筆者は古くはEPSON98の時代から純正品より互換品贔屓の傾向が強いのですが、カメラのレンズに関しても同じで、現在使っているペンタックスK100D Superにもシグマのレンズを付けています。これは単なる互換品贔屓というだけではなく、以前書いたとおりズームリングの回転方向の問題などもあってシグマにたどり着いたのですが。互換レンズは一般的に純正品より安く、ユーザーに選択肢を与えてくれますよね。
現在手持ちのレンズ2本はいずれもシグマで、普段用が17-70mm F2.8-4.5 DC Macro、望遠を使いたいときは28-300mm F3.5-6.3 DG MACRO。我ながら丁度良い組み合わせだと思っています。本当はここに軽量のパンケーキレンズが1本欲しいところなんですけどね。
さてその普段用の17-70mmですが、OS(手振れ補正)とHSM(超音波モーター)を備えた新モデルが発表されていました。本体内に手振れ補正を備えていないキャノンやニコンのユーザーにとっては朗報ではないでしょうか。ただ記事を読んでみると、細かく見ると逆にスペックダウンになっている部分もあるようです。
<良くなった>
・HSM(超音波モーター)を搭載してAF速度の向上と静粛性を実現
・望遠側のF値: F4.5→F4.0に改善
<悪くなった>
最短撮影距離: 20cm→22cm
最大撮影倍率: 1:2.3→1:2.7
重さ: 455g→535g
<どちらとも言えない>
絞り機構: 絞り羽根→円形絞りになった
個人的な感想を言えば、HSMは確かに使ってみたい!望遠側がF4.0になったのも良いんですが、実際の画にどれほど変化があるかは分からないですね。それよりも80gも重くなっちゃったところが個人的にはかなりのマイナス。OS機構を内蔵したから仕方ないんだと思いますが、ペンタックスやαのユーザーにはあまり関係ないですからね。455gでも結構重かったのに、更に2割ほど重くなるなんて個人的にはちょっと・・・って感じです。
ただ、キャノンあたりのユーザーには魅力的な選択肢かもしれませんね。ペンタックスやαのユーザーはOSは要りませんから、値崩れするのを待って前モデルを買う、ってのが一番お得かも(笑)。
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