【251】バリのテロ、続報

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一夜明けて、いろいろと情報が出てくるようになりました。昨日のこの時点では、ローカルテレビ局の報道を見ながらだったのですが、今日になって日本のメディアも報道を始めています。今日付の日経新聞にも3面に渡って記事が載っていますし、朝日新聞、毎日新聞などのウェブサイトにも記事が出ています。現時点では22名死亡、120名負傷とのことです。

ヌサドゥアでも爆発があったのでは、という情報はどうやら間違いだったようです。ちなみに今年5月にバリを訪れた際、筆者はヌサドゥアのGrand Hyatt Hotelに宿泊していました。そして先月訪れた際には、今回爆発があったクタのレストランのすぐ近くのHard Rock Hotelに宿泊していました。

朝日のこちら記事では、ジャカルタ在住の日本人が週末に訪れていたバリで被害にあったことが書かれています。筆者はこの方が勤務されている旅行代理店を利用したこともあり、ご本人にもお会いしたことがあります・・・。狭いジャカルタの日本人社会ですので・・・。身近に被害に遭われた方がいたというのはやはりショックです。

毎日のこちらの記事には、日本人負傷者が「近くのルマ・サキット病院に転送され」という件がありますが・・・、なんか表現が変です。インドネシア語で「病院」のことを「ルマ・サキット(rumah sakit)」というのですけど(苦笑)。そのルマ・サキットの名前が知りたいの!と思ったのは筆者だけではないはず。

コメント(3)

ルマ・サキット病院…。チゲ鍋と一緒ですね(^^;。

何はともあれ、無事で何よりです、本当に。

BBCでも
イギリス人がまきこまれたことと、
イスラム系テロには敏感なこともあり
結構取り上げられてました。

明らかに観光客を狙ったテロながら
巻き込まれたのがほとんどインドネシア人
というのは皮肉な話・・・。

テロリストが外国人観光客を狙う理由の一つは、世界に自分たちの力をアピールすること。外国人を傷つけると同時に、観光客が集まる場所のイメージを傷つけることも、テロリストにとっては重要な戦略でしょう。テロとかゲリラというのは、元々正攻法では戦わないわけですから。騒がれてなんぼのもの、とでも言いましょうか。そいういう点ではバリはテロリストにとっては「効率が良い場所」なんでしょう。

昨年9月に起こったジャカルタのオーストラリア大使館(筆者の自宅から400m -_-;)での爆破でも、オーストラリア人や外国人は一人も死んでおらず、自爆の実行犯を含めてインドネシア人だけが多数死んでいるわけです。通常の人間であればこの矛盾にすぐ気づくはずなのですがね・・・。

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このページは、もりもりが2005年10月 2日 21:40に書いた記事です。

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