【694】富士通FMV-BIBLO NB18D/Fのドライバ探し

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この手のエントリは基本的に筆者の備忘録なのですが、同様の現象で困っている方が検索エンジン経由で辿り着く場合もあるので、なるべく詳しく書き残すようにしています。ちなみにVAIOで苦戦したこのページには今でも結構多くのアクセスが来てます。ほんとVAIOは困りますね・・・。

さて今回のターゲットは富士通FMV-BIBLO NB18D/Fというモデル。某警備会社の先輩のマシンですが、動作が重くて困っているということで拝見したところ確かにめちゃめちゃ遅い(苦笑)。調べてみたらメモリが256MB、そりゃ重いに決まってます・・・。512MB追加して768MBにすればかなり改善するはず。このモデルはオンボード256MBで、空きスロット×1つがキーボードの下にある模様。キーボードを外すためには、キーボード上部のプラスティックのカバー(電源ボタンがついてるやつ)を外す必要があります。通常このカバーってマイナスのドライバーでこじ開けることが多いのですが、このモデルはそれをやっちゃダメです(筆者もやりそうになりました ^^;)。正しいやり方は、カバーを左方向に押してずらす。こうするとポロッと取れます。

メモリスロットにDDR SODIMMを挿してみたのですが認識しません。別のメモリを挿してもやっぱり認識せず。これは本体側の故障か・・・とも思ったのですが、メモリの相性問題は良くあること、もう一度別のメモリ(ハイニックスのチップが載ってました)に変えて試してみたら、ちゃんと認識しました。ちなみに認識しなかった2種類のメモリを別の東芝製ノートに挿してみたら、ちゃんと認識しましたので、単なる相性問題だったようです。

さてメモリを追加したにもかかわらず、相変わらず非常に重い状態。特に変なウィルスに感染してる感じでも無いのですが、念のために全スキャンをかけてみることに。するとスキャンが途中で引っかかって、それ以上進まず、耳を澄ますとHDDがカコン、カコンと変な音を立てています。どうやらHDDに問題があったようです。ということでメモリ追加だけでなくHDD交換もすることになりました。

リカバリディスクがあるはずもなく、例によってOEM版のWindowsXPのメディアからインストールします。SP2のメディアでしたが、LANカードを自動認識してくれたので少し楽になりました。デバイスマネージャーで?が付いているのは4つ。モデム、ディスプレイ、カードリーダーまでは分かったのですが、あと一つが分かりません。取り敢えず分かるところからドライバを当てることに。富士通はSONYに比べれば親切で、こちらのページからディスプレイ、モデム、カードリーダー、タッチパッド等々のドライバを落としてくることが出来ました。

しかしやはり一つだけ?が残っています。例によってベンダーコードから当たりをつけることに。「ACPI\FUJ02B1」で検索すると、こちらのサイトがヒットしました海外モデルのLifeBook S7211のドライバが流用できそうだという貴重な情報です。そこで富士通の海外サイトから「ACPI Device Driver (FUJ02B1)」をダウンロードしてインストールすると?マークが消えました!

他にも流用できそうなものがあったので、「Fujitsu Power Saving Utility」と「Fujitsu HotKey Utility」をダウンロード。HotKey Utilityは言語が英語、繁体字、簡体字しか選べませんでしたが、英語版をインストール。表示は英語ですが、Fnキー+F*キーで音量調整や輝度調整等々が出来るようになりました。バイナリエディタでファイルをいじれば表示もいじれそうな気がしますが、さすがにそこまではね・・・。

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このページは、もりもりが2010年7月 6日 23:30に書いた記事です。

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