筆者がこうしてblogを書いているサーバはRedHatで動いています。お恥ずかしい話、最近のLinux事情に疎くて、うちの技術者(断食明けで何か食べながら音楽を聴いていた ^^;)にちょろっと聞いてみました。最近は新しいディストリビューションがいろいろ出ているようですね。とりあえずFedoraとUbuntuのCDROMをもらいました。FedoraがRedHatの流れを引き継いでいるというのはさすがに知ってましたが、Ubuntuとか聞いたことも無かった(Debian系と言われて、おおDevianなら知ってるぞと少しほっとしましたが)。
とりあえずRedHat系で、ということでFedoraでも使ってみようかと思いまして。最新はCore4とのこと。日本にいたときは遊び用のボロマシンが何台かあったので、CUIオンリーなら何とでもできる環境だったのですが、今は手元にそういう遊び用のマシンがありません。そこで会社のロッカーの奥に眠っていたノートパソコンに何とか入れられないかなと、無謀なことを考え始めました。1996年製のNEC Versaです。日本には無かったVersaブランドですが(当時はまだPC-98とか売り続けてましたからねぇ・・・)インドネシアにはあったのです。筆者は当時、98ノートを欲しいとは全然思いませんでしたが(苦笑)、Versaは結構面白いかもと思っていて「なんでNECはとっとと日本でDOS/Vノート(Versa)を売り出さないんだろう」と思っていたものです。ああ懐かしい。
それはさておき、この約10年前のパソコン、486/75Mhz、RAM 16MB、HDD 540MBという寂しいスペック。さすがに動かないかもしれないなぁと思いながらも、とりあえずチャレンジだけはしてみようかなと。前出の技術者曰く「Core4ではCDROMブートしかサポートされていない」とのこと。このVersaにはCDROMドライブは付いてません。しかし、おそらく同じこと(何とかしてFDからブートしたい!)を考える人は絶対いるだろうなと思ってGoogleで探したところ、こちらのページにたどり着きました。そしてFedora Core Floppy Installerなるものがあると判明。早速ダウンロード。
winrarで解凍するとimgファイルが6つ出来ました。FDが6枚必要ということだろうと理解し、適当にかき集める。rawrite.exeも適当に見つけてきて、さてFDに書き込み、と思ったら、どうもrawriteがうまく動かない。ちゃんとimgファイルを指定しているのですが、そんなファイル無いよと言われます。以前に良く似たエラーにぶつかった記憶があったので、その時と同じくファイル名を短く変更してみることに。
FC4-FloppyInstall-1.img → 1.img(シンプル ^_^;)
これでimgファイルを認識するようになりました。これで解決、と思ったら更に別のエラーが。今度は"Attempt to DMA across 64K boundary"などとおっしゃる。DMAなんて単語を久々に見ました・・・。こんなエラーは見たことがないので、再びGoogleで探してみたところミラクルリナックスのページに全く同じ事例が載っていました。"command"と"cmd"の違いなんですと。Win2000以降は確かにコマンドプロンプトにも2種類ありますが、"command"と"cmd"の違いなんて意識したことないもんな。ともあれ「ファイル名を指定して実行」から"cmd"ではなく"command"を実行すれば、rawriteがFDに書き込みを始めました。
6枚のFDが出来上がったところで、何だか満足してしまいました(苦笑)。ここでFD入れてブートなんかし始めると、またいろいろとハマるのは目に見えてるから(爆)、残りはまた時間のあるときに。ということで本日は終了。
おー!古いマシンの活用は、Linuxの真骨頂ですね。インストールの続き、期待してます。
最近は、インストーラー(anaconda)がなかなか重たいので、メモリーが少ないと厳しいです。48MBを積んだiDX4/100機で、導入途中にメモリー不足と言われて涙した覚えが……。
もしかすると、同一規格のメモリー余ってるやも知れないので、モデル名教えていただければ、我が家の在庫を調査してみますよん。
# ThinkPad 230Csとか転がってるぐらいなので…。