先日からDVD関連でいろいろと研究しているのですが、デジタルビデオからDVDへの焼き付けが出来るのであれば、逆にDVDのデータをリッピング(吸い出し)することも出来るのかなと思ったら、やっぱりありました。このDVDShrinkというソフトはフリーで、日本語化もされています。音楽CDをリッピングしてMP3プレーヤーに入れたり、自分がドライブの時に聞くためのお気に入りCDなどを作る、といったことは今までもやっていたのですが、同じことがDVDでも出来るということですね。
字幕や特典映像を削ったり、圧縮率を変えることで、複数枚分の内容を1枚のDVDに納めることも可能とのこと。確かに日本語以外の字幕は要らないし、普通のテレビで見るだけなら画質を少々落としても問題なかったりするでしょうから、いろいろ応用がききそうです。
筆者が使っているのはNECのDVD±RW対応4倍速ドライブですが、音楽CDのリッピングに比べると結構時間がかかりますね(当たり前ですが)。リッピングしたデータを加工(圧縮率を変える、など)する場合はCPU速度が早い方が良いのですが、とりあえずうちの環境でも何とかなってますので、まぁいいかなと。
こんにちは。
僕もDVDShrink使ってますよ。
このソフトのいいところは1枚のDVD-Rに収まるように素材の圧縮がコンテンツごとに行えること、DVDからのリッピングと圧縮を同時に行ってくれるので作業時間が短縮できることです。
ですがDVDShrinkはあまり画質はよくないと言われていますので元々1枚のDVD-Rに収まるのでしたらDVD Decrypterという定番ソフトを使われたほうがいいですよ。
こちらの方が画質がよくリッピング時間も短いです。
どちらのソフトを使ってもそうなのですが、素材がDVD-ROM化されている場合、DVDドライブの速度が自動的に2倍速に固定されてしまう場合があります。
DVDの視聴には当然等倍速があれば十分なので騒音防止のためにこのような仕様になっているドライブが多いです。
付属のソフトで解除できるドライブはそれで外す、若しくはアングラ系のサイトで改造したファームをぶち込むことによってこの制限を外せます。
おそらく一番時間がかかる原因は上記のドライブの制限なのでお試しください。
なおDVDのリッピングですが僕の経験からもPentium4の2.26→3GHzにしてもさほど変わりませんでした。
Pentium系の方が(SEE3を使うので)得意な分野であることは事実なのですが、それよりも使用するソフトの出来がものを言うようです。
ですが両ソフトとも無料ですし、市販のソフトと比べて性能が劣るわけではありませんのでどちらもお勧めです。
先程の説明でわかりづらかったと思いますが、DVDが2倍速で固定になるのは読み込みのときです。
ほとんどのDVDドライブは16倍速の読み込みに対応していますがこれが無条件に2倍速に固定されてしまいます。
なので素材の読み込みだけで30分以上かかってしまうなんてことがおきてしまうのです。