【626】井上陽水のいい加減さに感激

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ちょっと前の話になりますが、NHKで井上陽水の特番を4夜連続でやっていました。たまたま初日に目にして面白くて、翌日からは飲み会も入れずに(ちょっと体が疲れていた時だったので、丁度良かったのですが)家に帰って毎晩これを見てました。4日連続で見て、思ったのは「かなり適当」な人だなと(爆)。いや、それが彼のキャラクターだし、我々も彼に堅苦しいことは期待していませんから、良いんですけどね。

番組の中で、ロバート・キャンベルが「少年時代」の歌い出しの歌詞について「夏が過ぎ風あざみ、とあるが、アザミは春の花じゃないか?」と指摘していたのには笑いましたが(^^;)。ちなみにアザミには種類があるようで、春〜初夏にかけて咲くもの、晩夏〜初秋にかけて咲くものの両方があるみたいです

まぁ彼の歌詞の不条理さについては以前から各所で指摘されています。代表的なのは「部屋のドアは金属のメタル」とか「川沿いリバーサイド」とか。しかし、そもそも本人が「適当」なんですから、分析すること自体、無意味なことかもしれません(爆)。陽水の歌詞に多くを求めてはいけません。

しかし考えてみれば、1970年代頃から今日まで、ずっとコンスタントに活動を続けて、かつ、セールス的にも大きく成功している歌手って、ほとんどいませんよね。サザンくらいかな。そういう点では、彼の「適当」さが幸いして、日本の時代の流れに上手く乗ることが出来たということなんでしょう。

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このページは、もりもりが2009年9月 5日 23:12に書いた記事です。

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