【813】ANAスーパーフライヤーズカードの比較

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今年11月にジャカルタに遊びに来てくれる予定の友人から連絡があり、クレジットカード入会の相談をしたいとのこと。筆者も日本を離れて約10年だというのに、今でも日本の友人からこの手の質問メールが時々届きます。進む道を間違ったかな・・・、でもクレジットカードコンサルタントだけでは食っていけないでしょうしね(笑)。

さてその友人は飛行機ヲタの医療系従事者でして(と書くと分かる人には分かってしまうが ^^;)、先日晴れて「ANAプラチナサービス」のステイタスを得たとのこと。このステイタスがあると「ANAスーパーフライヤーズカード」を作ることが可能になり、しかもこのカードを持ち続ける限り「ANAプラチナサービス」=「スターアライアンスゴールド」のステイタスを維持することができます。通常、この手の航空会社のステイタスは有効期限が定められているので、維持するためには毎年飛行機に乗り続けなくてはなりませんが、このカードに入会すればその必要もなくなるわけです。その代わりに、カードの年会費が高めに設定されており、カードの年会費がステイタス維持料を含んでいる、と考えたほうがいいのかもしれません。

ANAのサイトに各カードの比較表がありましたので、それを元にして独自の比較表を作成してみました。ベージュの色がついているところが他カードに比べて有利と判断した点です。また前提条件として、友人は現在、銀行系のVISAとMasterを1枚ずつ持っており、年間の決済額は日本国内での利用がメインで100万円程度とのこと。

まずAMEXのダイナースは、年会費が割高すぎるので、特別な理由がない限り選択肢から外して良いでしょう。そしてステイタス維持のために今後も毎年年会費を払い続けることを考えると、一番年会費が安い「ANAスーパーフライヤーズカード」が無難でしょうか。VISA、Master、JCBから選べますが、その中でマイル移行手数料が一番安いJCB(10マイルコース2100円)を第一候補として提示。

ちょっと金払っても良いから珍しいカードを持ちたいってことなら「ANA JCB スーパーフライヤーズカード プレミアム」(年会費73,500円)、または「ANA VISA プラチナ スーパーフライヤーズ プレミアムカード」(年会費84,000円)が選択肢に上がります。年間100万円の決済があるとして、JCBなら1000円10マイル換算=1万マイルゲット、に対して、VISAは1000円15マイル換算=1万5千マイルゲットとなります。年会費を1万円余計に払っても、VISAの方が5000マイル多くゲットできるわけで、1マイル=2円計算で考えると悪くはないです。年間100万円以上の決済が見込めるなら、1000円15マイル換算の「ANA VISA プラチナ スーパーフライヤーズ プレミアムカード」がよりおすすめ。といううことで第二候補として提示。

以上の内容を友人に提示したところ、結局第一候補の「ANAスーパーフライヤーズカードJCB」に落ち着いた模様。やはり医療系従事者とはいえ、維持費(年会費)は重要な判断基準ですよねぇ。11月にジャカルタに遊びに来る時には、カードを見せてもらえそうです。

コメント(2)

このカードとJAL JGCカードは、大きく、ステータス維持用、陸マイルを稼ぐ、の2つの用途があります。
後者を選ぶのなら年会費すらあんまり気にする必要はなくって、自分の使いそうなサービスの充実度、加算率で選ぶのがおすすめです。(使い倒して下さい。)
前者なら、維持費をどこまで抑えられるか、家族分なども含めて考えます。家族カード会員も概ねステータス保持者扱いされるので、同伴者扱いできる人数も増やせます。

毎度コメントありがとうございます。
家族カード会員も概ねステータス保持者扱いされるというのは注目点ですね!でもまぁやっぱり維持費の差がありすぎてノーマルの「ANAスーパーフライヤーズカード」になっちゃいそうだなぁ。

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このページは、もりもりが2013年9月28日 00:37に書いた記事です。

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