【704】JCBカードが使えないのは何故?

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手元のルピアが不足気味&円高なので、最近は円建てのJCB Viaggioを使いまくることにしています。このカード、実質年会費無料で、海外利用分は5倍のポイントがもらえる(2.5%還元)ので、海外利用専用カードとして使用しています。なおこのカード、あまりの好条件に耐えられなくなったのか新規申し込み受付は既に終了しているのが残念です。

ただしJCBであるがゆえ(苦笑)VISA、Masterに比べて使えるお店が少ないのです。それでも日本人が良く行く店であれば、おおよそ3〜4割くらいの確率で加盟店になっています。それはそれで良いのですが、問題は加盟店であってもJCBカードが通らない場合が結構あるということです。

例えば先日行ったPASARAYAというジャカルタでは有名なショッピングセンターの場合。ここは土産物フロアもあるので、日本から来たお客さんを良く連れて行くところです。JCBの加盟店にもなっているのですが、フロアやレジによってJCBカードが使える場合と、使えない場合があるのです。

流れとしてはこんな感じ。

・JCBカードを出すと見慣れないカードに店員が戸惑うことが多い(笑)
→とりあえず他カード同様に手続きを進めてもらう

・IC付きカードなのでCATに差し込むがエラー?になってPIN入力まで至らない
JCBのページにはインドネシアでもPIN入力を求められることがあると書いてあるから、対応してるはずですがね。
→同じくIC付きの楽天プレミアムカードを使った時は、ちゃんとPIN入力出来たので、CATが壊れているわけではなさそう。

・通常この時点で「使えません」となるが、気の利く店員だとICを使わず磁気をスワイプしてくれる。
→ここでOKとなればサインをして終了。
→しかし磁気をスワイプしてもダメな場合もある。

レジによってはCATが複数台設置されている場合もあり、CATによってはJCBに対応しておらず、それを店員が認識していないのかもしれません。ちなみに筆者がPASARAYAで観察したところ、BCAの青色のCATには「VISA、Master、JCB」のマークが小さく付いていましたので、少なくとも使えるはずなのですが・・・。カルフールや、日本人向けスーパーのPAPAYAでも同じBCAのCATを使ってJCB決済したことがありますので、少なくとも端末は対応できるはずです。

そんなわけで、とりあえずJCBにご相談のお電話を差し上げようかなと(クレーマーではありません ^-^;)。こういう場合、まずイッシュアーに問い合わせるのが正しいルートのようです。なので筆者の場合、正確には「さくらカード株式会社」にご相談することになります。アクワイヤラーとしてのJCBに連絡した方が早いような気もするのですが、カード会員に対する業務はイッシュアーが受け持つというのが基本ですからね。

今回JCBのサイト内を巡ってみたのですが、海外でカードを使ったときに適用されるレート(直近の基準レート)が公開されていました。基準レートというのは中値(TTM)と思って差し支えないでしょう。ここに1.6%が海外での利用にかかる手数料として付加され、会員に請求されることになります。

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このページは、もりもりが2010年8月29日 23:31に書いた記事です。

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