インドネシアは8/17(金)の独立記念日から3連休でした。今日から営業再開なのですが、旅行の疲れも若干引きずっていて、どうも頭が回りません(これはいつもの月曜日も同じなのですが)。こういう時は、とりあえずオフィスを飛び出して客先周りをしてしまうのが一番、ということで昼前から出歩いて、先ほど戻ってきました。渋滞に巻き込まれたりして余計にぐったりしちゃいまして(爆)、ちょっと失礼して先週からたまった新聞を読んだりしております。
8月16日付けの日経新聞の1面トップが目に止まりました。「リチウム電池 新安全基準」とあります。最近携帯電話やパソコン用のバッテリーが回収される騒ぎが相次いでいますので、多分このことだろうとは思ったのですが、それと同時に「でも問題になってるのはリチウムイオン電池のことで、リチウム電池じゃないよな」と思いました。
電気系に詳しい方にはご理解いただけると思いますが、リチウム電池とリチウムイオン電池は全く別物です。リチウム電池は普通の乾電池と同様、充電できない一次電池です。それに対してリチウムイオン電池は充電可能な二次電池です。「リチウムイオン」を「リチウム」と省略しているということなのだと思いますが、正確性に欠ける表現ではないかと思います。実際はどうなのかと思い、「リチウム電池」で検索をかけたところ、出てくるページは「リチウムイオン電池」に関係するところばかり。事実上、この2つの言葉は混同して使用されているようです。個人的には塩化ナトリウムと金属ナトリウムくらい違うと思うのですが・・・。
前述の日経新聞の場合は、見出しの文字数の関係もあって、このような表現になったのかもしれません。実際本文を読めば、ちゃんと「リチウムイオン電池」と書かれていますので、勘違いすることはないと思いますが、やっぱりしっくりこないですね。
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