【636】星を表示するフリーソフト「Stella Theater」

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当たり前ですが、インドネシアで見える夜空は、日本のそれとは違います。例えば、さそり座は日本では南の空に見えますが、こちらではもっと高い位置に見えます。逆に北斗七星は北の空低く見えますし、北極星は見えません。ジャカルタでは夜空を見る機会はありませんが、バンドゥンやバリに行くと夜空がキレイに見えます。先月バリに行った時にも、日本から来てくれた友達と一緒にジンバランの海岸で飛行機の離着陸&星空を見ながらシーフードを食べました。初めてバリに来た某W氏は「女子連れて来てぇ〜」と叫んでましたが、残念ながら男3人でした・・・(超爆)。ちなみにウブドとか、山の中に行けばもっとキレイなんですけどね。

昔は星座の観測をする時には、よく星座盤っていうのを使いました。丸い部分に星座が書かれていて、方角、季節、時刻などを設定(丸い部分が回転するようになっていて、それを合わせる)すると、現在の空の状態が再現されるというもの。恒星だけでなく惑星の表示にも対応したものや、発光塗料で印刷されていて暗闇でも見える物など、いろいろバリエーションがありました。

で、これのPC版もあるだろう、と思って調べてみたらフリーから売り物まで、PC上で星を表示するソフトはかなりの種類があるようです。とりあえずフリーで試してみたいなと思って何種類か試しましたが、一番使い勝手が良かったのは「Stella Theater Lite」です。日本国内だけでなく、地球上のあらゆる観測地の空を再現でき(筆者にとってはこれが重要)、それを緯度経度で指定することも出来ますし、マウスで地球儀を回して選択することも出来ます。また星空をマウスでドラッグすると、ぐるっと回すことができたり(凝視しすぎると気持ち悪くなるかも ^^;)、Hキーを押すと1時間ずつ、Mキーを押すと1ヶ月ずつ進めることが出来るなど(Shiftを押しながらで逆戻りする)操作性も良く考えられてます。この「Stella Theater Lite」はフリーウェアですが、上位版の「Stella Theater Pro」になると表示される星の数も増え、彗星にも対応するなど機能が拡張。なかなか面白そうですねー。これをプロジェクターで天井に映せば、疑似プラネタリウム体験ができるかな?

余談ですが、初めて起動した時にデフォルトの観測地が「伊賀(三重)」となっていました。「あれ?筆者のロケーションが何故分かったんだ?」「いやいや、でも今はインドネシアだし・・・、これってどのパラメータから引っ張って来たんだろう??」などと一瞬ビックリしたのですが、開発元が三重県伊賀市の会社だと知って更にビックリ(爆)。ますます応援したくなってしまいました。

コメント(2)

昔、バリのド田舎に行ったときに、天の川がはっきりと見えて感動したのを覚えてます。
そのとき、確かに「横に女子欲しー」と思いましたね・・・。

>Q-chanさん
やっぱポイントは女子ですなぁ(違うって)。

ちなみに伊賀上野でも、ちょっと山の中に入ると満天の星空でっせ。

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このページは、もりもりが2009年10月 5日 21:23に書いた記事です。

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