筆者は現在、インドネシアに住んでいます。インドネシア語というのは、一部例外もありますが、ほぼローマ字発音に近いので、日本人にとっても覚えやすく、習得しやすい言語だと思います。もちろん日本人以外にとっても習得しやすい言語であるようで「世界で一番易しい外国語」と言われているそうです。
さて、言語と言えば、こないだから何度かこのブログのネタにもなっている英語(米語およびQueen'sの総称?)ですが、今日もふと思ったことがあるので書き留めておくことにします。
先程、夕食を食べながらスティングのライブDVDを見ていて、ふと気づきました。「Englishman in New York」という歌がありまして、スティングがそれを歌っていたんですが、その発音は「いんぐりっしゅまん、いん、ぬーよーく」って感じでした。Queen's派の筆者としては、おいおい!と思うわけです。New Castle生まれのスティングが、そんな発音しちゃダメだぞーと(笑)。ちゃんと"New"は「ニュー」と発音して欲しいなぁと思ったわけです。
ただ、ちょっと待てよと。New Yorkはアメリカの地名です。おそらくNew Yorkに住んでいる人々は、自分の町のことを米語的に「ヌーヨーク」と発音しているんだと思うんですね。New York出身の人に"Where are you from?"と聞いたら、「ふろむ、ぬーよーく」と答えるんじゃないかと。だから、スティングのその歌い方も、それはそれで正しいんだろうと思うに至ったわけです。
でも、もしスティング本人に"Where are you from?"と聞いたとしたら、彼には「ヌーキャッソー」とは答えずに、是非「ニューカッソー」と答えて欲しいなとか(爆)、そんなことも考えておりました。
筆者が中学生の時に使っていた帝国書院の地図帳には、カタカナ表記で「ニューカッスル」と書かれていました。中学生当時は特に何も思いませんでしたが、後から考えると帝国書院は正しい発音に近いカタカナ表記を使っていたわけですね(^^;)。そうすると、アメリカ北東部の都市のカタカナ表記も、もしかしたら「ヌーヨーク」と表記した方がより正確なのではないかなと思うわけです。
今度、日本語で表記する機会があったら「ヌーヨーク」って書いてみようかな?(^-^;)
自信ないんですけど、
ニューキャッスル周辺って、
そこそこ方言がつよくないですか?
移民の歴史を考えると
アメリカ英語(アメリカ訛り?)は
アイルランドから移民してきたスコットランド人(ややこしい(笑))の影響を強く受けているので
スコットランド近くの北イングランド・ニューキャッスルで育ったスティングが
アメリカ英語に似た発音をするのは納得ですけどね。
(たぶん、彼はRをつよく発音すると思う。
どっかでインタビューを聞くことがあれば注意して聞いてみたいと思いますけど。)
なるほど。そうすると「にゅーかっそー」という発音は地元の発音ではないのか。ロンドン(というか標準語?)の発音なのかな。奥が深いな、方言ネタ。
ちなみにインドネシアではRをドイツ語みたいに巻き舌するんです。ついでに語尾の子音は落としがち。だから元の英単語と全然違って聞こえちゃうことも。こちらでゴルフを始めた時、キャディーさんに「すこるかる?」と言われて全然理解できなかったのですが「Score Card」のことでした(苦笑)。