですよね。

筆者は旅行が好きですが、国内を旅行する際には、なるべく地元の酒を買って帰るようにしています。そしてなるべく安い酒を買うようにしています。安くて美味い酒が飲める場所こそ、本当の酒所だと筆者は考えています。先日は福井に旅行して、寿喜娘(すきむすめ)酒造の「越前蛍火」という酒を買って帰りました。純米酒ですが甘口で味の濃い印象がありました。値段は1500円位だったと思います。甘口が好きな方にはたまらない酒だと思います。サザエやタイの刺身も最高に美味かったのですが、加えて思わぬ掘り出しものの日本酒に当たったようで。これだから日本人はやめられません。

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このページは、もりもりが2002年8月 7日 00:13に書いた記事です。

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