先日うちの会社のスタッフが「MSオフィスを自宅のデスクトップと、普段持ち歩くノートの両方にインストールして使っている」という話をしていました。おいおい、それはライセンス違反だろ、アクティベーションで弾かれなかった?と聞いてみたら「MSオフィスは2台までインストールできるよ」とのこと。いくらインドネシアでもそれはないだろうと思って調べてみたら、なんと、うちのスタッフの言うとおり。インドネシアに限らず、MSオフィス製品は主に使うPCに加えて、移動用のPCにもインストールすることが許されている(つまり2台使える)とのこと。長年IT業界に身をおきながら、知りませんでした!恥ずかしい!
ただしこれが許されるのは箱入りで売っているパッケージ版ライセンスの場合。プレインストール版の場合は、そのPC1台でしか利用できず、他のPCにライセンスを移動することも許されていません。
それにしてもライセンスって本当にややこしいですよね。インストール時に詳細文書が表示されますが、ほとんど読んでませんしね・・・。似たような例で先日お客さんから相談を受けたのは、日本に一時帰国した際にPowerpoint2007を買おうとしたところ、量販店では通常版でなくアップグレード版を薦められて、それを買って帰ってきたとのこと。後で気づいたが本当にアップグレード版で大丈夫なの?という質問だったのですが、こちらのチャートにあるとおり、旧バージョンのPowerpointに限らず、その他の対象製品を持っていればアップグレード版を使用することができます。このお客さんの場合、Office2003PersonalがプレインストールされたPCを使っていたので、アップグレード版の対象になります。アップグレードの考え方が拡大されたということですね。
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