【436】ペンタックスK100D Superにしました

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何年間悩んだのでしょうか・・・、ようやくデジタル一眼レフを手に入れました!!高校時代からAE-1 Program→EOS650とキャノン一筋だった筆者ですが、表題通り、今回はペンタックスに浮気をしてみました。あくまで浮気でして、今後元鞘に戻る可能性は十分あるのですが(あるいは二股になる可能性も ^-^;)。

悩めば悩むほど選択肢が広がって、収拾がつかなくなったので今回は半ば「えいやー」で選びました。初めてデジタル一眼レフを手にするにあたって、どの程度銀塩と違うのか(具体的には前に使っていた銀塩AF一眼のEOS650と比べて)自分自身で実感することが、まず大切だと考えています。ある意味で実験的な購入というわけです。つまり、いずれは上位機種、他社機種への乗り換えも想定していますが、もしかしたら「これで十分やん!」となって落ち着いてしまう可能性も十分ありますが。

そんなわけで、筆者は下記2つの条件で、えいやーと絞り込んでしまいました。

<本体に手ぶれ補正機能を内蔵していること>
これはデジタルカメラならではの機能です。メカ好きな筆者としては、それだけで非常に興味をそそられます。是非一度使ってみたいと思いました。レンズに手ぶれ補正を内蔵している場合(Canon、Nikonのレンズなど)もありますが、これは銀塩の時代から既にありましたので、筆者にとっては目新しい機能ではありません。手ぶれ補正に頼るつもりはありませんが、保険としては非常に心強い機能だと思います。この時点でCanon、Nikonが落ちました。

<軽いこと>
筆者が前に使っていたEOS650は本体の重さが660gでした。ある程度の重さと大きさがあった方が良い、という考え方は理解できますが(筆者もEOS650のホールド感は好きだった)、移動の際の負担を考えると、やはり軽い方が良いかなとも思っています。一度軽い一眼を使ってみたい、という希望もありました。EOS650よりも軽い物を選ぼうとすると、所謂中級〜上級機種が全て落ちました。

上記2つの条件を満たして生き残ったのはペンタックスK100D Superと、フォーサーズのオリンパスE-510だけ。2機種だけというのはちょっと意外(残念)でしたが、とりあえず2機種について更に検討してみました。

<撮像素子と解像度>
K100D Superは23.5*15.7=406.55平方ミリの面積で610万画素。
E-510は17.3*13=224.9平方ミリの面積で1000万画素。

ペンタックスに比べて、オリンパスは0.55倍の面積で、1.64倍の解像度を実現しています。つまり単位面積当たりの解像度は約3倍。ペンタックスの610万画素は結構余裕がある造りなのかなと。もちろん素子自体が違いますし(ペンタックスがCCD、オリンパスがLiveMOS)、更に言えばペンタックスが使っている610万画素のCCDはハッキリ言って古い物ですので、単純比較は出来ませんが。

やはりK100D Superの弱点として、一番指摘されやすいのは解像度の低さだと思います。ただ610万画素あれば、通常の用途では全く問題ないでしょう。後からトリミングすることを考えると、少しでも余裕があった方が良いという考え方もありますけどね。まぁ、そこまでこだわる人は35mmフルサイズのデジタル一眼が安くなるのを待つか、あるいは銀塩で撮ればいいんじゃないかと思いますが(^^;)。

<交換レンズ>
ズームリングの回転方向は非常に重要。カメラ側から見て、時計回りにズームリングを回した時に、焦点距離が長くなる(倍率が上がる、望遠になる)タイプと、短くなる(倍率が下がる、広角になる)タイプがあります。キャノン、ミノルタ(現ソニー)、オリンパスが前者、ニコン、ペンタックスが後者です。前述の通りキャノンに慣れている筆者がペンタックスを使うと、回転方向が逆になってしまうのです。特に動いている被写体を撮る場合、無意識のうちに手が動く、という感覚で写真を撮ることもあります。体に染みついている、体が覚えているという点で、このリングの回転方向は結構重要な問題なのです。

じゃあオリンパスにすれば問題ないのかというと、今度はフォーサーズ対応のレンズの種類が、ペンタックスに比べてかなり少ないという現実もあります。結局カメラをペンタックスにしても、レンズはシグマを使えばいいや、ということで片付けました(笑)。シグマやタムロンなどが出している互換レンズは、リングの回転方向をカメラメーカーの純正レンズに合わせている場合もありますが、最近のシグマのレンズはキャノンと同方向となっているみたいなので筆者にとっては好都合ですね。

<価格>
ボディのみの価格で比較すると、K100D Superが5万円台、E-510が7万円台で、約2万円の差があります。この価格差に加えて、現在ペンタックスがキャッシュバックキャンペーンをやっていて、更に7000円のキャッシュバックが受けられる模様。これが最後の一押しになりました(笑)。やっぱり安い方が良いですよね。

そんなわけでようやく手にしたK100D Super、初舞台は来月行われる妹の結婚式の予定です。

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このページは、もりもりが2007年10月26日 22:39に書いた記事です。

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